宝塚雪組『ひかりふる路（みち）』『SUPER VOYAGER!』望海風斗 真彩希帆 大劇場 感想
主演：望海風斗（のぞみふうと）、真彩希帆（まあやきほ）
宝塚大劇場にて12月15日（金）まで上演中
宝塚雪組『ひかりふる路（みち）革命家、マクシミリアン・ロベスピエール』
観た方の評判がとても良かったので、期待値も高まり。
切ない場面も多々あり、つらいなと思ったりしましたが、史実に基づいて作られているんですものね。
望海風斗 真彩希帆の新トップコンビの歌が素晴らしすぎるのです。
元々、望海風斗の歌は大好きで、聞かせると思っていましたが、
真彩希帆の歌が凄すぎ！！
ここは、オペラハウスか、帝国劇場かと思いました。
＜お客様の感想＞
「歴代最高レベルの歌唱力を誇る雪組トップコンビ」
復しゅうのため、ロベスピエール（望海風斗）を暗殺しようと忍び寄るマリー＝アンヌ（真彩希帆）
何度か暗殺を試みるマリーの強さ。そして、暗殺の相手を愛してしまった切なさが、気迫で演じられ、物語に引き込まれます。
正義の味方のイメージが強かったロベスピエール、はかない部分もあったのですね。
彩風咲奈（あやかぜさきな）八重歯が愛くるしい笑顔で、大きな声で生き生き伸び伸び。
夏美よう（なつみよう）凄いワル。存在感溢れる芝居。
沙央くらま（さおくらま）古巣の雪組で退団。感動。
彩凪 翔（あやなぎしょう）悪女が美しく儚い。ｽｺﾞｲインパクト。
朝美 絢（あさみじゅん）これまであまり見た事のない活動的で影のある役。とても目立つ。
ミュージカル『ひかりふる路（みち）革命家、マクシミリアン・ロベスピエール』
作・演出／生田大和
フランスは共和国となり、１７９３年に国王ルイ１６世は処刑された。フランスを新しい時代へと導いたロベスピエール（望海風斗（のぞみふうと））に人々は熱狂し、彼は「革命そのもの」と称されるようになる。
一方、貴族に生まれたというだけで、愛する家族や恋人を失い、人生を狂わされた「革命の犠牲者」も少なくない。その１人、マリー＝アンヌ（真彩希帆（まあやきほ））は復しゅうのため、ロベスピエールを暗殺しようと忍び寄る。しかし、２人の間に恋心が芽生えてしまう。
志を一つに革命を推し進めてきた仲間、ジョルジュ・ジャック・ダントン（彩風咲奈）らと革命の理想に突き進んでいくロベスピエール。しかし、反対勢力の台頭に理想は崩れつつあり、恐怖によって革命を導く「恐怖政治」の宣言に至る。理想に反する者を次々と粛清していくが……。
レヴュー・スペクタキュラー『SUPER VOYAGER!』－希望の海へ－
作・演出／野口 幸作
「VOYAGER（ヴォイジャー／航海者）」をテーマに、望海風斗のトップスター就任と新生雪組の「船出」を盛大に祝福する颯爽絢爛なレヴュー作品。
豪華客船の出航をイメージした躍動感溢れるプロローグに始まり「望（HOPE）」「海（OCEAN）」「風（WIND）」「斗（BIG DIPPER）」と新トップスターの名前にまつわる場面を中心に、未来への希望に満ちた場面の数々で構成。
望海風斗の男役の美学と新生雪組の魅力の全てを凝縮した究極のエンターテインメント。
“SUPER VOYAGER”とは直訳すると「超越した航海者」という意味。
望海風斗の“望”、真彩希帆の“希”から“希望コンビ”
＜お客様の感想＞
「雪組良すぎる！トップコンビが歌うますぎて安心感ハンパない！ショーはとにかく歌詞がウケる！プロローグ、肩震わせてた」
「プロローグの曲、歌ってる人（歌手）毎に歌詞が違ってるじゃないですかっ！もぅ～野口先生ーー！」
「腰をグイグイ」
「壁をドンドンドン」
「おまえは餌食」
「俺が嫌なこと全部忘れさせてあげる」
「俺とお前のシークレットクルーズ」
「そばにおいで、俺が抱きしめてあげる」
聞いていてドキドキする歌詞たち
・ポンポン（グッズ販売）持って振付有。客席降り。2階には下級生が。
・藤澤ノリマサさんの「希望の歌～交響曲第九番～」が話題。
https://www.youtube.com/watch?v=EDB8OVRDdyY
・ライダンス早い段階で登場。銀橋に出る。センターの綾 凰華 （あやおうか）超美脚。
・LA LA LANDのような場面。
・彩風咲奈、朝月希和コンビで踊る。
・望海風斗マフィア、彩凪 翔ジゴロ、朝美 絢の女装が美しすぎる。
・彩風咲奈、永久輝せあ 、縣 千ら、5分間踊り続けるダンス。
・舞咲りんの鬘に目がテン。
・永久輝せあ（とわきせあ）の女装もこれまた美しい。超美脚！！
・望海風斗の日記。これまでの写真が舞台上に歌と共に流れ、涙
・白燕尾でマスゲーム
・沙央くらまの銀橋ソロに大拍手！！
「旅立ちの時、悔いはない、涙も宝物」
・”BLIZZARDSー暴風雪”彩凪 翔、朝美 絢らがかっこいい。
・彩風咲奈、マタドールがかっこいい。
・「アンダルシアに憧れて」望海風斗、帽子、薔薇ががかっこいい。
・トップコンビのデュエットダンス、歌いながら踊る！二人ならでは。
・エトワール、沙央くらまに大拍手。
宝塚雪組公演『ひかりふる路（みち） 革命家、マクシミリアン・ロベスピエール』『SUPER VOYAGER!』初日舞台映像（ロング）
https://www.youtube.com/watch?v=gXlFgwMtb7Q
宝塚雪組公演『ひかりふる路（みち）革命家、マクシミリアン・ロベスピエール』『SUPER VOYAGER!』
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2017/hikarifurumichi/index.html
宝塚大劇場
2017年11月10日（金）～ 12月15日（金）
東京宝塚劇場
2018年1月2日（火）～ 2月11日（日）
宝塚花のみち
たまたま今回は宝塚大劇場で見る事ができました。とにかく、歌のスケールがハンパないステージで、宝塚大劇場は連日満員御礼。歌ウマの力は素晴らしい
お芝居の完成度は素晴らしいし、レビューは大階段が登場しエンディングと思いきや、まだまだ楽しませてくれる、現代にマッチした、めくるめく、ワクワクドキドキなレビューで楽しめること間違いなしです。
恐るべし、真彩希帆
組替えの、朝美 絢、綾 凰華の活躍がめざましい。男役への気持ちは誰にも負けないとインタビューで答えていた永久輝せあも益々、燃え、目が離せない雪組に
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※敬称略