こんにちは!
NANA美容外科です
本日は
ファン・ドンヨン院長のブログから
抜粋した内容をお届けします
NANA美容外科ファン・ドンヨン代表院長
垂れてしまった胸の整形について
~私の胸は垂れている?~
胸が垂れてしまったというお悩みで
当院に来院される方が
多くいらっしゃいます。
本当に垂れているのか?
もしそうなら
どうすれば綺麗になれるか?について
お話ししてみたいと思います。
垂れた胸の自己診断方法
垂れた胸の特徴は
「乳頭の位置変化」です。
Ⅰ度(軽度)
Ⅱ度(中度)
Ⅲ度(重度)
に分かれます。
Ⅰ度(軽度):
乳頭の位置が下がっているのが
アンダーバストから1cm以内まで
シリコンバッグ豊胸などにより
たるみの改善が可能です。
Ⅱ度(中度):
乳頭の位置が下がっているのが
アンダーバストから
1~3cm以内まで
Ⅲ度(重度):
乳頭の位置が下がっているのが
アンダーバストから
3cm以上
Ⅱ度、Ⅲ度の場合
シリコンバッグ豊胸と挙上術を並行したり
することでたるみを改善できます。
このように乳頭が本来あるべき位置より
何cm下がっているかを測定して
診断を下す場合が多いです。
胸が垂れているか自己診断してみよう
垂れていない胸の場合は
鎖骨を基点にきれいに正三角形が描かれ、
垂れた胸の場合は
上の図のように
三角形の長さが長くなるでしょう。
自己診断をする場合は
鏡の前に立って
鎖骨の中心と乳頭をつなぐ三角形を
描いてみてください。
その三角形が正三角形なのか
長くなっているのか
チェックすればいいです。
しかし、例えば背が高い方の場合は
二等辺三角形のように
両辺が少し長くなっても大丈夫です。
背が低い方の場合は
両辺が短くなっても大丈夫なので、
正確なことは来院して
ご自分の体型に合った診断を
受けるのがいいでしょう。
乳頭の位置は下がっていないけど
胸が垂れて見える?
また、
「乳頭の位置は下がっていないのに
胸が垂れて見える」と
来院される方もいらっしゃいます。
乳頭は正常な位置にあっても
胸にボリュームがないため
垂れて見えることがあります。
つまり胸の上部に
ボリュームがないため
垂れ下がった胸に見えるのです。
乳頭の高さは上の方に位置していますが
胸全体の組織が下に下がっている状態
=仮性乳房下垂です。
出産、妊娠、老化によって
胸上部のボリュームが減少し、
下部のボリュームだけ維持されるため
上部がへこんだ感じになります。
それで胸が垂れたように見えるのです。
この場合は
シリコンバッグ豊胸で
へこんだ胸を改善します。
ボリュームの減少が原因なので、
乳頭の位置を調整するのではなく
シリコンバッグで胸上部のボリュームを
アップさせます。
もし乳首の位置が下がっているなら
上部のへこみと乳頭位置の移動も伴っている場合が
多いので、乳首の位置を上げることと
シリコンバッグ挿入を共に行うことが多いです。
<筋肉の上にシリコンバッグ>
筋膜下法:薄くて丈夫な筋膜のみを
切開して筋膜と筋肉の間にポケットを作り
シリコンバッグを挿入する手術法です。
回復が早く、筋肉の動きに沿って
無理なく軽い動きができます。
<筋肉の下にシリコンバッグ>
二重平面と呼ばれる手術法であり、
シリコンバッグの上は
筋肉で覆われており
下段は乳房組織が包んでいる形です。
デュアルプレーンプラス法:
従来のデュアルプレーン方法を補完し
当院で開発された手術法で、
前鋸筋の筋膜で
さらにシリコンバッグを包み込み
リプリング(シリコンバッグの折れ現象)を減らし
形や感触が自然で柔らかいという
特長があります。
垂れた胸切開の種類
乳頭の位置を
どれくらい上げなければならないか、
どれだけ垂れているかによって
手術方法が変わります。
①垂れ具合が最も軽い場合
乳輪の上に半月切開して
乳輪の位置を上に2cmほど
上げることができます。
胸組織の一部を取り除き
引っ張って上げることができます。
③乳頭の垂れ具合が中重度の場合
乳輪を切開し、垂直に4~5cm程度
垂直切開法で
望むだけ乳頭の位置を
現状復帰させることができます。
垂れ下がった胸なら
乳輪と垂直線以外に
下線まで切開する逆T字切開法により
たるんだ乳腺組織と脂肪、
皮膚を切開して
たるんだ胸を上げる挙上効果が
期待できます。
垂れた胸の整形をしてもまた垂れますか?
手術後にまた垂れる可能性があるのか
よく聞かれるんですが、
その可能性はあります。
すべての手術が
たるみを予防してくれるわけではありません。
時間が経つと手術直後よりは
垂れてしまうことがあります。
しかし単に乳輪を切除して
上に上げる手術ではなく、
中にある胸の組織まで
しっかり固定するので
たるみの速度は遅くなります。
その後の弛みを見越して
その分を追加で切除すれば
予防にはなるかもしれませんが、
しばらくの間は
過度に矯正された状態で
過ごさなければならないため、
時間が経って垂れた分だけ
戻すことを目標にして
手術するのが一般的です。
垂れ下がった胸でお悩みでしたら
ご来院いただき
詳細な胸の状態、
胸組織(乳腺、脂肪)など弛みの程度、
胸郭の大きさ、非対称を確認し
ご自分に適した改善方法を
確認していただくことを
おすすめします。
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