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宝塚星組トップスター・紅ゆずる(くれないゆずる)の優しさ。ハンパないですね。

紅ゆずるの優しさに涙が溢れました。

退団者二人の肩にずっと手を乗せ、、、、

2回目のカーテンコールでは自分の羽根の下に二人を入れ、肩に手を乗せ、、、

ずっと爽やかな笑顔だった退団者二人は涙涙……

「近すぎる?」「幸せです!」「紅さんが優しすぎて…(涙)」

「温かい空間、覚えときや。こんなんないで」

涙涙涙、、、

温かいなぁ・・・

トップスター・紅ゆずるの退団の時はどうなるんだろう・・・

RAKUGO MUSICAL『ANOTHER WORLD』

落語ミュージカル『アナザーワールド』


宝塚星組トップスター・紅ゆずるにあまりにもぴったりな演目。

紅ゆずるの持ち味を生かした、コメディを沢山見たい。

毎回、コメディという訳にはいかないのでしょうが、でも、持ち味を生かした舞台が見たい。

天才的コメディエンヌ。

天性の面白さ、優しさ、温かさ。

そんな、天才的コメディエンヌの相手役を務める、娘役トップ・
綺咲愛里(きさきあいり)もめちゃくちゃ可愛くて、コメディもできてピッタリ。

こんなに可愛い娘役トップ・綺咲愛里がいる事を世の男性がもっと知ったら、アイドルの人気になるに違いない。

小五郎の十碧れいや(とあれいや)、退団。

同期、阿漕[あこぎ]の
夢妃杏瑠(ゆめきあんる)に「ついてゆきます!」って大拍手!

夢妃杏瑠とのデュエットダンスにも大拍手!

十碧れいやの普段のナチュラルメイク姿がとても綺麗で、かっこ良く、サバサバしていて、モデルの様な抜群のスタイル。

迷いも、一点の曇りもなく、退団を決意した方はオーラに包まれるという事を目の当たりにしました。

赤鬼赤太郎の
瀬央ゆりあ(せおゆりあ)、康次郎・紅ゆずるとのアドリブが凄かった~!

床スレスレでやり合ったり(笑)

紅「ここで立つ」とアドリブを教えられたり(笑)

赤鬼と康次郎のアドリブが凄すぎて、次に下手の袖から出てくる康次郎が台詞を噛み、「間違えた」と袖に引っ込み、再度、登場をやり直すという(笑)

手を叩いて笑ってしまいました~~~(笑)

出番をやり直すのは、コメディのお芝居だからアリですね。

紅「谷先生、いつもこんな事やってないですからね~~~」(笑)

初めて見た時は、開演から1時間、出てこない、出てこない、瀬央ゆりあが出てこない、あれー?おかしいな・・・とずっと思っていました。

本人も、鬼の配役発表に驚いたとの事でしたが、赤鬼で出てきた時の衝撃。

あの、今、イケてる瀬央ゆりあが鬼の役なんだー

が、鬼を楽しんでいるのを見ているこちらも楽しくなり、可愛くてお茶目でイナバーウアが凄い、

素敵な鬼を演じていて楽しかった。

人間、腐らずに、与えられた環境で一生懸命に楽しむと結果はついてくるという勉強にもなりました。

これから、バウホール史上初、2公演連続主演。

決断した先生、劇団も凄いですね。

これまで、同期の礼真琴がグングンきていましたが、ここにきて、瀬央ゆりあもグングン。

『阿弖流為-ATERUI-』『ドクトル・ジバゴ』でドカンときましたね。

礼 真琴(れいまこと)の徳三郎はいなせで男の色気が凄くて、歌って良し、芝居して良し、踊って良しの三拍子が揃いまくった偉大なるスター。

閻魔大王の
汝鳥 伶(なとりれい)。谷先生大絶賛。右に出る者はいないくらいの存在感。

「戦うのじゃぁ~!」の台詞が可愛い。

新人公演の閻魔大王の遥斗勇帆(はるとゆうほ)もめちゃめちゃ良かった。

貧乏神の
華形ひかる(はながたひかる)。『くらわんか』に引き続きの貧乏神。くらわんかの貧乏神・華形ひかるで再登場させようとキャスティングした谷先生の愛情。

冥土歌劇団のスター・
美稀千種(みきちぐさ)^^

喜六の
七海ひろき(ななみひろき)は面白くて可愛い。

阿修羅の
如月 蓮(きさらぎれん)。本当にお疲れ様でした。

天女の
白妙なつ(しろたえなつ)。綺麗な歌声。星組の娘役さんは歌がうまい人が多いので、なかなか場面が回ってくるのが大変そう。

新人公演の小野小町の都優奈(みやこゆうな)の歌も素晴らしかった。

杢兵衛[もくべえ]の
天寿光希(てんじゅみつき)。渋くて面白くて。『ドクトル・ジバゴ』の名演技が忘れられません。

艶冶[えんや]の
音波みのり(おとはみのり)。本当に美しかった。声は低くてかっこ良く、少ない場面ながらも強い印象を残した虞美人でした。

「おばあさん」と呼ばれる事に、千秋楽でもけっこうな笑いが起きていました。

お仙の
紫月音寧(しづきおとね)。益々、男っぽく、かっこ良く。お仙で見事にイメージが変わりました。この役にキャスティングされたという事は、普段から強いところがあるのかな。

右大臣・光明の漣 レイラ(さざなみれいら)。少ない場面ながらも、面白く、早くあの場面にならないかなと期待してしまいました。

初音の
有沙 瞳(ありさひとみ)。はっちゃけてて可愛い。新人公演の阿漕[あこぎ]がすこぶる良くて、注目度が上がりました。

冥土にあるカフェ「めいどカフェ」笑

猛暑の夏、舞台人は何があっても、猛暑であっても幕は開く。

出待ち入り待ちのファンの皆様も、毎日、舞台に立つ皆様も本当に暑い熱い夏、お疲れ様でした。

日本物メイク、鬼のメイクから、30分でショーのお化粧・・・いえ、着替えもあるから、お化粧時間は20分で、メイクを落として、新しいメイクに替える。スゴ技。タカラジェンヌは選び抜かれた、アメージングな皆様です。

タカラヅカ・ワンダーステージ『Killer Rouge(キラー ルージュ)』

瀬央ゆりあ、男役アピールがかっこ良かった。

綺咲愛里がアニメ版『ベルサイユのばら』の主題歌を歌い、可愛い。♪薔薇は薔薇は~

十碧れいやの銀橋ソロ。恵まれた長い手足、華やかさ、屈託のない笑顔、最後の姿に涙が・・・

礼真琴&音波みのりのタンゴが良かった。

礼真琴、踊りもキレッキレで凄い。

ロケットの場面。一生懸命な笑顔、足の上りを見て、心洗われる瞬間。

ロケットの若きタカラジェンヌたち。小さい頃からバレエを習い、宝塚に入る為にレッスンし、一度で合格した人もいれば、二度、三度、四度目で合格した人も。宝塚音楽学校で2年間、厳しい修行をし、宝塚歌劇団で最下級生として修行をし、やっと今、憧れの宝塚の舞台に立てているタカラジェンヌたち。沢山の苦労、努力があってこその華やかなスポットライトなのだと感慨深い思いで見ていました。

新鮮なロケットからの、大階段男役群舞がたまらない。

西城秀樹さんのナンバーは涙なしでは見られない・・・

西城秀樹「情熱の嵐」

及川光博「紅のマスカレード」

西城秀樹「炎」

「紅のマスカレード」も聞き覚えのある素敵な曲。

及川光博さん、檀れいさんとご観劇され、「紅のマスカレード」盛り上がったそうですね。

【退団者】

十碧れいや、白鳥ゆりや

◆白鳥ゆりや(しらとりゆりや)

兵庫県出身。2010年4月、96期生として宝塚歌劇団入団。同期には夢華あみ、花乃まりあ、紫藤りゅう、咲妃みゆ、綺咲愛里、和希そら等。

幼い頃からクラッシックバレエを。ジャズダンス、タップダンスも。母が教室を主宰。厳しいレッスンに逃げ出したいと思った事もあったが、コンクールに出て達成感、魅力に憑りつかれた。宝塚花組『あさきゆめみし』を初観劇。高校で進路に迷っていた時、これまでやってきた事が生かせると思い宝塚を目指し、二度目で合格。『One Voice』では、夏美ようさんのソロで踊らせて頂いた。『ドクトル・ジバゴ』アマリヤでは難しさと喜びを感じた。舞台人として、人間として、ファンの皆様に育てて頂いた。あの世に行っても宝物です。

白鳥ゆりや退団挨拶一部
「宝塚、夢の様な世界で学び、笑い、涙、いっぱい詰まった9年間は宝物です。清く正しく美しくを胸に、新たな世界へ羽ばたいてゆきます」

◆十碧れいや(とあれいや)
愛知県名古屋市出身。2007年、93期生として宝塚歌劇団入団。同期に舞羽美海、彩風咲奈、蒼羽りく、芹香斗亜、愛月ひかる、桜咲彩花ら。

幼稚園からバレエを習う。背が高くなり、バレエを続けるか悩んでいた時、叔母に連れられて、宝塚宙組『ファントム』を見て、一瞬で魅了され、この舞台に立ちたいと奇跡の合格。個性豊かな同期と出会う。新人公演の主演では自分の弱さが浮き彫りになり、変わりたいと思った。バウ初W主演など、一緒に頑張ってきた麻央侑希に刺激を受けた。麻央がいたから頑張ってこれた。『黒豹の如く』『ガイズ&ドールズ』など、悪役が続き、悪役の難しさを知る。自分で決めた卒業。華やかに送り出してもらえる幸せ。

十碧れいや退団挨拶一部
「こんなにも愛おしい世界で男役に没頭し、駆け抜けて、悔いはありません。大好きな場所から卒業させて頂きます。ファンの皆様、すべての皆様に感謝でいっぱいです。この感謝の気持ちが皆様に届きます様に」

紅ゆずる、大きくうなづく。

【トップスター・紅ゆずる挨拶一部】
「上方から江戸、この世からあの世へ行き、無事、千秋楽を迎える事ができました。皆様の笑いに支えられました。怖い閻魔大王の汝鳥 伶さんは可愛いし。ペットにしたい可愛さの華形ひかるさん(笑)」

と、退団者二名の肩に手を置く紅ゆずる。

~カーテンコール~
紅ゆずる
「皆様に元気をお届けしようと思っていましたが、皆様から元気を頂いていました。と断言してどうするんでしょう(笑)」

~カーテンコール~
紅ゆずると退団者二名。紅ゆずるが自分が背負う羽根の下に二人を寄せ、二人の肩に手を置く紅ゆずる。

それまで爽やかな笑顔だった退団者二名が泣いている。

紅ゆずる「近すぎ?」

白鳥ゆりや「幸せです」

紅ゆずる「ではこのままでひとことどうぞ」

白鳥ゆりや「あの世で冥土カフェに就職します」(笑)

紅ゆずる「就職は~(笑)」

と、十碧れいやを見た紅ゆずる。

紅ゆずる「あっ!泣いてる」

十碧れいや「紅さんが優しいから・・・(涙)」

紅ゆずる「星組の愉快な仲間たちを呼びましょう。プラス華形ひかるさん」(笑)

~カーテンコール~
紅ゆずる一人。

紅ゆずる「台湾公演、他の舞台でもきっと暴れると思います(笑)星組の愉快な仲間たち~華形ひかるさんも愉快ですが(笑)」

退団者二名の肩に手をやりながら、

紅ゆずる「温かい空間、覚えときや。こんなんないで」

温かい紅ゆずるに泣けました・・・

トップスターしか背負えない羽根を退団者に味合わせてあげたかったのかな・・・

<お客様の感想>
「 星組千秋楽ライブビューイングの冥土旅に行き、ぶち生かされてきました」

「赤鬼さんの「ブ!チ!生!か!す!」で初めて笑いました。勢いが最高だった」

「紅さんのにじみ出る人となりに涙…あの長い腕でご卒業される二人をぎゅっと抱き寄せた時、心の中にあたたかいものがわーっと広がる感じがありました」

「ぽこちゃん銀橋ソロのあと、すでに涙が止まらない麻央さんを見てこちらも号泣」

「こんな素敵な作品を生み出してくださった谷先生に感謝!そして個性的な役に命を吹き込んだ出演者の皆様に拍手!」

そろそろ、色々な発表がありそうですね・・・

星組公演『ANOTHER WORLD』『Killer Rouge(キラー ルージュ)』初日舞台映像(ロング)


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※敬称略