多様性を認めるという矛盾・・私と夫と夫の彼氏 第4話 | 七彩の羽根~エンタメときどき株日記

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第1~3話感想はこちら

 

 

妻・美咲のことは人として大切に思っている。

自分は同性愛者なので、恋愛的には愛せないけど、美咲を傷つけたくない。

だから自分の性嗜好は封印し、美咲に人生を捧げることにする!

 

そんな決断をした悠生でしたが、

周平に迫られると、フラフラとホテルに入っていっちゃうんですよね魂

恋愛とか性的なものって、理性だけで制御できない部分があると思うのです。

 

 

 

美咲のようなマジョリティーにとっては

自分が婚姻制度により守られる立場にあることは当たり前。

だから、悠生の苦しみに気がつきません。

 

美咲が「離婚しましょう」と言ってくれた方が

「美咲の幸せのために離婚する」シナリオが成り立ち、

悠生は救われるのです。

 

でも悠生が好きな美咲は、それは考えたくないハートブレイク

 

理性と欲望の板挟みになり、苦しんだ悠生は「消えてしまいたい」と思うようになります。

 

 

 

ここまでは、説明されれば理解できるんです。

 

が、複数を同時に愛するセクシャリティを持つ周平は、さらに深い悩みを抱えています。

1対1の恋愛ができない時点で、社会から受け入れられません。

 

自分が好きな美咲と悠生が苦しむ姿を見て、

「三人で死のう」

と提案しますえーん

 

死なないんでしょうけどね。。

 

 

 

そもそも、美咲を性愛の対象として見られない悠生と、

それを望む美咲が一緒に暮らしていくこと自体、無理があると思います泣

 

答えとしては、

「相手を変える」

というものになってくるんでしょうけど、

なかなかそれができないのが生き物としての辛いところ。

 

ハッピーエンドになりえない凝視