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大阪のご遺品整理・生前整理を行うナナフクです。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

大切な家族を亡くされた場合には、悲しみに暮れる暇もない位に次々にしなくてはならない事があります。

様々なタスクが頭に浮かんでくると思います。

深い悲しみや喪失感が襲ってくるのでなかなか冷静な判断をするのが難しくなります。

しかしながら、特に亡くなられた方のキーパーソンになる方、葬儀をする時の喪主になる方には事務的な決め事が一気にやってきます。

今回の記事では、家族が亡くなられた後にすべき流れを「ご臨終」から「四十九日」までの内容に絞ってお伝えします。

後悔がないように、しっかりと知っておきましょう。

死亡診断書を発行してもらう

 

ご臨終となられましたら、真っ先に必要な事は「死亡診断書の発行」になります。

死亡診断書の発行は社会的、法的、医療的に重要な役割を果たしています。

特に法的な手続きには欠かせないものになります。

遺産相続や保険金の請求、銀行口座の解約などの法的手続きに不可欠です。

正式な死亡診断書を発行することで、身元不明の死体や不審死に関連する違法行為を抑止することが出来ます。

なお、死亡診断書は様々な手続きで使用する場合がありますので原本は手元で保管して数枚のコピーを用意されることおススメ致します。

亡くなられた場所によって流れが変わってきます。

病院で亡くなられた場合

病院で死亡が発生した場合、担当医師が死亡を確認し、死因を含めて死亡診断書を作成します。

死因が明確で、違法行為や不審な点がない限り、診断書は比較的迅速に発行されます。

施設で亡くなられた場合

施設(老人ホーム、介護施設、ホスピスなど)で利用者が亡くなった場合、施設のスタッフまたは看護師が最初に死亡を確認します。

施設に常駐していない場合、医師が施設に呼ばれ、死亡を確認し、死亡診断書を作成します。

施設に常駐している医師がいる場合は、その医師が診断書を作成します。

死因が明らかであり、犯罪や不審な事情が関与していないと判断される場合、医師は死亡診断書を発行します。

この診断書には死亡日時と死因が記載されます。

 

施設での死亡が急激であったり、原因が不明な場合であったりすると、法的要件によっては検死が必要となることがあります。

この場合、死亡診断書の発行が遅れることがあります。

また、施設の種類や所在地によっても手続きに違いがあるため、具体的なプロセスは施設の方針や地域の法律に依存します。

自宅で亡くなられた場合

自宅での死亡が発生した場合、家族や同居人はまず医師を呼びます。

これは、死亡が自然なものかどうかを確認し、死因を特定するためです。

到着した医師は、死亡を確認し、死亡診断書を作成します。

死因が明確でない場合や、不審な状況がある場合は、警察が介入し、必要に応じて検死が行われます。

死因が自然死と特定されると、医師は正式な死亡診断書を発行します。

この診断書には、死亡日時、死因、その他の関連情報が記載されます。

自宅での死亡の場合、死因が不明や不審な状況下での死亡の場合は、警察の介入や検死が必要となることがあります。

そのため、死亡診断書の発行までに時間がかかることもあります。

家族や親族、宗教者への連絡

死亡診断書を発行してもらったら次にすることは「家族や親族への連絡」になります。

この時点では、通夜や葬儀内容についてはまだ決まっていないですが、近しい身内にはまずは亡くなった事実をすぐに知らせるのが望ましいです。

人によっては、すぐに故人に会いにやって来る場合もありますし、何か手伝いを頼むこともその時に出来ます。

故人の宗派に応じて、宗教者へに連絡も早く済ませておくとよいでしょう。

 

突然亡くなった場合には無理ですが、事前に準備ができる場合には、万が一の場合の連絡先や連絡方法を決めておくとスムーズにいきます。

親族に関しては、どこまでの範囲の人に知らせるのか決めておいたり、キーパーソンとなる人に万が一の場合の連絡係をお願いしておいたりしておくとスムーズに連絡が行き渡るでしょう。

連絡先がよく把握できない場合は、故人の最近の年賀状や住所録などを調べておくと連絡先を把握することが出来ます。

 

ご遺体の清拭と搬送

死亡診断書が発行された後、故人のご遺体を適切に扱います。

病院で人が亡くなると、看護師さんが「清拭(せいしき)」と言って、故人の体をアルコールなどできれいにしてくれます。

衛生的な側面からご遺体の処置と言う意味合いがあります。

この時に、男性ならば髭を剃ってあげたり、女性ならば生前の面影を偲んで化粧を施したりします。

また、必要に応じて適切な衣服を着せることも含まれます。

 

清拭が終わると、病院の場合には搬送手配をします。

病院で亡くなると、長くても半日までしかご遺体を安置できない場合が多いので、すぐに搬送先を決めなくてはなりません。

この場合、葬儀社や遺体搬送サービスに連絡して手配します。

亡くなられたご遺体を次にどちらに搬送するのかは、通夜や葬儀の場所、喪主や家族の意向が反映されます。

搬送先として、自宅や依頼する葬儀社の安置室を利用するのが一般的です。

火葬許可証を取得する

火葬許可書が必要な理由には、主に法律的な要件と公衆衛生の保護に関連しています。

まずは法的な確認として必要です。

死亡が自然な原因であるか、あるいは法的に調査が必要な特殊な状況下でないことを確認するために必要です。

これにより、不審な死や犯罪に関連する死の隠蔽を防ぐことができます。

また、火葬プロセスは、感染症やその他の健康上のリスクを拡散させる可能性があります。

火葬許可書は、適切な衛生条件と手順が守られることを保証する役割を果たします。

 

更には、遺族の権利の保護の為にも必要なものになります。

火葬許可書は、故人の身元を正式に確認し、適切な手続きが行われていることを保証するためにも重要です。

これにより、遺族の権利が尊重され、故人への敬意が保たれます。

死亡診断書を市役所に提出しなければ、火葬許可書は通常では発行されません。

火葬許可書が発行されてから、やっと火葬場の予約を取ることが出来ます。

葬儀の日にちや時間を決める時には、実はいち早く「死亡診断書を発行➡火葬許可書を取得する➡火葬の予約をする」の流れが急がれます。

遺族が市役所に行くのが困難な場合は、遺族の代わりに葬儀会社が請け負ってくれるケースが多くあります。

印鑑と死亡診断書さえ揃っていれば、すぐに担当者が手続き代行をしてくます。

エンディングノートの捜索と確認

その後には様々な葬儀に関する内容を決めていきますが、その前に是非とも行っておいてほしい内容があります。

それは故人が生前に何か書き記したものがないか探すことです。

最近では生前にエンディングノートを書く人も増えてきました。

 

エンディングノートには法的な効力は一切ありません。

しかし、そこには家族に残しておきたい想いやメッセージが書いてあったり、葬式へ参列してほしい友人のリストが載せてあったり、葬儀に対する考えが書いてあったりします。

エンディングノートには故人の個人的な希望を書き残せるメリットがあります。

しかし、エンディングノートは誰かに発見されなければ、意味をなしません。理想的なのは、エンディングノートの存在を生前に家族にきちんと知らせておくことです。

「万が一の事があった場合には、大事な事が書いてあります」

「ここに置いてあります」と伝えておくのが最もエンディングノートが有効に働く方法になります。

また、回りの家族も本人のエンディングノートの有無を生前に確認しておくことも推奨されます。

葬儀社を決める

ここまでの流れと同時進行して、葬儀の手続きを頼む葬儀社を決めておくことが急がれます。

早めに決まっていれば、火葬許可書の取得などを代行サービスしてくれるので、進行がスムーズにいきます。

先にエンディングノートを確認出来ていれば、そこに葬儀社についても書いてあるかも知れません。

まずはその確認をしておきましょう。

選ぶ基準は「誠実な対応をしてくれるか」

「料金プランが適切であるか」

「宗派や希望に合わせてこちらの希望通りの式を行ってくれるか」

「希望のオプション等があるのか」などが挙げられます。

しかし、大切な方を亡くして不安定な心境の中で冷静に判断して適切な葬儀社を選ぶのは困難なため、事前に家族が決めておくことが推奨されます。

事前に決めておく事にはメリットがあります。

事前に葬儀社を決めておくメリットについて

安心感と心の余裕

事前に葬儀社を選定しておくことで、万が一の時に慌てずに済みます。事前に準備しておくことで、心の平穏と準備の余裕が生まれます。

費用の把握と予算の計画

事前に葬儀社を選ぶことで、葬儀の費用を把握し、予算計画を立てることができます。

これにより、予期せぬ高額な費用に対処することが可能となります。

いくつかのパターンを想定して可能ならば3社くらいの見積もりを取り寄せておきましょう。

家族の考えの確認

事前に葬儀に関する家族間の意向を確認し、意見を合わせておくことができます。

これにより、葬儀の際の意思の不一致や混乱を避けることができます。

サービスの比較と選定

余裕を持って葬儀社を選ぶことで、さまざまなサービスを比較し、最適な葬儀プランを選択することができます。

精神的な負担の軽減

事前に葬儀の計画を立てておくことで、実際に訪れる喪失の際の精神的な負担をある程度軽減することができます。

また、時間的な余裕も生まれるので、故人とゆっくりと別れの時間を持つこともできます。

故人の想いを反映

故人が生前に葬儀に関する希望を伝える機会を持つことで、遺族は故人の意向に沿った葬儀を行うことができます。

葬儀の内容を細かく決める

葬儀社が決まったら、専属の担当者が1~2名つきます。

ここからは一気に決め事が多く発生してきますので、順を追って説明致します。

 通夜と葬儀の日程

まずここが決まらないと始まりません。

火葬許可書を取得する時に火葬の時間が決定します。

その時間に合わせて、逆算して葬儀の日時、通夜の日時が決定します。

 遺影を選ぶ

葬儀担当者が決まってすぐに求められるのが遺影です。

突然亡くなられた場合には、準備ができなくて慌てる場合があります。

遺影は故人の面影を参列者全員で偲ぶための大切な写真となります。

大きく加工する為に多少の時間がかかりますので、至急用意してくださいと言われる場合が多いです。

あまり古くなく、故人らしさが感じられる写真をアルバムや携帯の中に保存しているデータから至急選ぶ必要があります。

 葬儀の形式を決定

近年では様々な葬儀のスタイルがあります。

昔から多く行われてきた「一般葬」やコロナ感染以降一気に主流となりつつある「家族葬」にするのか?

あるいは通夜無しで告別式と火葬のみを行う「一日葬」にするのか?

火葬のみを行う「直葬」など親族の都合や故人の意向に合わせた様々な葬儀スタイルがあります。

葬儀のスタイルによって、葬儀の総金額も大きく変わってきますので、これに関してはしっかりと身内で話し合うことをおススメ致します。

 喪主の決定

家族や親戚や知人に亡くなったことを知らせる時に必ず聞かれるのは「喪主を誰が努めるのか?」になります。

早い段階で決めておくことが求められます。

 受付担当者の決定

受付担当者は信頼できる人物であるべきです。

葬儀は故人とその家族にとって重要なイベントなので、責任を持って対応できる人が望ましいです。

受付では名簿の管理や案内など、細かな作業が伴います。

細部に注意を払える人が求められます。

また、受付は葬儀の開始前から終了後までの長い時間を要することが多いため、その期間、時間を確保することが出来る人も望ましいです。

 

これらのポイントを踏まえて、家族や友人の中から適任者を選ぶか、もしくは葬儀社にプロのスタッフを依頼することも一つの選択肢です。

大切なのは、受付がスムーズに行われ、来場者が故人を穏やかに偲べる環境を整えることです。

 葬儀の細かい内容の決定

棺のデザイン、祭壇の大きさ、飾る花、追悼の言葉、音楽、写真やビデオの上映など、儀式の内容を決めます。

特に金額に大きく作用するのは、祭壇の大きさと飾る花の多さや種類です。

葬儀後の食事や飲み物の手配。

喪服をレンタルしたいとか、遠方からの参列者に為に宿泊施設を利用したい等細かいサービスが必要な場合は担当者に相談します。

通夜式を行う

通夜を行う場合には、葬儀の前日に通夜式を行います。

通夜では、僧侶による読経、遺族による挨拶、参列者による献花や焼香が行われます。

進行は地域や宗教によって異なる場合があります。

通夜が終了した後、遺族は参列者に対して感謝の言葉を述べます。

通常、通夜の後には「通夜ぶるまい」と言って弔問客に対して軽食や飲み物を提供することが一般的です。

その後には線香の火を絶やさずに故人の遺体を翌朝まで見守る「寝ずの番」という風習があります。

しかし、身内を失い、通夜の対応に追われたあと徹夜をするのはかなりの体力を消耗します。

最近では時代の変化で、2~3時間程度で切り上げる「半通夜」が主流となっています。

葬儀を行う

葬儀において最も大切なのは、故人の意志と遺族の希望に沿った形で葬儀が行われることです。

葬儀は故人の人生を讃え、敬意を表す場です。

故人の遺志や性格、生き方を反映した形式や儀式を選ぶことが重要になってきます。

遺族の心情を尊重し、彼らが故人との最後の別れを穏やかに迎えられるよう配慮することも必要です。

また、参列者が故人を偲びやすいような環境を整え、彼らへの感謝を表現することも大切になってきます。

葬儀後の大きな流れ

葬儀が終ってからの大まかな流れを説明致します。

日本の場合は大体このようになります。

火葬

葬儀が終ったら、通常は火葬が行われます。

火葬場にて火葬し、遺骨を収集します。

骨上げ

火葬後、所定の時間が経った後に、遺骨を骨壺に収める「骨上げ」の儀式が行われます。

遺族や親しい人が順番に骨をつまんで骨壺に入れていきます。

四十九日までの供養

故人が亡くなってから四十九日間は、遺族が定期的に仏壇で供養を行います。

また、この間に「初七日」「二七日」「三七日」といった仏式における法要が行われることが多いです。

四十九日の法要

四十九日が経過すると、故人の魂があの世へ旅立ったとされるため、この日に法要が行われます。

この法要をもって、一般的には葬儀の一連の儀式が終了となります。

遺品整理

葬儀後の故人の遺品整理を始めます。

遺品整理に厳密にはスタートする期限などはありません。

周りの人とまずは相談をして、故人の遺志を尊重しながら進めましょう。

お礼状と品物の送付

四十九日が終ると、葬儀の参列者へのお礼状と品物を送るのが一般的です。

このお礼状は、感謝の意を表すとともに、故人との最後の別れを告げる役割も果たしています。

頂いたお香典の額に合ったお返しをします。

金額の相場は、香典の3分の1から半額程度が良いとされています。

選ぶ品物で推奨されるのは「消えもの」が好まれます。

食品や洗剤、入浴剤のような消耗品を指します。

また、商品券をお返しに贈ることも問題ありません。

まとめ

以上、大切な家族が亡くなってから葬儀をするまでを詳しく、葬儀後は簡単な流れの説明となります。

後悔がないように行うために一番勧めたいのは「事前の話し合い」や「事前の下調べや準備」になります。

元気な間に、家族間で明るく話題に挙げて話し合っておくことは、いざと言う時にスムーズに進めることが出来るだけではなく、故人との最期の別れの時間をゆっくりと過ごすことも出来ます。

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