このブログは
海外で『治療法がない』
と言われた難病の人たちが
病気を受け入れず
最終的に
難病をリバースさせた治療法
を紹介しています
アメリカで学んだALSをリバース
するほどの難病の治し方
ブログ
自然療法で難病を細胞レベルから
修正していく治療法
閲覧注意
他人様の裸を見たくない方は
この先、ご遠慮ください。
今回は『つぶやきブログ』です。
アルコール
カフェイン
ニコチン！
３年前
主治医にALSではないかと疑われてから
私は最悪の事態を想定し
『気持ちの整理』と言う名の
『身辺整理』を旦那にお願いしました。
その『身辺整理』とは
症状が進行したため
持って読むことができなくなった
膨大な本の処理と
寝たきり生活になったために
必要なくなった洋服の処理です。
思い立ったらすぐ行動する性格なので
旦那が私の本と洋服を
処理しないのであれば
「自分が這ってでも処理する」
と泣いて、躊躇していた旦那を
説き伏せ、処理してもらいました。
でもその時に
どうしても捨てられなかったのが
このTシャツです。
『アルコール、カフェイン、ニコチン』
ロゴ Tシャツ
やはり日本語で読んでも
ちょっと引きますよね。
『自然療法の信者』である
今の私のイメージからは
ほど遠いかもしれませんが
ロゴに賛同できなくとも
このTシャツは
２０年も着古したおかげで
布地が柔らかくなり
とても心地よく
思い出がいっぱいの
唯一のTシャツです。
いつまでも
『よそ者』の私たち
ところで以前のブログで
私の住む所は
かなり個性の強いアメリカ人が集まり
中でもヒッピー系、ヒップスター系が
多いところだと紹介しました。
この街に引っ越してきてから
すでに１３年が経ちますが
私たち夫婦はこの街にとって
『よそ者でしかない』という意識が
ずっと私たちにつきまとっていました。
私たちをそう思わせられる理由は
私たちの中身が個性的であっても
外見が全く個性的ではないからです！
例えばですが
ローカルの彼らに比べて
旦那や私が着る服は
H&M
GAP
ADIDAS
Levi's
OLD NAVY
American Eagle
などのモールに行けば
全て購入できるブランドの服であり
古着屋や個人経営の小さな店で
洋服を購入していません。
髪の毛もこれといったスタイルはなく
ピンクや青に染めたことがありません。
旦那は髭を伸ばしたこともありません。
ピアスもイヤリングもしていないし
履いている靴も
トレンドやオシャレな靴から
ほど遠いものです。
ちなみに乗っている愛車も
凝ったデコレーションをしてないし
窓も壊れていないので
サランラップでの修理もしていないし
フツーのプリウスに乗っています。
つまり
彼らと真逆のことを
私たちはしているのです。
でも
彼らの仲間に（なりたくても）なれない
という最大の理由は
私たちにタトゥーがないこと
だと密かに思っています。
街を歩くと
ほぼ全員がタトゥーをしています。
（私にはそう見える）
ホームレスまでタトゥーをしているため
タトゥーをしていない人は
子供と犬と私たち夫婦だけではないか
と思う時がよくあります。
そして夏になると
必然的に肌の露出度が高まるため
この街は
タトゥーの見せびらかし大会となります。
ですから
タトゥーをしていない私は
夏になると
更に肩身が狭くなり
タンクトップやTシャツを着ることが
少し億劫になります。
とにかく
若い人からお年寄りまで
彫られているタトゥーは
凝ったデザインのものから
妙な日本語のタトゥーなど
色とりどりあります。
ちなみにお年寄りが掘られている
年季の入ったタトゥーは
色褪せているか、皮膚が皺くちゃなため
元が何のタトゥーだったのか
想像がつかないものもあり
長い歴史を感じさせられます。
更に、どこの店に入るにしても
タトゥーが入場チケットのようなもので
それをチラつかせるだけで
カフェのバリスタや
スーパーのレジの人の対応が
一段とフレンドリーになることを
私は知っています。
でも、でも、でも、
健康に戻りつつ
昔のように色々な場所に
出没できるようになった最近の私は
まだ洋服を買っていないため
冒頭で紹介したTシャツを
ユニフォームとして
毎日着るようになりました。
そうしたら驚くことに
少なくとも１日２人のストレンジャーに
「あなたのTシャツいいわね！」
「クールTシャツ！」
「ハハハ！」
と、褒められるようになったのです。
きっと
メガネをかけたマジメそうな
ジャパニーズのおばさん（私）の顔と
Tシャツの過激ロゴの
そぐわなさが
受けているのだと思います。
じゃあ
これで私も旦那を残して
彼らの仲間入り？
かと、思えば
そうは問屋が卸しません。
これだけでは彼らと
『声を交わすレベル』のままなんです。
全裸で自転車を漕ぐ
ライダーたち
他人様の裸を見たくない方は
この先、ご遠慮ください。
『裸の付き合い』
と言う言葉があるように
彼らの一員として認めてもらうため
言葉通り
彼らと『裸の付き合い』をする選択が
私にはあったんです。
私の住む街には
『ネーキッド・バイク・ライド』
という大イベントが
毎夏あります。
地元、彼らの
『楽しいことは、とことん追求する』
の代名詞がこのイベントです。
毎夏、ここで開催される名物の
『ネーキッド・バイク・ライド』では
多い時で、約１万人の参加者が
全裸で自転車に乗って行進します。
『裸ライダー写真集』
ここから始まります。
銭湯に通い詰めなくても
３０年分くらいの他人様の裸を
一気にこの１日で見ることができます。
一応、ヘルメットと靴の着用は
奨励されていますが
As bare as you dare (お好みの裸度で)
のモットーの通り
どんな服装やコスチュームでも
咎められません。
全裸自転車（NAKED BIKE）の
（本当の）目的は
地球温暖化と異常気象の原因となる
石油燃料への抗議と
太っていようが痩せていようが
体に傷があろうがなかろうが
どんな人も綺麗でしょ！という
ボディ・ポジティヴィティ
（BODY POSITIVITY）ですが
私にはこれらの理由が
一番の目的じゃないような
気がしてなりません。
とにかく
このイベントも若い人だけではなく
中年もお年寄りも全裸になって
こぞって参加しています。
そんな全裸ライダーたちを
警察が逮捕するどころか
彼らが気持ちよく走りやすいように
全面協力します。
更に全裸ライダーたちは
住宅街も思いっきり全裸で
奇声を上げながら
スイスイ走り抜けます。
『えっ、子供たちはどうなってんの？！』
と思うかもしれませんが
あまりにも全てがオープンすぎて
誰も『裸』を意識していない
のではないでしょうか。
もしくは
意識していた方たちは
とうの昔にこの街から
引っ越しているかもしれません。
そんなすごい街に住んでいる私は
来年、もっと健康になったら
参加してみたいと
密かに心の中で思い始めました。
一度は諦めた人生なので
とことん彼らに便乗して
楽しむのも良いかなと思ったのです。
問題は、保守的で古風な考え方をする
旦那にまだ伝えていないことです。
おわり
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。