ラミDeNA、CS圏単独3位浮上!ソトが36号&決勝37号 | 浜のおじさん&週末はオリックス親父( ̄∀ ̄)のブログ
 (セ・リーグ、阪神3-4DeNA、22回戦、阪神15勝7敗、27日、甲子園)DeNAは27日、阪神22回戦(甲子園)に4-3で勝ち、3連勝で7月20日以来の単独3位に浮上した。五回に乙坂智外野手(24)のプレーで“不運な”ランニング本塁打を許して同点とされたが、乙坂の同点打、ネフタリ・ソト内野手(29)の今季8度目の1試合2本塁打などで逆転勝利。28日の4位・巨人との直接対決(東京ドーム)を前に、3年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出へ、また前進した。
 命運を分けるジャッジはDeNAに“凶”と出た。乙坂が両手を挙げて「何でだ」のポーズ。しかし、最近11試合で9勝2敗と勢いづくチームは力で全てを覆した。
 「ロペスとソトが、ああいう形で打ってくれた。きょうはラインアップを変えたが、すぐに結果が出てうれしい」
 采配がはまり、ラミレス監督は胸を張った。前日26日までは1-5番打者を固定して戦ってきたが、この日は3番だったソトを2番、5番だったロペスを3番に配置転換するなど「甲子園で一番機能する打順にした」と好調な中でも勝負手を打つ“ラミ流”を見せた。
 すると両助っ人が期待に応えた。まず三回、今季6戦6敗と最悪の相性だった相手先発・メッセンジャーから2者連続弾を放った。
 そんな幸先のいい展開で五回に“事件”は起きた。2-0の二死一塁。大山の左中間への強い打球に中堅・乙坂が体ごと突っ込み、スライディングキャッチを狙った。地面すれすれだったが、乙坂はノーバウンド捕球と確信。左手首をひねったこともあり、ホームに背を向けてうずくまった。
 ところが、杉永三塁塁審はワンバウンドしたと判断し、セーフのジェスチャーをしていたのだ。気付いたときには、既に大山はホームへ。リクエストによるリプレー検証でも判定は覆らず、珍しい形で同点ランニング本塁打が記録された。
 乙坂は「申し訳ない。自分は取ったと思ったけど、ジャッジを聞いて判断しないといけなかった」と猛省。それでも、七回に乙坂が自ら同点打を放ち、八回にソトが今月10本目で、リーグトップの筒香らに1本差と迫る37号ソロを右翼ポール際へ。“正真正銘の一発攻勢”で競り勝った。
 4連勝後の3連勝で一気に単独3位に立ったチームは、28日にCS出場権を争う巨人と戦う。「CSが懸かっている試合が続いている。活躍できる準備をするだけ」と」と猛省。それでも、七回に乙坂が自ら同点打を放ち、八回にソトが今月10本目で、リーグトップの筒香らに1本差と迫る37号ソロを右翼ポール際へ。“正真正銘の一発攻勢”で競り勝った。
 4連勝後の3連勝で一気に単独3位に立ったチームは、28日にCS出場権を争う巨人と戦う。「CSが懸かっている試合が続いている。活躍できる準備をするだけ」とソト。“珍プレー”で勢いを失いかけたが、今のベイはこの程度では止まらない。次は眼下のライバルをたたく。 (湯浅大)
約1カ月ぶり登板で六回途中3失点のDeNA・ウィーランド「自信を持って試合に入れた。今年は良くない投球が続いたが、納得のいく投球ができた」
三回に25号ソロのDeNA・ロペス「ストライクを待って、自分のスイングをすることだけを考えました」
乙坂のプレーについてDeNA・上田外野守備走塁コーチ「際どいプレーだから、審判員のジャッジを確認する必要があった」
データBOX 〔1〕DeNA・ロペスが今季25本塁打を放ち、チームで25本塁打以上が4人となった(筒香38、ソト37、宮崎27)。同一シーズンにチームで4人が25本以上をマークしたのは球団史上初(前身球団を含む)。2010年の巨人(ラミレス49、阿部慎之助44、小笠原道大34、坂本勇人31)以来8年ぶり。
 〔2〕ソトは後半戦(球宴明けの7月16日以降)だけで28本塁打、60打点。13年にプロ野球記録の60本塁打を放ったヤクルト・バレンティン(後半戦だけで28本塁打、60打点)と同じペースで量産している。