『感染症の世界史』(著者)石 弘之氏。コロナウィルス

『感染症の世界史』(著者)石 弘之氏
 
コロナウィルスについてのインタビューが凄い!
 
これは、初版、2014年12月31日に発行された本です。
 
新型コロナウィルスが今の様に蔓延する前に書かれています。
 
インタビューが凄くわかりやすく、新型コロナウィルスを理解する事ができます
 
驚きます!
 
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「新型コロナウイルスは、人間がこれほどの過密社会をつくらなければ、彼らも流行を広げられなかった」
 
「ウイルスの唯一の目的は子孫を残すこと。地上最強の地位に上り詰めた人類にとって、唯一の天敵が病原性の微生物。約 20 万年前にアフリカで誕生した私たちの祖先は、数多くの病原体と戦いながら地球のすみずみに広がっていったが、とくにウイルスは強敵。知られないままに、多くの地域集団が全滅させられた。人類の歴史は 20 万年、微生物は 40 億年を生き抜いてきた強者」
 
「ヒトと微生物の戦いは、まさに軍拡競争。ヒト側がワクチン、新薬などを繰り出せばウイルス側は変幻自在に変異して、せっかく獲得したヒトの免疫をかいくぐり、薬剤に耐性をもつウイルスで攻めてくる。
 
現在、世界中でウイルスの検査法の開発やワクチンづくりが行われているが、出来上がった頃には、ウイルスの方は更に進化して、ワクチンが効かなくなっているかもしれない」
 
野生動物を生きたまま買って食べる食文化の記述に驚きが………
 
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『感染症の世界史』(著者)石 弘之氏