主演：望海風斗（のぞみふうと）、真彩希帆（まあやきほ）
雪組新トップコンビのプチお披露目公演。
◆ミュージカル・ロマン『琥珀色の雨にぬれて』
◆ショー『“D”ramatic S!』
トップコンビがめちゃめちゃ歌えるので、安定感抜群、より深みのある素晴らしいステージでした。
『琥珀色の雨にぬれて』
♪恋してしまった君に 君だけに
♪悲しいよね人生は 苦しいよね人生は セラビセラビセラビセラビ～
♪誰の心が雨に 雨に変わったのか 誰の心が霧に霧にぬれたのか
胸がキュンキュンする歌ばかり。
ぺーさんの顔が浮かび、若葉ひろみさんが笑いながら森を駈けている姿が浮かび、なつめさんが浮かび……
学年差をまったく感じさせない、魔性の女、シャロンを見事に演じた、真彩希帆(あまやきほ)
「シャロン、抱きたい！」の台詞はドキーッ！とさせた、男の色気がハンパない、望海風斗(のぞみふうと)
フランソワーズの星南のぞみ（せいなのぞみ）可愛い。
煌羽レオ（きらはれお）黒い短髪で髪が濡れてて、お化粧も綺麗でとっても目立っていました。
33年前に上演された舞台。こんなにキュンキュンする歌詞と切ない音楽、清く正しく美しい宝塚でまさかの不倫劇が33年前に描かれていたなんて。
『ドラマチックＳ』
ドラマチックなステージ。
雪組＝snowのＳ。
前トップコンビ、早霧せいな、咲妃みゆの名前にＳが入っていたので、二人のさよなら公演という事もあって『ドラマチックＳ』というタイトルになったのだと思っていました。
新しい場面が加わっていたものの、早霧せいなの顔が浮かんでジーン……
特に、ベサメムーチョ、コーヒールンバでは胸が苦しくて、涙が溢れました……
また、あの感動を思い出させてくれたステージでした。
「目をそらさないで俺を見てくれ」
「俺に愛されたら逃れられはしない」
と歌う望海風斗にドキッ！
よく、こんな歌詞を考えられるものだなーと感心。
「手を取り合って海を渡ろう」
と、真彩希帆にアゴクイする望海風斗。
セクシー全開！！
”アムール”の場面再現で良かった。
「二人でもっと羽ばたこう」
「今始まる雪の世界。風になり、君たちを連れてゆく」
新しい雪組が始まったのだなと実感。
世の中は新陳代謝がつきものですものね。
望海風斗の大きな羽根を見て、お客様号泣……
ショーは客席降りが２回もあり、客席大盛り上がりです。
最後に、トップコンビのリフトもあり、タカラジェンヌの体力、精神力にただただ脱帽です。
全国ツアー、各地の移動、１日２回公演、本当に凄いです。
ロケットは新鮮で心洗われる場面。
彩凪翔、めちゃめちゃかっこ良く、歌も凄くて、初めて見た方がファンになっていました。
～お客様の感想～
「私について来て！みないなかっこ良さを感じた真彩希帆。ダンスもかっこ良く、男役も見てみたかった」
～ご当地出身タカラジェンヌ～
望海風斗「神奈川は俺もものだ～～～！」（笑）
ミュージカル・ロマン『琥珀色の雨にぬれて』
1920年代の爛熟期のパリを舞台に、戦火を潜り抜けても純粋さを失わない貴族の青年クロードと、魔性の女シャロンとの恋を中心に、クロードを慕う少女フランソワーズ、シャロンに惚れるジゴロのルイを交えた、4人の男女が織り成す恋愛心理劇。プロローグから当時流行のタンゴの名曲をきかせて、ドラマの起伏を描き出しました。1984年に高汐巴、若葉ひろみらによる花組にて初演後、度々再演を重ねてきた秀作ドラマが、雪組新トップコンビ望海風斗と真彩希帆のお披露目公演。
＜主な配役＞
クロード・ドゥ・ベルナール公爵：望海風斗
シャロン・カザティ：真彩希帆
ルイ・バランタン：彩凪 翔
フランソワーズ・ドゥ・プレール：星南のぞみ
シモーヌ：梨花ますみ
ジョルジュ・ドゥ・ボーモン伯爵：奏乃はると
ソフィー：早花まこ
エヴァ：沙月愛奈
イヴォンヌ：千風カレン
ポワレ：透真かずき
ミッシェル・ドゥ・プレール伯爵：真那春人
フレデリーク：煌羽レオ
カトリーヌ：杏野このみ
シャルル・ドゥ・ノアーユ子爵：桜路 薫
ミュージカル・ロマン『琥珀色の雨にぬれて』
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※敬称略