ビューティフルレイン、見た。

というか、放送当時も全話見たんだけど

まぁ改めて。


若年性アルツハイマー病にかかってしまった父親

その娘、親子の日々の物語。

本来こういう絶対的に泣くよね、てドラマは苦手で

病気ものとか悲劇ものとか避けるんだけど

悦ちゃん出てるから見たようなもんで。

なんだけど…ええドラマやな…(´;ω;`)

こういう系のお話でこんなにボンヤリ終わるのって

あんまりないんじゃないかなぁ…

当時も「えっ、これで終わるんだ?」てなった気がする。

起承転結の転のまま終わった感じ。

アカネが本格的に介護の勉強を始めた件は

描いてない、結、を想像させるけど

哀しい話嫌いな私にはこれくらいの

漂わせ具合で丁度よかった。


「このドラマは毎回同じ展開だ」という意見を見たけど

確かにそうで、でもそれがよかったと思う。

忘れて、傷ついて、少し強くなって、また明日へ。

きっとそれがリアルな日常なんじゃないかと思った。

(アツルハイマー病について詳しいわけではないので

見当違いだったらすみません)

最終回で自販機の使い方忘れてしまったり

メモ帳がないともう動くこともできなくなった父ちゃんを

笑顔で支える美雨が健気すぎて、ドラマとわかりつつも

最後の2話は泣いてしまったよ。。


改めて見ると脇役が豪華だよねー

名脇役の方たちばかり。

あと若いけど三浦翔平もすごーくよかった。

工場のみんなのシーン好き。


芦田愛菜ちゃんのお芝居をこれで初めて見たんだけど

子供らしくて可愛らしくて自然な演技で

一話目にして「売れっこ子役」への色眼鏡を外させた

そんな記憶がある。

実際こんなしっかりした8歳がいるのか、と美雨を見て

思ったりはしたけど。


超売れっ子でキラキラ輝いてる愛菜ちゃんの横で

負けない存在感で立っていた悦ちゃんは

やっぱりすごいなと思った。

人によっては愛菜ちゃんにくわれてたんじゃないかと

思うんだけど、これはファンの欲目?(笑)

話のテーマはかなり重いのに沈みすぎることが

なかったのは、コミカルなシーンが挟まれたのもあるけど

悦ちゃんのお芝居加減も大きかった気がする。

哀しさが全面に出てる台詞でも

その表情や声色使いに情けなさを滲ませることで

少しソフトにしていたというか…これも欲目?

まあ私はそう感じたということでw


基本的にずっと胸が痛くて、最初のカミングアウト

する前のあたりとか見ててかなり辛かったんだけど…

やっぱりいいドラマでした。




以下、真面目じゃない感想。


カボチャでご飯食べるのは無理だーー

カボチャコロッケでも無理だーーー


悦氏の衣装がすべてにおいてよかったね

タンクトップからの肩、二の腕、背中、腰のラインが

最高でございました…

一張羅のピンクチェックシャツ+ジーンズ+草履の

なんてかっこかわいいことか。

あと普段着のスウェットも好きだった…

写真館と回想でのスーツ姿もよかったな~

でもあの記念写真、親子写真っていうか

恋人同士っていうか夫婦みたいだ(笑)

美雨の描く父ちゃんの絵が、脚長めに

描いてるように見えてフフフ。と笑ったり。

添い寝シーンは毎回羨ましかった…

添い寝して欲しいし掠れた囁き声でお話して欲しいし

広い背中にしがみついて眠りたいぃ…!!(欲望全開)


やっぱ私パパの顔してる豊川さん好きだなー(^ω^)