舞台『ル・シッド』感想。元宝塚、舞羽美海、宇月 颯、如月 蓮、麻央侑希、十碧れいや、旺 なつき

舞台『ル・シッド』
 

全キャスト女優舞台キラキラ


DVD発売決定❢ 

 

ご縁あって見に行かせて頂きました。

東池袋駅直結の劇場。

感染対策、客席、休憩時にお喋りしなければ安心感がありました。

元タカラジェンヌがいっぱい出演!!

あと1日しかない。

7月25日(日)12時、16時。

皆さん、あれだけの台詞を覚えて凄いな~~~~

上演台本・演出の笹部博司さんが、なんてよく出来た面白い本だろう、いつかやりたいと思ったお芝居なのだそうです。

特に、十碧れいやさんのファンの方は嬉しい舞台なのではないでしょうか。

主役!!

ヒーロー!!

凄い台詞量で、凄い出番。

十碧れいやさんは宝塚退団後、綺麗な可愛い女性のイメージだったので、

男役のスイッチ入ると凄いんだとあらためて驚きました。

麻央侑希さんの10頭身!!

宝塚の時は周りに人がいっぱいいたので、そこまでの10頭身を感じませんでしたが、

凄い10頭身!!

お顔が小さい!!

ひゃーっ、めちゃくちゃかっこいい!!

パリコレのモデルさん目指して欲しいと思いました。

舞羽美海ちゃん、可愛い~~~~~!!

タカラヅカスカイステージでロミオとジュリエットのジュリエットをちょうど演っていて、

可愛いな~と見ていましたが、今も可愛い♪

宝塚の娘役さんで一番好きかも♪

(花乃まりあちゃん、野々すみ花ちゃん、綺咲愛里ちゃん、美園さくらちゃん、舞空瞳ちゃん、潤花ちゃん…も)

舞羽美海ちゃんの肩、腕、デコルテ、背中も美しいし、台詞の言い回しが可愛い。

お芝居できることに喜びを感じているそうです。

 

こんなに台詞量が多いのに素晴らしい♪

宇月 颯さんは王女様。

少しコミカルで、ハスキーで、特徴的で誰にもできない王女様を開拓している感じです。

如月 蓮さん、ウエスト細い~~~~~!!

スタイル抜群。男っぽい女性を熱演。

旺 なつきさん、国王様。

何を隠そう、私が初めてお手紙を書いたタカラジェンヌは旺 なつきさんなのです。

「ビッグジュール、退団しないで~~~!」と。

退団が決まっているのにね、宝塚を見たばかりの頃はそんなことはわからないから、退団を阻止しようと。

旺 なつきさん、お芝居がお好きなのだと思いました。

男役の王様がめちゃくちゃかっこいいではありませんか。

貴澄隼人さんも、ああ、男役だったんだなと思うかっこ良さ。

亜聖 樹さんの歌がめちゃくちゃじょうず。

小川絵莉さんは元宝塚ではないとは思えない、専科のスターさんという感じ。

井上希美さんも元宝塚でないとは思えない、美しい声、美しい笑顔で凄い目立っていました。

大月さゆさんのようなイメージ。

宇月 颯さん演じる王女様の侍女と、舞羽美海ちゃんのお父さん役(お腹ぽっこり)というまさかの二役とは!!

この舞台を見て、一番ビックリ!!


ストーリーは、舞羽美海ちゃんと、十碧れいやさんとの複雑な恋愛物語。

そこに、親への敵討ちが入っていたり、ロミオとジュリエットみたい。


「ル・シッド」

「ル・シッド」は演劇史上最も観客に愛された芝居。

上演され大ブームを巻き起こし、それはル・シッド事件と呼ばれた。

スペインにエル・シド(騎士の中の騎士)と呼ばれた伝説的な英雄がいて、

それをフランスの劇作家コルネイユが「ル・シッド」として上演。

後にル・シッドと呼ばれる若者ロドリグ(十碧れいや)は、シメーヌ(舞羽美海)という娘に恋をしている。

それは相思相愛のお互いのためにためらいなく命を投げ出せる絶対的な愛だ。

しかし、ロドリグの父はシメーヌの父と政治のことで争い、手ひどい侮辱を受け、その復讐を息子に迫る。

ロドリグは恋人の父に決闘を申し入れ、戦いの末、殺してしまう。

シメーヌはロドリグを激しく愛しながらも、子として父親の敵を討たねばならぬと苦しむ。


上演に関しては二つのプランが考えられた。

全員男でやるか、全員女でやるか。

男の場合、主役のロドリグは歌舞伎役者のような古典的な様式をもった役者が最適と。

女の場合は全員、現役も含めた宝塚で固めるのがいいだろうと。

歌舞伎とか宝塚という観客が出会いたいという夢の演劇として上演すべきであると。

あたかも啖呵を切るように、見事なリズムで台詞がしゃべられ、美しい場面がスリリングに展開する。

芝居が上演されている間、観客はうっとりと台詞に聞き惚れ、俳優に見とれる。

 

…が理想の舞台とのこと。

 

凄い台詞量のやり取りと皆さんの熱量に圧倒されました!
 


あらすじ


『ル・シッド』は過激なバトル恋愛ドラマ。

ドン・ロドリグ【十碧れいや】はシメーヌ【舞羽美海】という娘に恋をしている。 

しかしロドリグの父ドン・ディエーダ【小川絵莉】は、シメーヌの父ドン・ゴメス【井上希美】と政治のことで争い、手ひどい侮辱を受けてしまい、

その復讐を息子に迫る。

ロドリグは恋人の父に決闘を申し入れ、戦いの末、殺してしまう。

シメーヌはロドリグを激しく愛しながらも、子として父親の敵を討たねばならぬと苦しみ、

カスティーユの国王【旺なつき】の許へと出向き、父を手にかけたロドリグの死刑を願いでる。

そんな時、シメーヌに恋をしているドン・サンシュ【麻央侑希】が、ロドリグとの決闘をシメーヌに申し出る。

一方、カスティーユの王女【宇月 颯】も、ロドリグに恋をしているが、身分が違うので諦めており、自身の恋心をシメーヌに託していた。

しかし二人の恋の破綻を見て揺れ動くのを侍女レオノール【井上希美(二役)】は見透かし、王女を焚きつける。

 

ロドリグは男らしく、裁きを受けにシメーヌの許に向かう。

シメーヌの侍女エルヴィール【如月 蓮】は、時節を待つようにとロドリグを追い返し、

「男なんて女の嘆きを作るばかり」とつぶやきつつも、シメーヌに恋心を焚きつける。

この入り組んだ恋の行方は…



舞台は、パノブ【貴澄隼人】とアリス【亜聖 樹】の二人がさえずる噂話しで進行、

TAKAさんによるピアノの生演奏。衣装は王子様の様で、ピアノの演奏もとても素敵でした♪


ピアノが弾ける方、楽器演奏ができるってステキですね♪


今や、楽譜はタブレットなんですね♪


【ル・シッド】



ピエール・コルネイユ


米村 晰

上演台本・演出
笹部博司

音楽・ピアノ演奏
TAKA

出演(50音順)
亜聖 樹
井上希美
宇月 颯
旺 なつき
小川絵莉
如月 連
貴澄隼人
十碧れいや
舞羽美海
麻央侑希

 

舞台『ル・シッド』


◆7月25日 (日)まで(12時/16時)
あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)にて上演
キラキラ