パルコ・プロデュース『首切り王子と愚かな女』感想。井上芳雄、伊藤沙莉、若村麻由美、大熱演!

パルコ・プロデュース『首切り王子と愚かな女』感想

井上芳雄さん、伊藤沙莉(さいり)さん、若村麻由美さん、大熱演!!

『首切り王子と愚かな女』

すごいタイトルですが、首切り王子が井上芳雄さん、愚かな女が伊藤沙莉さん。

東京~大阪~広島~福岡と公演が7月まで続きます。

ライブ配信で慣れていたので、久しぶりの劇場にドキドキ。

収容人数半数なので、後ろが空いている感じ。

隣の席は空いていないんですね。

女性二人連れのお客さんたち、客席でよく喋る。

まったく喋らない二人連れの方の方も多いですが。



舞台は迫力満点!笑いのツボ多々!最後は泣ける・・・

ハラハラドキドキ、笑い、涙が全部詰まっています。

 

こんなに笑いの要素もあるの?という感じです。

舞台上に楽屋がある感じで、出番のない場面では、役者さんは舞台上で行われている演技を見つめています。

演技をしない素の表情が見られるのも面白い演出。

開演の5分前に出演者が登場してくるので遅れないように♪

首切り王子・井上芳雄さんの演技力!目つきが違う。あんな膨大な台詞量をどうやって覚えるのだろう。

井上芳雄さんが現れただけで、存在感がすごい!!

冷酷な首切り王子が伊藤沙莉さんと出会ってどう変化するのか、しないのか。

 

ザッツ井上芳雄を見られた!これが井上芳雄なのだ!という感じ。

 

こういうストレートプレイの井上芳雄さんは初めてでしたが凄いんですねー!

今、テレビに映画に超売れっ子の伊藤沙莉さん

舞台もとても良かった!9歳でデビューしてから18年のキャリアがすごい!

ハスキーボイスがまた素敵。舞台女優としてもどんどんお声がかかりそう。

 

笑いの間が絶妙だし、この方は演技しているのか、素なのか、どこからが芝居なのかわからないところがとても魅力的♪

若村麻由美さんの舞台も初めて見ました!

かっこ良かった~!冷酷な女王役をかっこ良く、時に笑わせ、若村麻由美さんの舞台姿がとても新鮮でした。

テレビドラマでは綺麗な女優さんのイメージですが、舞台姿はカッコイイ!そして面白い。

元々、無名塾のご出身ですものね。

若村麻由美さんのインスタグラムは5万3千人ものフォロワーさんがいらっしゃるのですよ。

沢口靖子さんとの仲良しツーショット、舞台の出演者を紹介したり、若村麻由美さんの優しさが溢れています。

首切り王子の部下役の高橋 努さん、うまい!この方は誰だろうと調べました。

井上芳雄さんの第一夫人役の入山法子さん、「ひざまづきなさい!!」と、ピリッと怖い雰囲気がとてもかっこいい。

伊藤沙莉さんの姉役の太田緑ロランスさんは宝塚の男役みたいにかっこいい。

和田琢磨さんはイケメンで惚れ惚れ♪

<首切り王子と愚かな女・お客様の感想10選>

「芳雄さん、冷酷そうなのに品がにじみ出てる」

「あたしは伊藤沙莉さんにメロメロ」

「斬新だったし、新しい体験をした気分」

「切なかった、、、」

「王子の剣、物販して欲しい」

「計8回の予定ですが何回増やそうかな」

「沙莉ちゃんはハマり役。あのハスキーボイスがチョーかわいくってステキ」

「あまりの素晴らしさに、いまだに興奮さめやらない」

「今の自分に重なるメッセージが心に刺さって、後半涙が止まらなかった」

「井上芳雄、王子の集大成」

『首切り王子と愚かな女』
 

<作・演出>
蓬莱竜太

<出演>
井上芳雄
伊藤沙莉/
高橋 努 
入山法子 
太田緑ロランス 
石田佳央 
和田琢磨
小磯聡一朗 
柴田美波 
林 大貴 
BOW 
益田恭平 
吉田萌美
/若村麻由美

【STORY】
雪深い暗い王国ルーブ。英雄であり人格者であった先王バルが早くに没して20年。

女王デン(若村麻由美)は「永久女王」としてルーブを統治していたが、溺愛していた第一王子ナルが病に倒れてからは国のことを見なくなり、魔法使いを城に招き入れ、閉じこもるようになった。

ルーブ国は統治者を失った国になっていた。国は呪われ、民は貧しさに疲弊し、反乱の気運が高まっていく。

そこで城に呼ばれたのが第二王子トル(井上芳雄)であった。

トルは幼い頃から「呪われた子」とされ城から遠ざけられていたが、反乱分子を鎮圧するために再び城に戻される。

使命に燃えたトルは、反乱分子の首を次々に落とし「首切り王子」として恐れられるようになる。

リンデンの谷に住む娘、ヴィリ(伊藤沙莉)は死ぬことにした。これ以上、生きる理由が見当たらなかったからだ。

最果ての崖にたどり着いたヴィリが目にしたものは白い空と黒い海と首切りの処刑であった。

首切り王子トルは死を恐れないヴィリに興味を持ち、召使いとして自分に仕えるように命令する。

城に連れられていくヴィリが耳にしたのは王子の歌であった。

美しくも悲しい歌。ヴィリはトルに深く暗い孤独を見る。

こうしてヴィリは召使いとして首切り王子に仕える日々を送り始める。

そこに見たのは野心や愛憎、陰謀が渦巻く人間たちの姿であった。

『首切り王子と愚かな女』
(東京渋谷)PARCO劇場
2021年6月15日(火) ~ 2021年7月4日(日)

(大阪)サンケイホールブリーゼ
2021年7月10日(土) ~ 2021年7月11日(日)

(広島)JMSアステールプラザ 大ホール
2021年7月13日(火)

(福岡)久留米シティプラザ ザ・グランドホール 
2021年7月16日(金) ~ 2021年7月17日(土)

◆「首切り王子と愚かな女」SPOT movie 30秒ver

 

◆初日舞台稽古を書いた記事(ステージナタリー)

パルコ・プロデュース『首切り王子と愚かな女』感想。井上芳雄、伊藤沙莉、若村麻由美、大熱演!

『首切り王子と愚かな女』

舞台はライブ配信でもう慣れていましたが、たまに生の舞台を見るのはイイ!!

 

渋谷PARCO劇場はリューアルされてとても綺麗。休憩時間を過ごすホワイエもかっこいいし、ドリンクなど飲んでみたくなります。

 

タイトルはおどろおどろしいですが、あっという間の3時間でした(休憩込み)

 

それだけストーリーに引き込まれます。第一夫人が出てくると、どんなひどい事を言うのかなとワクワクドキドキしました!(M?)

 

井上芳雄という素晴らしい役者、伊藤沙莉さんの演技力、舞台の若村麻由美さんを見るのはすごいことでしたキラキラ