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宝塚月組『グランドホテル』『カルーセル輪舞曲(ロンド)』東京千秋楽

回顧録です。

涼風真世さん、久世星佳さん、麻乃佳世さん、そして、ミスター・ブロードウェイのトミー・チューンさんもご観劇。

トミー・チューンさん、めちゃめちゃかっこいい!!

身長199㎝。オシャレなスーツ、素敵なブロンドヘア。スッと伸びた背中。スラリと長い脚。

何と、78歳だそう。見えない~~~~~

うちの母が77歳には見えない以上に、素晴らしい78歳。

トミー・チューン氏は、2015年の第69回トニー賞特別功労賞を含め、トニー賞に10回輝いている偉大な俳優・演出家・振付師です。

素敵だな~と見惚れている内に開演。

ザ・ミュージカル 『グランドホテル』

<主演>
珠城りょう(たまきりょう)、愛希れいか(まなきれいか)


◇出演者がすべて行う、見事なまでの椅子の美しい配置、移動。素晴らしい。

男爵(珠城りょう)グルーシンスカヤ(愛希れいか)の初めてのラブシーン。暗闇の二人は演技をしていたのだ。靴を脱がしたり、一緒にベッドに横たわり……フラムシェンとプライジング社長の場面よりセクシーでドキドキ。ああ、もっと早く気づけば良かった。

◇株が16ポイント上がって「♪グラスを上げよう」と歌う場面。踊れないオットー(美弥るりか)が見よう見真似で、バーにつかまりながら、どんどんどんどん足のステップが上達し、バーを飛び越え、足を上げてのステップに大拍手!大歓声!涙涙、、、感動したーえーん

フラムシェン(海乃美月)プライジング社長(華形ひかる)のストッキング脱ぎ脱ぎの場面。

プライジング社長「して欲しい事してくれるね」

なんて凄い言葉を放っていたのでしょう!すみれコードレスギリギリ?!ドキドキしました!

みつるクン、すごーいラブ

運転手(宇月 颯)のワルっぷりが更にグレードアップ。今、宝塚であんなに鋭いワルを演らせたら一番では。

ジゴロ(紫門ゆりや)この度も綺麗なお顔でした。

オットー
(美弥るりか)「赤ちゃん見るの楽しみ!」ジーンえーん

ザ・ミュージカル 『グランドホテル』、音楽もダンスも芝居もとても素晴らしい公演でした。

モン・パリ誕生90周年レヴューロマン『カルーセル輪舞曲(ロンド)』

◇テキーラ、ブラジルの場面は興奮、盛り上がった‼

◇ブラジルの場面の銀橋での、脚がもつれるのではないか?!ステップが素晴らしい。

◇男役群舞が圧巻。素晴らしい。男役群舞は宝塚の醍醐味。なくてはなりません。あの様に大きな階段の上で綺麗にフォーメーションできるのは、宝塚音楽学校での統率、自衛隊の訓練など、教育を受けたタカラジェンヌならではの統率力。

◇お芝居もショーもトップコンビのリフト。体力が凄い。タカラジェンヌは超人。でも、女性だし、体力には限界もあるし、リフトはなくて、安全第一、体力温存でいいかなと思ったり。

◇「3ヶ月、心と体を保つのは大変」と挨拶でありましたが、そうですよね。毎日毎日、笑顔で、綺麗で、芝居して、歌って、踊って……

人間だもの、しんどい時もあるでしょう。でも、幕は開く。

心と体を保つのはそれはそれは大変な努力ですね。

1日2回公演では、大作のお芝居を1日2回、踊りまくりのショーを1日2回。計4回のステージをこなす。

本当に素晴らしいです。

【朝美 絢 (あさみじゅん)組替え挨拶一部】
「1ヶ月あっという間でした。素晴らしい2つの作品と出会い、月組の一員である事を誇りに思います。月組生としての東京公演は最後ですが、まだまだ博多座が続きます。月組の朝美絢をまっとうします!」

組長「進化し続けるであろう朝美絢をよろしくお願い致します」

【退団者4名】

◇美里夢乃(みさとゆめの)95期 娘役
◇煌海ルイセ(きらみるいせ)94期 男役
◇咲希あかね(さきあかね)91期 娘役
◇貴千 碧(たかちあお)91期男役


◆美里夢乃(みさとゆめの)
95期 娘役。 鹿児島県鹿児島市出身。

<組長から経歴、メッセージ紹介>
「初めて宝塚を見た作品に出演でき、夢がいっぱいでした。全国ツアーで行った鹿児島の温かさに胸が熱くなりました。初心に返って頑張ろうと強く誓いました。100年の歴史の重みを誇りに。同期が主演の舞台では、微力ながらささえる事が嬉しくて、このままずっと続いたらと毎日楽しく過ごしました。舞台の端っこでいいから立ちたいという夢が叶いました。のんびりの私が、美しく、厳しい宝塚で涙した毎日。家族に手を差し伸べて頂き、沢山の宝物を頂きました」

<組長のひとこと>
「みっこは温かな人で、めまぐるしく過ごす私たちに安らぎを与えてくれました。みっこの故郷、鹿児島の歓声は鮮明に覚えています」

<美里夢乃(みさとゆめの)退団挨拶一部>
「深い絆の月組の皆様。優しさ、思いやり、素直な気持ちを教えて頂きました。卒業する今、深く思っているのは、皆様に支えられている事。同じ時を過ごした月組の皆様。どこか遠くで応援してくれているファンの方々。未熟な私は今になって気付かされます。歴史ある宝塚を誇りに、清く、正しく、美しく生きる事が、支えて下さった皆様へのご恩返しと思います。8年間ありがとうございました!」

◆煌海ルイセ(きらみるいせ)
94期 男役。大阪府大阪市出身。

<組長から経歴、メッセージ紹介>
「大好きな小池先生の作品に5回も出演させて頂きました。念願の女役もさせて頂き、お芝居の楽しさも知る事ができました。憧れのディナーショーにも出演させて頂き、星条さんをはじめ、充実した時間であっという間で思い出深いです。歌う事、演じる事が大好きでした」

<組長からひとこと>

「どこにいても笑顔で、優しく、小さな思いも気付いてくれ、誠実に人と向き合い、どんな人にも愛される人です」

<煌海ルイセ(きらみるいせ)退団挨拶一部>
「夢、希望、憧れが沢山詰まった宝塚で、夢を叶え、かけがえのない経験をさせて頂きました。初舞台からずっと見てきたこの光景、空間が大好きです。男役で、月組でいられた事、一生の誇りです。沢山の愛を胸に新たな人生に旅立ちます。きらめく笑顔をありがとうございました。9年間ありがとうございました!」

◆咲希あかね(さきあかね)
91期 娘役。東京都出身。

<組長から経歴、メッセージ紹介>
「瀬奈じゅんさんの子ども時代をさせて頂き、セリ下がりですれ違って行かれる時の緊張感が忘れられない思い出です。柴田先生から大好きです。凛としていて、情のある先生と出会えて幸せです。憧れのディナーショーに出演させて頂き、本当に幸せでした。星条さんに学ばせて頂いた事は財産となりました。ジプシーの生き方が大好きでお芝居が好きなのだと思いました。男役さんと組む事が大好き。」

<組長のひとこと>
「宝塚が大好き。中に秘めた純粋で傷つきやすいところも」

<咲希あかね(さきあかね)退団挨拶一部>
「退団を決めてからあらためて、ここまでの道のりはひとりでは来れないという事。皆様あっての今だと。立ち止まり悩む時、手を差し伸べて下さった上級生の皆様。言い合った昔があるから、今の信頼、絆がある同期。いつも自然に笑いかけてくれた下級生。共に笑い、泣き、一体感がありました。きょうで最後は少し淋しく思います。端っこにいてもいつも見て、応援してくれ、夢を支えてくれた家族。ここへと導いてくれて本当に感謝しています。12年間本当にありがとうございました!」

◆貴千 碧(たかちあお)
91期男役。大阪府大阪市出身。

<組長から経歴、メッセージ紹介>
本公演で初台詞をもらった時、お芝居の楽しさ、役を作る難しさを知りました。『Dancing Heroes!』は、ダンスが好きな私にご褒美の様な公演でした。大劇場で憧れのソロダンスを頂きました。男役が、男役のダンスが大好きでした。上級生に育てて頂き、大きな背中に近付きたく、わきめもふらずに頑張りました」

<組長のひとこと>
「本当に努力の人です。稽古場ではいつも声が聞こえていました。自分に厳しく、人に愛情深い人です」

<貴千 碧(たかちあお)退団挨拶一部>

客席「まんちゃん!!!」

「受験生時代、何度も涙したこの桜の季節。今は清々しいです。とても愛おしく感じています。宝塚はどんな小さな事でも感動、感謝、幸せを頂く事のできる場所です。沢山の笑顔に優しさを頂いてくる事ができて本当に幸せです。関わって下さり、支え続けて下さった多くの方々にありがとうの言葉と、心の底から感謝の気持ちを。12年間の男役生活に一点の曇りも後悔もございません!」

【トップスター珠城りょう(たまきりょう)挨拶一部】
「新しい年の始めに大劇場で始まり、少しづつ春になり、きょうまであっという間の日々でした。この二つの作品と巡り会う事ができ、新しい月組のスタートができて本当に幸せに思います。ひとりで背負うには大きくて重すぎるこの羽を、すべての皆様に感謝いっぱい、舞台の上から沢山の愛をお届けしてゆきたいです」

♪フォーエバータカラヅカ

カーテンコールで上級生の貴千 碧から「お気持ちよろしいの?」と突っ込まれる珠城りょう。

珠城りょう「さっき、伝わってると思います」(笑)

珠城りょう「しつこいようですが(笑)本当にありがとうございました!」

月組恒例の大ジャンプ。

涼風真世さんの時も月組恒例の大ジャンプあったのかなー一緒にやって下さいました。

珠城りょう、笑顔が良いです。

♪まわるまわるカルーセル~まわるまわるロンド~

頭から離れません。

タカラジェンヌは超人。

フィギュアスケートの羽生結弦選手も超人。

※ちょうじん【超人】
普通の人とはかけ離れた、すぐれた能力を持つ人。スーパーマン。


世界を驚かせ続ける羽生結弦選手。

語り継がれる羽生結弦選手。

羽生結弦選手曰く、ショートプログラム5位だったので、追いかける背中が沢山あったと。

羽生結弦選手も宇野昌磨選手も、オリンピックの日本の枠を3枠取る為に頑張ったと。

目からウロコ。

相撲の横綱、稀勢の里も、最後まで諦めなかった。

最後まで諦めずに、一度の人生頑張ろう。

藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com
藤川奈々ナレーションサンプル
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藤川奈々Instagram
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食べログ(ニックネーム:福山麗子)
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※敬称略