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宝塚星組東京、新人公演&本公演感想『ベルリン、わが愛』『ブーケ ド タカラヅカ』

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宝塚星組東京、新人公演『ベルリン、わが愛』極美 慎 星蘭ひとみ

新人公演主演:極美 慎(きわみしん)、星蘭ひとみ(せいらひとみ)

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© 宝塚歌劇団

◆極美 慎(研4)本役:紅ゆずる
新人公演初主演、極美 慎、スター誕生の瞬間を見ました。

極美 慎のけなげで一生懸命な熱い演技、挨拶に涙が・・・

「この手でつかもう」

「俺たちの映画を」

「皆、いいか!ラストシーン、本番!アクション!」

新たな世界に飛び出してゆく姿が現実とかぶって、とてもよく似合っていました。

『スカーレット・ピンパーネル』で主演を務めた、天華えま(あまはなえま)がとても良かったので、また主演をと熱望していましたが、今回の主演は極美 慎が似合っていたと思いました。

長身、脚が細く長く、爽やかなイケメン、お人柄も良さそうで、センターのライトの中、キラキラきらめいていました。

新たなスター誕生に、宝塚の未来は明るい、こうしてスター誕生が受け継がれてゆく歴史を感じました。

もっともっと化けますね。

◆星蘭ひとみ(研3)本役:綺咲愛里
ヒロインの星蘭ひとみも娘役の中では長身で細く美しい。

美男美女のコンビ。

電飾の鏡の中、メイキャップの場面では、ルージュが震えてるよと、手に手を取るシーンにドキドキ。

星蘭ひとみ、そこに立っているだけで華があり、美しさで魅了できる貴重な娘役。

課題は歌。

◆天華えま(あまはなえま)研6 本役:礼 真琴
じゅうぶんなスター性。主演を支え、二番手の役どころをきっちりと演じ、笑いも確実に。舞台に余裕が見られ、見ていて安心、楽しい。

バーの場面では「ケチャップ!」と言い笑い。

レーニ(小桜ほのか)のハチャメチャぶりに「あいつ頭おかしい」に客席笑い

◆小桜ほのか(こざくらほのか)研5 本役:音波みのり
熱演!怪演!押し出しが強く、わがまま、自己中、でも憎めない大女優をおもしろおかしく演じ、MVPに値するほど。早くまた出てこないかなというくらいのインパクト。めちゃくちゃ面白かった~~~

◆桃堂 純(とうどうじゅん)研7 本役:凪七瑠海
渋くて、いぶし銀の迫力が。お母様のマッハ文朱さんはどちらにいらっしゃるのかなと気になりました。

◆颯香 凜(さやかりん)研3 本役:天寿光希
研3?!凄かった~!メイキャップの場面では主演の二人の様子を再現。

「ブラシを持つ手が震えているよ」笑

◆華鳥礼良(かとりれいら)研7 本役:夏樹れい
声、歌でたっぷり魅了されました。

◆天飛華音(あまとかのん)研2 本役:瀬央ゆりあ
研2?!シュッとした二枚目。

◆有沙 瞳(ありさひとみ)研6 本役:万里柚美
可愛さは封印し、皆のおっかさん的な存在に。何でもできるんだなー

◆天路 そら(あまじそら)研5 本役:七海ひろき
渋く、陰のあるいい男。

特筆すべきは・・・

◆遥斗勇帆(はるとゆうほ)研5 本役:壱城あずさ
いい声にうっとり。宝塚イチ好きな声かも。私は。セクシーで重厚で説得力があって。レーニ(小桜ほのか)が吸うタバコをそのまま吸い、からの熱烈キスにキャー。

『ガイズ&ドールズ』新人公演:ブラニガン警部 (本役:美稀千種)

『こうもり』新人公演:オルロフスキー公爵(本役:星条海斗)

『スカーレット ピンパーネル』新人公演:ショーヴラン(本役:礼真琴)

素晴らしい足跡を残しています。登場が待ち遠しい人。

遥斗勇帆(はるとゆうほ)今後も本公演でどんどん進出して欲しいです。
 
逸材の発見が沢山ある新人公演。

難関、宝塚に入団した乙女たちは、磨かれて磨かれてどんどん輝きを放ってゆく本当に宝石の原石ですね。

【新人公演長・桃堂 純挨拶一部】
桃堂 純「大劇場の新人公演を終えて、東京に向けてどうすれば良いか、皆、悩み、相談し合って、成長し、お稽古に励んできました。それぞれ、短所は、長所はを考え、グレードアップを目標にきょうまで頑張ってきました。このメンバーでできる最後の新人公演です。新人公演という、青春のすべてをかけ、勉強できる貴重な場を与えて頂き、ありがとうございました。」

【新人公演主演・極美 慎挨拶一部】
極美 慎「映画を愛し、最後まで諦めないテオの様に。テオは大きな課題でしたが、成長しなければ演じる事はできないと思いました。皆様に支えられ大変感謝しています。この舞台に立たせて頂けるのはお客様のおかげと感謝しております。」

本公演・・・

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宝塚星組東京『ベルリン、わが愛』『ブーケ ド タカラヅカ』紅ゆずる 綺咲愛里

主演:紅ゆずる(くれないゆずる)、綺咲愛里(きさきあいり)
 

宝塚星組東京『ベルリン、わが愛』
◆幕開けの出演者全員がひな壇にいて、映画を見ているのを見ている客席。この場面は壮観です。

夢妃杏瑠(ゆめきあんる)の声が美しい。

◆電飾の鏡の中でのメイキャップの紅ゆずる、綺咲愛里が素敵。

礼 真琴(れいまこと)の歌が素晴らしい。

◆モノクロの映画をスクリーンで出演者と客席と一緒に見るところがステキ。

凪七瑠海(なぎなるうみ)の黒い役がかっこいい。ジルの上着を無理矢理とり、ラブシーンに持ち込むところはドキドキ。

壱城あずさ(いちじょうあずさ)渋い。キスシーン、ハラハラドキドキのラブシーンがステキ。男役の極意も見納めと思うと淋しい。

七海ひろき(ななみひろき)益々、色気が増した感大有り。

天寿光希(てんじゅみつき)渋いいい声。存在感、インパクト抜群。色気のある男役がハマっている。

音波みのり(おとはみのり)登場から何やら普通でない感を与え、その後もどんどん才能を発揮。ハチャメチャ、気の強い、ワガママ、お茶目、悪女、すべてをミックスしたキャラクターで大いに驚かせました。

夏樹れい(なつきれい)登場でインパクトが凄かった!めちゃくちゃ美しく、妖艶、存在感、これが最後なんて、何てもったいない・・・

瀬央ゆりあ(せおゆりあ)ハンサムで王子様の様。

天華えま(あまはなえま)本公演でも目立つポジションに出てきて嬉しい。

◆劇場が星空に見える演出が綺麗。

トーキー:無声映画に対して、画面に応じたせりふ・音楽などを伴う映画。発声映画。

という訳で、この公演のデザートホットケーキ

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キントーキーヒヨコ

星組公演『ベルリン、わが愛』『Bouquet de TAKARAZUKA』初日舞台映像(ロング)

https://www.youtube.com/watch?v=6pKL0aRX5fA

宝塚星組東京『ベルリン、わが愛』『ブーケ ド タカラヅカ』
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2017/berlinwagaai/index.html

東京宝塚劇場
~ 12月24日(日)


ミュージカル『ベルリン、わが愛』
作・演出/原田 諒
サイレント映画からトーキーへと移り変わる頃──。1920年代から30年代にかけて、ハリウッドと並ぶ映画の都として栄華を誇ったドイツ・ベルリンにも、ナチスが暗い影を落とし始めていた。そんな中、新しい娯楽作品を模索する男達は、ミュージカル映画こそ大衆が求めるものだと確信し、その実現へ向けて邁進していた。無名の踊り子を抜擢し撮影された映画は大成功を収める。しかし、プロパガンダとして映画を利用しようとするナチスの圧力は強まる一方だった。理想と現実の狭間で苦悩しながら、映画を愛した彼らが描いたシナリオとは…。激動期のベルリンを舞台に、「映画」を愛した人間たちの姿を、運命的なラブロマンスを織り交ぜながらドラマティックに描き出すミュージカル。

タカラヅカレビュー90周年『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』
作・演出/酒井 澄夫
90周年を迎えたタカラヅカレビューの伝統を紡ぐレビュー作品。世界巡りの形式で展開するバラエティに富んだ場面に、きらめく花の様に多彩な輝きを放つ紅ゆずるを中心とした星組メンバーの魅力を一杯詰め込んだ、豪華絢爛なレビュー。

最近はピリッとスパイスの効いたショー、レビューをけっこう見てきたので、どうなのかな~と思いきや、今もずーっと♪ブーケドタカラヅカ~~~ と頭から離れない主題歌を歌っています。

懐かしい曲もいっぱいで、タイムスリップして青春時代に連れてって頂けたり。胸がキュンとしたり。

衣裳にお花がいっぱ~い付いていて、色とりどりで目にも楽しい。

『シャンソンドパリ』
『モンマルトル』
『セ・マニフィーク』
『サ・セ・ラムール』
『セラビ―』
『サマルカンドの赤いばら』
『花夢幻』
など

紅ゆずる、ゴンドラで登場に歓喜。

礼 真琴の歌、ダンスに魅了されました。

七海ひろき、セクシー度全開。

凪七瑠海、礼 真琴、七海ひろきの銀橋渡りはゴージャス。どこを見たら良いか。

◆スパニッシュの場面がかっこいい。

◆最後、チラッと、紅ゆずると絡む壱城あずさに涙

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宝塚星組東京『ベルリン、わが愛』『ブーケ ド タカラヅカ』
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2017/berlinwagaai/index.html

東京宝塚劇場
~ 12月24日(日)


東京宝塚劇場2階席ホワイエで発売の豚まん。
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美味しいよ♪売り切れるから急いでヒヨコ

日比谷シャンテ地下2階、レストラン街がオープンしました。元あったお店がリニューアルになったり、新店が増えたり。

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どこにしようかな。楽しみ増えましたねピンクハート宝塚のあとはワインの雰囲気ですが『五穀』はひとりづつ釜炊きご飯で定食のセットが豊富で品数多くて良いかも♪

藤川奈々ホームページ
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※敬称略