イメージ 1
民謡、演歌歌手、福田こうへい初の東京座長公演

明治座 2017年2月10日(金)~27日(月)

泣けました・・・

客席号泣・・・

生涯で一番泣けたかも・・・

皆、母を想って泣けました・・・

自分の余命を感じた、こうへいの母(角替和枝)は、1日かけて岩手から列車に乗り、こうへいが集団就職した東京へ出てきた。こうへいに会いに来た。

母は、綺麗な着物を着て、赤い足袋を履き、今までした事のないくらいの化粧をし、赤い口紅をつけ、背中の籠いっぱいのお土産を持ってきた。

それを見たこうへいは、田舎者の母を恥ずかしいと思い、なじった。岩手に帰れとなじった。

母は岩手へ帰った。そして・・・・・

福田こうへいさんは台本を読んだ時、涙が止まらなかったそうです。

良い舞台だったので超大作レポートとなっております。

私も昔、

東京の美容院でヘッドスパをさせてあげようと母を呼んだら、

千葉から電車に揺られて着いた母は、秋なのに麦わら帽子で、日帰りなのに大きなキャリーバッグを引っ張って、電車で食べた駅弁の残りを白いビニール袋に入れて現れた。

ヘッドスパをしている間、ひとっつも寝なくてずっと起きていた。

「何で東京の美容院に来るのにキャリーバッグなの?!」

「何で美容院に駅弁の残りを持ってきたの?!」

「高いヘッドスパなのに何で寝ないの?!」

娘に何を言われても照れて笑う母。

母は東京のおしゃれな美容院で、生まれて初めてのヘッドスパに緊張していた。

ドキドキして眠れなかったのだ。

そんな事を思い出し、泣けた・・・・・・・

舞台の感想を書くのに、写真の整理をしている途中で泣けて中断・・・

こうして文章を書いている途中で泣けて中断・・・

脚本の堤泰之さんも素晴らしい。

笑うツボも、泣かせるツボもいっぱい散りばめられている。

『福田こうへい特別公演 東京 明治座』
イメージ 2
明治座 2月 福田こうへい 特別公演
http://www.meijiza.co.jp/lineup/2017_02/

<第一部 母ちゃんの浜唄>
イメージ 3
脚本 堤泰之

昭和30年代後半、岩手の中学を卒業したこうへい(福田こうへい)は、母・はる(角替和枝)の元を離れ、集団就職で上京。東京・下町の乾物屋に住み込みで働く事になった。

こうへいは近所の食堂で働く和子(小林綾子)に恋心を抱いたり、乾物屋のご主人・伊佐男(曽我廼家文童)の厳しくも心優しい人柄に触れたり、同じ乾物屋に勤める先輩の剛(西山浩司)から最先端の流行を教えてもらったりと、若者らしい充実した生活を送っていた。

オリンピックを控えた東京は大きく変わろうとしていた。こうへいは、ひと足先に乾物屋を辞めた剛に、伸び盛りの建設会社に転職するよう誘われる。大きく心を動かされるこうへいだが、伊佐男やその妻・雅美(遠藤真理子)への恩義から、思いを切り出す事ができなかった。

しかし、伊佐男と雅美はそんなこうへいの思いを察し、転職を認める。ふたりの温かい言葉に、こうへいは大粒の涙を流すのだった。

こうへいも次第に都会生活が板に付いてきた。そんな時に、母・はるが岩手から上京してくる。田舎者丸出しの母がたまらなく恥かしく感じたこうへいは、はるを怒鳴りつけ、岩手へと追い帰してしまうのだったが・・・

イメージ 4
食堂で働く和子(小林綾子)に告白のアドバイスをする、こうへいの先輩・剛(西山浩司)

イメージ 5
田舎者丸出しの母がたまらなく恥かしく感じたこうへいは、母を怒鳴りつける。

こうへい(福田こうへい)
イメージ 6
岩手県出身。地元で有名な民謡歌手・福田岩月を父に持つ。23歳で民謡を始め、類い稀なる天性の歌声で数多くの民謡大会を制覇。2012年「日本民謡フェスティバル」でグランプリ。民謡日本一に。父が果たせなかった夢を叶える。2012年10月、「南部蝉しぐれ」でメジャーデビュー。30万枚のヒットで、2013年、第55回日本レコード大賞新人賞受賞。NHK紅白歌合戦初出場。昨年は紅白歌合戦に返り咲き。

お人柄の良さが舞台に。芝居が始まって港の波止場を歩くだけで、客席から大歓声!手を振る!台詞をトチルと客席爆笑

花道を通るとうちわ振る。

こうへいがジュースをグラスにうまく注げたら大拍手!

客席「手、震えてるよ」笑

なんて温かいファンの皆様ハート

こうへいの母・はる(角替和枝 つのがえかずえ)
イメージ 7
つかこうへい事務所を経て、劇団東京乾電池所属。NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」「花子とアン」など多数出演。

お母ちゃん、良かった。。。。泣けた。。。。。

お母ちゃんを大事にしようと思いました。

こうへいが恋心を抱く、和子(小林綾子)
イメージ 8
10歳の時、朝の連続テレビ小説「おしん」に出演。日本中にブームを巻き起こし、一躍全国区の人気に。

華があってさすがの演技。こうへいが告白すると客席大拍手!二人が手をつなぐと大拍手!

なんて温かいファンの皆様ハート

乾物屋のご主人・伊佐男(曽我廼家文童 そがのやぶんどう)
イメージ 9

松竹新喜劇で藤山寛美の相手役。現在放送中の朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」では、執事・井口忠一郎役。

う、う、うまい!!!!!!!!!!!

伸び盛りの建設会社に転職するよう誘われたこうへいに、仕事もできないおまえなんかクビや。前からクビにしようと思っていたと突き放す芝居が客席を大いに泣かせた・・・・

ズルい。ヤバい演技。こんな演技があるのだ!と思った。

素晴らしい役者さんキラキラ

こうへいの先輩・剛(つよし)(西山浩司)
イメージ 10
中学1年生の時、『スター誕生!欽ちゃんと遊ぼうコーナー』で5週連続チャンピオン。1981年、『欽ドン!良い子悪い子普通の子』で山口良一、長江健次とイモ欽トリオを結成。『ハイスクールララバイ』がミリオンヒットに。ワルオ役でブレイク。

舞台、とても合っていました!声の張りも素晴らしかったし。出番、台詞、てんこ盛り。ほぼ、こうへいと一緒に出演。こうへいを陥れる先輩ワルオかと思いきや、まさか、逆の立場にー

西山浩司さんのお店にまた行きたくなりました!

公演が終わった頃に顔を出してみようかな。

<西山浩司さんと奥様のお店>
『皆月(みなつき)代々木上原(創作料理)』
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13007321/

ワルオ、フツオ、ヨシオって料理コースがあります

乾物屋のご主人・伊佐男の妻・雅美(遠藤真理子)
イメージ 11
14歳でテレビドラマ「つくし誰の子」でデビュー。「末っ子物語」「ジュンのあした」の主演で注目される。「大岡越前」「江戸を斬る」などの時代劇でレギュラーも。

綺麗で面白かった~すごいボケ

吉本新喜劇の浅香あき恵さん的な

こうへいの子どもの頃の子役の男の子の岩手弁もえがったな~~~

こうへいのお姉ちゃんもえがったな~~~

クリーニング屋のキザ男も面白かった~

吹き出すくらいの笑いと、ティッシュなしでは見られない泣ける芝居。

<第二部 福田こうへいコンサート 2017>
イメージ 12
2年ぶりに出場した昨年末のNHK紅白歌合戦で歌った「東京五輪音頭」などを披露。お祭りモードで、紅白を再現。

民謡で鍛えた歌声が本当に素晴らしい。

福田こうへい自ら、全力での大太鼓の演奏も。
イメージ 13
座席に座ると小さい、90歳代のおばあちゃんが、赤い口紅をつけ、イヤリングをし、福田こうへいさんのハッピを着て、ペンライト持って、福田こうへいさんの歌と一緒に口ずさんでいました。

この日は、岡山、奈良、大分、長崎、岩手など、遠方からのお客様もいっぱい。

福田こうへい「芝居では台詞を間違えることもなく」

客席爆笑

福田こうへいさん、トークもめっちゃおもろい。

爆笑ネタをひとつだけ。。。

岩手で高齢の方を集めて毎年歌っている福田こうへいさん。去年より奮発して高いお寿司を付けた。結果は同じ。皆、お土産にビニール袋に入れて、振り回して帰るから、家に帰ったら、ちらし寿司に爆  笑

岩手の方言でボソッとつぶやく様に言うのがまたほのぼのして面白い。

芝居の脚本、出演者、演技、すべてがクオリティ高く、素晴らしかったですが、

第二部のコンサートもクオリティが高い!!!!!!!

司会のナナオさんがじょうず!!
イメージ 14
ウッチャンナンチャン、バカリズム、ナイツと同じ事務所「マセキ芸能社」美川憲一さんの専属司会者も。浅草で漫談もされ、お父様も漫談家で司会者。声が良く、嫌味なくツッコミ、スマートに進行。安心して聞いていられる。

勉強になりました~~~

イメージ 15
津軽三味線、尺八、演奏、とてもとても素晴らしかったのです!!

津軽三味線、いいですね。。。。。。。。。。

津軽三味線、好きだ。。。。。。。

<尺八>
福田大輔

東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了
テレビに多数出演。福田こうへいさんのコンサートに長く出演。

<津軽三味線>
澤田成十朗

津軽三味線日本一を三度

矢吹和之
津軽三味線日本一

<歌日本一>
福士あきみ

数々の民謡大会で優勝。第49代青森県民謡王座獲得。

と、すごいメンツなのです!!

何と!

福田こうへいさん父子は『牛の鳴きマネ日本一』だそうで!

黒毛和牛の鳴きマネをしてくれました^^

面白い~~~~~~ニコニコ

北島三郎さん、吉幾三さん、細川たかしさんの歌も良かった~

吉幾三さんの『北限海峡』、津軽三味線と良かった~~~

ハッ!!下北半島~~~

細川たかしさんの『北緯五十度』も良かった~~~

♪北緯五十度~~と、今も頭に残っいます。

1回公演終演後には対象商品の購入者に向けた握手会も。
イメージ 16
対象商品。

~出演者の声~
「ショーも大盛り上がりで、出演していて楽しい~~!」

「福田こうへい座長の歌、素晴らしい~!自分達、踊りの返し稽古も全力で歌って下さって、すごいパワーです!」

「座長は楽屋の廊下、僕たちの楽屋も掃除してくれるんです」

「楽屋の廊下に長靴を片方置いたり、座長は毎日イタズラするんです」(笑)

イメージ 17
演出・宮下康仁「福田こうへいの話術の巧みさ。トツトツと話しながら、その間は天才的。いつのまにか観客の心を掴んで離さない。一流の手品師の上をゆく。各地の舞台で、お客様から湧き上った拍手と興奮の波は、ここしばらく見たこともない光景。福田こうへいは凄いよ!と、レコード会社の宣伝マンの様に言いまくった」

私も母に「福田こうへいは凄いよ!!」と言っていました!

明治座です。
イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

イメージ 22
明治座は140年の歴史。

イメージ 23
客席はエアウィーヴの座布団で座りごこち良し、舞台も見やすい。

明治座の名物!
イメージ 24
『ひたちや』のお兄さん。「福田さま」「こうへいさま」「穏やかなこうへいさま」と、お客様に声をかけ、試食を配りまくるお兄さん。全然、営業っぽくなく、自然で、ささやく感じで。お客様は明治座に来る度、ここでお土産を買う方が多いのです。

営業の鏡。勉強になる。一生懸命やっていると、買ってあげようと思うものです。
イメージ 25

イメージ 26
買いました!お兄さんも喜ぶし、明治座も喜ぶし、母も喜ぶ。

明治座は試食の嵐。でも、まったく恩着せがましくないから買おうと思うのです。

お気に入り、お腹も喜ぶ『まめ屋 きなこまめ』
イメージ 27

イメージ 28


他にも・・・
イメージ 29

イメージ 30

イメージ 31

イメージ 32

イメージ 33
一番人気!福田こうへいボールペン500円

明治座4階の食堂のお弁当も美味しい♪
イメージ 34
月替わり膳(2月公演)「福田こうへい」の出身地・岩手の 名物「じゃじゃ麺」も。

2016年2月 福田こうへい 明治座での公演より(動画)

https://www.youtube.com/watch?v=SCE2j0B8dyk&index=2&list=PLAXTWyNF-W97qfqnAUfVe2R8j8LuXcWWE

明治座 2月 福田こうへい 特別公演
http://www.meijiza.co.jp/lineup/2017_02/

明治座 公式サイト
http://www.meijiza.co.jp/

明治座 2月 福田こうへい 特別公演
2017年2月10日(金)~27日(月)

こんなに泣けて、感動するステージは久々でしたキラキラ

福田こうへい「どんな努力も致します!!」

素晴らしい。見習おうグー

藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com
藤川奈々ナレーションサンプル
http://www.youtube.com/watch?v=Gbv6AFa3uvY&feature=youtu.be
藤川奈々Instagram
https://www.instagram.com/nanayakko/?hl=ja

食べログ(ニックネーム:福山麗子)
http://tabelog.com/rvwr/000355206/