今さら?と言われる方も多いと思いますが…
カラーユニバーサルデザイン(CUD)と言う言葉
をご存知でしょうか。
簡単に言うと
「どんな人にも伝わりやすい色づかいや配色」
のことです。
先日、各地で大雨による災害が心配されるという
ニュースを見ました。
5/19の某ニュース番組より。
テレビの画面を写したので粗くてすみません^^;
警戒レベルごとに、色分けされていることが
分かります。
これは内閣府が定めた画面・紙面上の配色です。
「ユニバーサルデザイン」と言う言葉は、今は
よく使われていますね。
似た言葉に「バリアフリー」があります。
同じ意味で使われることもある、この2つ。
実は少し内容が違うんです。
内閣府「避難情報に関するガイドライン」より抜粋
バリアフリーは主に障害のある方や高齢者を対象に
制度的、心理的に生活の支障になるものを取り除く
考え方。
一方、ユニバーサルデザインは年齢・性別・身体の
特徴などに関係なく全ての人が利用しやすい環境を
デザインする考え方です。
「全ての人」が対象になるかどうかがポイント。
つまりCUDは「色のユニバーサルデザイン」。
色の見え方は、みんな同じではありません。
色覚の特性により、赤と緑が同じ色(茶色)に
見える人や、空色と桜色のような淡い色同士の
区別が付きにくい人もいます。
(色覚の特性は他にもあります)
80代以上では100%発症すると言われる白内障は
色の識別が難しい場合が多いと言われています。
それらの特性に関わらず、どんな人にも伝わる
色の選び方が大切なんです。
プレゼン資料や広告物、看板、建物、服装…
それらに使われる、注意を促す色、美味しさを
伝える色、強調したい箇所に使う色…
全てのものに色は使われていて、意味を持ちます。
情報化そして超高齢化社会の今、CUDの必要性は
ますます高まっています。
では「どんな配色や色選びが良いのか」
肝心なところですが、それを語るとかなり長く
なるので、今日はこの辺で…笑
色の見え方はみんなが同じではない。
色には、それぞれ意味がある。
このことを知っておくだけでも、世の中の色を
見る目が変わります。
CUDが私たちにとって、もっと身近なものになる
ように…。
色づかいの楽しさ、大切さがもっと世の中に浸透
することを願って活動していきたいと思います♪
他にも色々読みやすい本が出版されています。
興味のある方は是非読んでいただきたいなぁと
思います。おうち時間や寝る前のお供に是非^_^