プロ野球セ・リーグの昨季新人王、中日の京田陽太内野手が29日、出身地である石川県能美市の観光大使に就任した。名産品に九谷焼があり、米大リーグ・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏の出身地ながら、市の知名度がいまひとつという井出敏朗市長から「活躍が最大のPR」と重圧をかけられた。
ナゴヤドームで行われた同日のDeNA戦を前に観光大使の肩書付きの名刺を受け取った京田。名刺は市内観光地優待券を兼ねるため、たくさん配るようお願いされた京田は「きょう出塁したら(DeNAの一塁手)ロペスに早速配ります」と意気込み十分だった。