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有楽町の靴磨き『千葉スペシャル』

有楽町で21年。

普段は1時間待ちくらいです。

千葉さん「私はバフ掛け専門家。クリームは使っていない。靴の底、アッパーまでやる」

「足が臭い場合は、お酢を3倍に薄めて塩を入れたビニール袋に足を入れると効果的」

だそうです。

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有楽町の靴磨き『千葉スペシャル』

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ビニール袋を履いて待ちます。この日は暑いせいか、5分待ちでした。

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<千葉スペシャルストーリー>

元々は鉄鋼関係の仕事をしていて溶剤に詳しかった。

西のほうで仕事をしていた20年前、阪神大震災に遭って上野に流れ着く。

不忍池で偶然隣のベンチに座っていた人が靴磨き職人で、意気投合して弟子入りすることになった。

三日一緒にやったら「おまえといると、俺の客がいなくなる」と破門を食らった。

同業のライバルから嫌がらせで110番通報を食らったり、一時期、閉店の憂き目にあった。

都条例の規制によって“路上での商売”ができなくなってしまった。

一時期は車を駐車して商売をしたが、それもダメ。

常連のお客様から『いつ再開するんだ』という問い合わせを頂き、

交通会館で空いた店舗に出店すると言っていたが、店舗も空かず。

常連のお得意様の再開して欲しいという要望が、交通会館へ伝わり、幹部の方の鶴の一声で現在の1F広場で再開する事が出来た。

椅子、道具箱は「マンダリン オリエンタル東京」メインダイニング、「サクララウンジ(羽田空港JAL国際線)」「パレスホテル東京 チャペル」など数々の有名建築をデザインした「乃村(のむら)工藝社」の設計。

制服は「UA製」。

どちらの会社の役員も顧客で、有楽町店オープン時に贈って下さったそうです。

特製の靴磨きクリ-ム『千葉スペシャル』を考案。

腕の立つ職人でも40分はかかる『鏡面磨き』を10分でできるようにした。

どんな靴でも1000円一律。これがお客さんに支持されている理由。

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◆靴を見ればその人のひととなりも見えてくる

◆良い靴は、高いか安いかということではなく、自分の足に合った靴で、長く履けるものが一番。

◆革も人間の皮膚と同様に、手入れをしっかりしてあげることが大事。

◆革に墨をよくしみ込ませて柔らかくしてあげると、自然と靴が自分の足に合っていく。

◆手入れをしないと長持ちはしない。

◆汚れを防止するスプレー、コーティング剤を塗る事は革には良くない。

◆顔の皮膚同様、女性がお化粧を落とさずに寝ると、皮膚が荒れるのと同じ。

◆しっかりと表面の物を落とし、脂分を含んだ墨を薄く、よーくすり込んであげる。

◆革も呼吸ができますし、ちゃんと靴を育ててあげれば長持ちする。

◆2万円の靴でもちゃんと手入れをしていれば10年は十分履ける。

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靴磨き「千葉スペシャル」
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館ビル1F 三省堂書店前
http://www.kotsukaikan.co.jp/clinic_service/service/307/

東京駅 八重洲口 八重洲会館1Fにもあります。


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