丁寧な触診と熱いけれど効くお灸をする鍼灸師奈々
〜クラシカルホメオパシーとシュタイナー教育哲学も学んでいるよ〜
チョコチョコお風呂でゲド戦記を読んでいます
ただいまゲド戦記Ⅳ
ゲド戦記Ⅱに出ていたテナーが再び登場していて感激
からの
大魔法使いのオジオンがなくなってしまう
テナーがオジオンの遺品を整理しているシーンがあるのですが
遺品を整理するってそう言うことだよなぁぁっと思ったので
抜粋します
テナーは、また、欠けた茶碗類を幾つかと穴のあいた鍋も処分したが、扱いは丁寧だった。ひびの入った皿をゴミ捨て場に持って行く時などは頬ずりしたほどだった。この皿が年老いた大魔法使いのこの一年の体の不調をよく物語ってくれたからである。オジオンは贅沢を嫌って、貧しい農夫のような質素な暮らしをしていたが、目がよく見え、体力のある時だったらけっしてひびのの入った皿をそのまま使うような人でもなかった。こうした皿や鍋に、テナーはオジオンがどんなに弱っていたかを見てとって胸を痛め、そばにいて世話をしてあげられたらよかったのに、と思った。
「そうしたかったのに。」テナーは心の中でオジオンに言ったが、オジオンは何も言わなかった。彼は誰の世話になろうとしなかった。「ほかにやるべきことがあるんじゃないのかい?」そうオジオンなら言ったのではないか。
省略
遺品の整理ってきっとそう言うことで
遺品がその人を物語っていて
その中でもう何も言わなくなってしまったその人が
こう言うんじゃないかな?
って思ったりするんだろう
本を読むことで
そのようなことが考えられる
自分だったら・・・・
自分はどうあるのかな・・・
そんなあり方もあるんだな・・・・
そんな風に考えるのもありだな・・・
本は私じゃない生き方を教えてくれて
私に影響を及ぼすすごいものだ
読書をしよう
読書をする暇がないなら
朗読を聞こう
You tubeで読んでくれているものもある
最近寝る前は
「星の王子様」の朗読を聞いている
これまた面白い
ためになる
本を買いたくなっている
ずっと残っている文学は
本当に色々ためになる
生きることに役立つ哲学でもある