ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」
http://www.umegei.com/the-scarlet-pimpernel/
赤坂アクトシアターにて、１２月５日（火）まで
ミュージカル界で一番好きな人ワンツーが出演するこの「スカーレット・ピンパーネル」は、見応えじゅうぶん、至福の時
ミュージカル界で一番好きな人ワンツー、石丸幹二さん、石井一孝さん。
石丸幹二さん、石井一孝さんの歌声は素晴らしい～～～！
劇場じゅうに轟いていました。
石丸幹二さん、石井一孝さんの競演が見られるなんて、最高の舞台です。
石丸幹二さんの歌は、最後のビブラートの最後の最後で、また一段階違う歌い方で歌い直すみたいな。誰でもができる技ではありません。
石井一孝さんの声量といったら！！
安蘭けいさんは、剣の二刀流で、男性顔負けの殺陣を披露。男役を彷彿とさせかっこいい。
安蘭けいさんが牢獄で歌う「忘れよう 明日から別の道へ」という歌が泣かせる
アドリブも。
パーシー（石丸幹二）とショーヴラン（石井一孝）の橋の場面。
パーシー「（ショーヴランに）顔じゅう汗」（笑）
パーシー「あ！スカーレット・ピンパーネルだ！うそぴょん！」（笑）
パーシー「だるまさんが転んだ！」一緒に振り向くショーヴラン（笑）
ロベスピエール／プリンス・オブ・ウェールズ（二役）の上原理生さんの声色、演技が斬新でした。
この日は、終演後、安蘭けい（あらんけい）＆霧矢大夢（きりやひろむ）「宝塚版思い出トークショー」が開催されました。
その模様を抜粋してご紹介致します。
ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」安蘭けい＆霧矢大夢「宝塚版思い出トークショー」
霧矢大夢「よっ！マルグリット！」（笑）
安蘭けい「よっ！二代目！」（笑）※二代目パーシーという意味
霧矢大夢「（フィナーレの赤い輪っかの衣裳のままの安蘭けいに）ステキ！！」
赤い輪っかの衣裳のまま椅子に座ろうとする安蘭けいの椅子を押さえ、フォローする霧矢大夢。
宝塚の上級生、下級生の構図が自然に。
霧矢大夢「新婚初夜に置いてった人が置いてかれてる（笑）とうこさんのマルグリット美しい。二刀流で」
安蘭けい「二刀流でピンパーネル団に入ってたら5分で終わる（笑）愛される側で嬉しかった（笑）宝塚初演の記憶は忘れていたけれど、当時、マルグリットを演っていた遠野あすかちゃんにごめんねって」
（笑）
霧矢大夢「人にやった事は返すって言いますしね（笑）私の宝塚でのお披露目がパーシーだったのですが、その時は、とうこさんは卒業されて、話す機会がなかったので、きょうは嬉しい。とうこさんはパーシーで菊田一夫演劇大賞など受賞されて、プレッシャーが凄かったんです。粋で素敵で、ジェントルマンでお笑いもあるパーシーで」
安蘭けい「きりやんのパーシー、楽しみでした。面白いし、きりやん、イギリス好きだし」
霧矢大夢「ロンドンのドーバー海峡に行ったら霧がかかっていて、私がバスを降りたら、霧が晴れたんです。持ってるなって（笑）パーシーは必死すぎて。変装とか。きょうは、相手役だった蒼乃夕妃ちゃんが偶然来てくれてるんです。トークちゃんと見てねって」
安蘭けい「トークの方をちゃんと見てねって？！（笑）こないだ、宝塚星組、紅ゆずるちゃんのスカーレット・ピンパーネルを見に行ったんですが、こんなだったっけ？って。華やかで、夢があって、宝塚だ～って思いました。」
霧矢大夢「2016年に見た時は、とうこさんはパーシーに見えて（笑）今回はアップデートされて、とうこさんはマルグリットに見えました。パーシーには見えなかった」（笑）
安蘭けい「今回はドロドロが凄い。三角関係が熱い。舞台の体温が高い。6週間で結婚して何もしてないのが不思議（笑）守ってる、可愛い、純愛。宝塚ではルイを助けるというミッションで正義感が描かれ、こちらはアルマンを助ける姉弟愛が描かれています」
霧矢大夢「マリーはアルマンが好きだったんじゃないんですね。タッソーさんと結婚しなければマダムタッソーは生まれないし、蝋人形館も作れないですしね」（笑）
安蘭けい「このスカーレット・ピンパーネルは上演50回ですが、宝塚では130回、パーシーを演りました。」
霧矢大夢「パーシーとマルグリットを演ったのはおひとりだけですよね。闘うマルグリット！」
安蘭けい「初演の時、剣を二本でやって欲しいという事で、マルグリットがあんなに強くていいのかと。今年は変わるんだろうと思ったら、同じ？！って」
霧矢大夢「ご夫婦の将来の姿が見えた感じですよね（笑）ピンパーネル団で紅一点」（笑）
安蘭けい「そんなオチ？！」（笑）
霧矢大夢「お稽古場が隣同士で、しっとりしたお芝居の時、炎の中へが聞こえてきて」
安蘭けい「３パーで写真撮ろうと（笑）パーシーが３人で３パー（笑）」
霧矢大夢「安い、お得感がありますよね（笑）」
Ｑ スカーレット・ピンパーネルとは？
安蘭けい「スカーレット・ピンパーネルは宝物。大切。大好きな代表作」
霧矢大夢「宝塚のリーダーとして船出して心ひとつに。舞台と現実がかぶっていました。とうこさんの次に代表作に」
Ｑ スカーレット・ピンパーネルで好きな歌は？
安蘭けい「ハヤブサのようにって、ショーヴランかよ（笑）牢獄で歌う歌ですね。感情移入しやすいです」
霧矢大夢「パーシーは記憶の彼方に。炎の中へは女優では歌わないですが、ヒーロー的な歌をお風呂で男に戻りながら（笑）起きる時、炎の中へで目覚めるという、メロディが覚えやすいというフランク・ワイルドホーンさんの特徴ですね。主題歌を口ずさむながら帰るのは理想ですね。」
安蘭けい「プライベートではきりやんと写真展行ったり、ごはん食べたりしています。」
霧矢大夢「”この熱き私の激情”という舞台を演っております。12月5日にスカーレット・ピンパーネルの千秋楽を終えられましたら、京都、豊橋で演っておりますのでお越し下さい。」
初代、二代目パーシー、安蘭けい＆霧矢大夢トークは面白かったです。
安蘭けいさん、とうこさんは、10月9日、トークの日生まれ。
霧矢大夢さんは、大阪岸和田出身のコテコテの大阪人。
宝塚現役時代から面白かったですからね。
ここに、真飛聖さんが加わると最強トリオですね
『スカーレット・ピンパーネル』（2017）舞台映像
https://www.youtube.com/watch?v=D8r_YIZdwKo
ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』（2016）石井一孝 安蘭けい
https://www.youtube.com/watch?v=bv5qUiAu23U
ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』石丸幹二
https://www.youtube.com/watch?v=teoXh6Ll8G4
ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』
1997年に世界のヒットメーカー、フランク・ワイルドホーン作曲にてNYブロードウェイで初演されたミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』。
原作はイギリスのバロネス・オルツィの小説「The Scarlet Pimpernel」（「紅はこべ」）。
日本では小池修一郎氏による演出で、宝塚歌劇団星組が2008年安蘭けい主演にて初演、たちまち大人気公演となり、2010年に月組、2017年に星組で再演。
ブロードウェイ版を基に2016年秋、主演・パーシー役に石丸幹二を迎え、ガブリエル・バリー（潤色・演出）によって世界初の新バージョンとして上演。
フランク・ワイルドホーンが書き下ろした新曲「新たな時代は今」「ここから先は」は物語に新たな彩を添えました。
初演に引き続き、主演・パーシー役を演じるのは、日本のミュージカル界を代表する俳優として舞台、テレビなど多くのメディアで大活躍中の石丸幹二。
ヒロイン・マルグリット役は2008年の宝塚歌劇団の初演では日本初のパーシー役を演じ、2016年石丸幹二主演版ではパーシーを力強く支える妻マルグリット役に挑戦した、世界で初の二役を演じた女優・安蘭けい。
敵役、フランス政府特命全権大使・ショーヴラン役は、2016年版同様石井一孝。
愛と情熱と勇気溢れる痛快冒険活劇をお見逃しなく！
＜海外上演記録＞
1997年11月～1998年10月 ブロードウェイ初演（ミンスコフ劇場）
1998年10月～1999年5月 ブロードウェイ上演（ミンスコフ劇場）
1999年9月～2000年1月 ブロードウェイ上演（ニール・サイモン劇場）
2000年2月～2001年4月 アメリカナショナルツアー
＜日本上演記録＞
2008年 宝塚歌劇団星組（主演：安蘭けい、遠野あすか／演出：小池修一郎）
2010年 宝塚歌劇団月組（主演：霧矢大夢、蒼乃夕妃／演出：小池修一郎）
2016年 日本オリジナルバージョン（石丸幹二、安蘭けい／潤色・演出：ガブリエル・バリー）
2017年 宝塚歌劇団星組（主演：紅ゆずる、綺咲愛里／演出：小池修一郎）
＜ノミネート・受賞歴＞
1998年 トニー賞 主演男優賞（ダグラス・シルズ）、脚本賞（ナン・ナイトン）、作品賞の三部門にノミネート（ピーター・ハント演出版）
1998年 ドラマ・デスク賞 主演男優賞（ダグラス・シルズ）、作曲賞（フランク・ワイルドホーン）の二部門にノミネート（ピーター・ハント演出版）
2009年 第16回読売演劇大賞優秀作品賞受賞（小池修一郎演出版）
2009年 第34回菊田一夫演劇大賞受賞（小池修一郎演出版）
＜ストーリー＞
1789年、王制に対する不満を爆発させた民衆が蜂起し、フランス革命が勃発。その後、ロベスピエールを指導者とするジャコバン党が権力を振りかざし、元貴族らが次々と処刑される恐怖政治が続いた。
嵐が吹き荒れる混乱の中、無実の人々を断頭台から救おうと立ち上がったのは、イギリス貴族のパーシー・ブレイクニー。彼は仲間と共にピンパーネル団を結成し、知恵を絞った救出計画を秘密裏に敢行。
その活躍ぶりは瞬く間に広まったが、女優を引退しパーシーの妻となったマルグリットでさえも正体を知らず、いつしか夫婦の間に大きな溝が生じていた。
フランス政府特命全権大使のショーヴランは元恋人であるマルグリットに接近。ある取引をチラつかせながら心のうちを熱く、甘く語りかけ、ピンパーネル団の素性を暴こうと執念を燃やす。
愛を疑うパーシー、愛を信じたいと願うマルグリット、愛を利用するショーヴラン。恐怖政治の嵐の中で愛憎が交差し、物語はスリリングな展開をみせてゆく…。
ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」
http://www.umegei.com/the-scarlet-pimpernel/
この熱き私の激情（松雪泰子、霧矢大夢出演）
http://www.parco-play.com/web/program/gekijo2017/
ミュージカル界のスターが揃った、ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」いよいよ１２月５日まで。こんなレベルの高い舞台は是非、お見逃しなく
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