Xデー当日

ラブホ帰りの旦那

 

帰って来た時点で両家の車が停まってるので

何か察したのだろう…「ただいま」と小さな声で本日の主役登場

 

「どこ行ってたの?」

 

「……」

 

「ここ座って」

 

「……」

 

「どこ行ってたの?!」

 

「…」

 

「ラブホテル行ってたんでしょ。全部知ってるんだから」と母!!

 

一番のトドメのセリフを母に言われた!笑

 

さて、状況を把握した旦那…

バケツをひっくり返したような汗がダラダラダラダラ…

人間、こんな汗が出るんだなってことを初めて知りました。

 

「さとうひろこさん、あなたの不倫相手で間違いないね?」と言うと

「え……」と絶句する旦那

 

そりゃーーーーーそうでしょう。

旦那の携帯には「伊藤ひろ」と偽名で登録してある。

携帯の中身も、毎日それはそれはキレイにリセットしてあった。

どうして浮気してることを知っているのか、

どうしてこの名前にたどり着けたのか、

全て理解できなかっただろう

 

「全部わかってたから」

 

「全部知ってたから」

 

と言うと

 

「…ごめん、遊びのつもりだった」とひとこと。

 

認めた

 

「私には遊びには見えなかったけどね?」

 

「子供達の笑顔、思い出してみ

パパのこと大好きな子供達の笑顔、思い出してみ

こんな父親でかわいそうに」と言うと

 

泣きだしました

 

するとここで思いもしなかった出来事が!!!

 

「息子は何も悪くありません」と義母

 

え?え?

 

「こんな風に責めたてて、こんなにも汗流して…一方的でかわいそうに

浮気したのにも原因がある、浮気したのは〇〇さんのせいだ」

 

我が家に来てからずっと黙ってた義母が旦那の登場と同時に私を責めてきた。

 

私なら…

私が義母の立場なら…

まーその場で息子殴るだろうな。そんで土下座して謝るだろうな。

嫁の両親までいる前で、浮気息子のフォローかい…あきれた

 

「こうなる前に何で相談してくれなかったの!」って怒り口調の義母

それに対して私の母が

「40過ぎてる立派な大人ですよ?そんなんだから…!!!」って

 

義母VS実母滝汗

 

そしてその場を丸く収めたのが父

 

「娘を大事にしてくれるって言ってくれたじゃないか。

一生、守って幸せにしてくれるって約束したじゃないか。

これが、君にとって大事にするってことなのか

これが、幸せにするってことなのか

これが、家長のすることなのか」

 

とそれはそれは穏やかな口調で責めてくれました。

 

そして、私は離婚したいと思ってると伝えました。

離婚が成立するまで、顔も見たくない、同じ空気吸うのも苦痛と、

一緒に生活できないので今日から別居したいとも伝えました。

 

 

すると携帯を取り出し、浮気相手の女に電話しだした旦那。

 

 

「今、目の前に嫁さんが居て。嫁さんの両親もいて。

そう言うことだから。

今日であなたとの不倫関係を終わりにします。」と言った

 

静かな部屋、相手の声も電話越しに聞こえ

「わかりました」って言っていたのが聞こえました。

 

その後、話し合いは3時間ほど続きました。

何でそんな時間がかかったのか

 

離婚届にサインしてくれなかったから

 

なかなか書いてくれず、みんな疲れてきてる中

「今日は諦めたらどうだ」の父の言葉に

「書いてくれるまで待つ」と頑固な私

「離婚だけは勘弁してくれ」と小さくなる旦那

「サッサと書いちゃいなさい」と義母

 

そのやり取りに永遠3時間!!ゲッソリ

 

最終的には父が

「書いてくれた離婚届は私(父)が責任もって預かる。

勝手に出すことはしないと約束する」と提案

 

それを聞いた旦那が

震える手で署名捺印してくれました

 

そして私は、その場で結婚指輪を外し返しました。

 

「結婚指輪を外すってことは、そーゆーことなんですね」って

また義母に嫌味を言われ

 

「この指輪を外させるようなことをしたのは誰のせいだ」って

その苛立ちを全て旦那にぶつけると…

 

「そう、反抗的になるな。

これから2人で話し合いを重ねて時間をかけて考えていけばいい」と父に言われ…

 

長い長いXデーが終わりました。

 

もう少し、続きます→