＜出演＞
檀れい ／ 剛力彩芽 ／ 葛山信吾 ／ 山本陽子 ／ 松平健 ／ 鶴田忍 ／ 大河内奈々子 ／ 田中綾子 他
『祇園の姉妹』（ぎおんのきょうだい）は昭和11年、映画化され（主演・山田五十鈴）、キネマ旬報ベストテンの第1位に
義理人情を大切にする古風な姉と「男に負けへん」と社会の不条理と渡り合おうとする妹。映画監督・溝口健二の『祇園の姉妹』（昭和十一年）は華やかな花街の影で懸命に生きる、対照的な芸妓姉妹を描いた物語。
現代でも全く色あせない、心に迫る傑作です。その後、たびたび舞台化もされ、評判を呼びました。映画から八十年を経た今、芸妓姉妹の姉・梅吉を明治座初出演の檀れい、妹のおもちゃを舞台初出演となる剛力彩芽。
～あらすじ～
昭和十一年春。経済恐慌のあおりをうけた不景気時代。京都、祇園の路地の奥、芸妓梅吉（檀れい）とおもちゃ（剛力彩芽）姉妹の家に、街ゆく人の声が響く。
「室町の木綿問屋、古沢商店が倒産や」
古沢新兵衛（松平健）は、かつて梅吉の旦那であったが、それが本妻（山本陽子）の知るところとなり梅吉のもとから足が遠のいていた。離れても新兵衛のことを想い続けている梅吉。
新兵衛の仕打ちを男の浮気心によるものと納得いかないおもちゃは、姉の態度にはがゆさを感じていた。
古沢商店倒産の知らせに動揺する梅吉のもとに、新兵衛が現れる。行きどころがない新兵衛はおもちゃの反対をよそに、姉妹の家に転がり込む。
男に尽くす姉に、腹立たしい妹。そして妹は罠を仕掛ける・・・
美しい～～～！見惚れました。お顔も、お化粧も、立ち居振る舞いも、着物姿も、裾さばきも、指先も、前掛けの付け方も、タスキの掛け方も、姿見で顔をチェックする時も、すべてが完璧。掃除のほっかむりも美しい。さすがに、宝塚で2組の娘役トップスターを務め、宝塚音楽学校から15年、芸事、舞台を務め上げた賜物。
2度の中国公演で「楊貴妃の再来」という最大の賛辞が。『王家に捧ぐ歌』のアムネリス、『花舞う長安』の楊貴妃、『長崎しぐれ坂』の、おしま。美しかった。 『花舞う長安』の楊貴妃のブロマイドを買おうとしたほど。ため息が出るほど美しかった。
今回の芸妓梅吉も美しい。祇園にいたら売れっ子間違いない。所作もすべてが美しかったという感想です。
初舞台とは思えない度胸。本人は緊張しているそうですが、まったく感じない、堂々とした姿。チャキチャキで、天真爛漫で、小生意気で、小悪魔で、男を、周りを振り回して、そこまでやるかというくらいハラハラドキドキ。これがハマリ役でじょうずなのです！初舞台ながら、檀れいさんと堂々と渡り合っていました。
初の舞台、初の着物での芝居、初の祇園言葉、初の所作、、、初めてづくしで、こんなに堂々としていて、さすがに大輪の花を咲かすのだなと思いました。
松平健
健さん登場で客席ヒートアップ！お客様のお顔がパッと華やぎました。すごいオーラ。これまで、殿様や王様の役が多く、
松平健、俳優人生初の”甘えじょうずな男の役”
だそうです。
健さん登場は「半沢直樹」の愛之助さんの様で、客席笑い
殿様ではない、王様ではない、松平健さんが、芸妓梅吉（檀れい）に甘え、尽くし、そんな姿は見た事がないという感じ。美しい芸妓梅吉（檀れい）と妻の間で揺れ動く男の心情に、客席の奥様方もハラハラドキドキ。
健さん、2017年はミュージカル『キス・ミーケイト』で主演を演られるんですね。相手役は、一路真輝さん。水夏希さんも出演で全国15会場。
山本陽子
松平健さんの本妻。泣けます。こんな本妻に・・・いえ、こんな女房になりたいと思いました。（今からでも女房に。本妻に）生年月日を公表されているので・・・74歳にして、毎日、1日2回公演もこなし、生の舞台に凛として、美しく立たれているそのお姿に感動致しました。日頃の努力、健康管理が素晴らしいのでしょう。あっぱれ。素晴らしいです。見習いたいと思いました。山本陽子さんの舞台はピリッと引き締まります。
葛山信吾（かつらやましんご）
テレビドラマでもご活躍ですが、生の舞台姿もイケメンでかっこ良かった。ジュノン・スーパーボーイ・コンテストから、仮面ライダークウガ、真珠夫人では横山めぐみさんの夫を。真珠夫人の反響は凄かったですね。奥様は女優の細川直美さんなんですね。（素敵だったので調べてみました）
鶴田忍
芸妓梅吉（檀れい）に惚れた弱みを、おもちゃ（剛力彩芽）に踊らされ・・・暴れん坊将軍、釣りバカ日誌シリーズ、必殺シリーズ、銭形平次、大河ドラマなどでお馴染みの、渋い演技で舞台を引き締めていました。
大河内奈々子
古沢新兵衛（松平健）の妹。妹を思うばかりに、新兵衛は悩み、悩んで悩んだ結論が・・・背が高く、スタイルが良く、ええとこの子のイメージがぴったり。2004年『牡丹と薔薇』で小沢真珠さんとともに大旋風を巻き起こしました。
笑いあり、涙あり
松平健さんも、檀れいさんも、剛力彩芽ちゃんも笑わせてくれます
檀れいさんの大粒の涙、松平健さんの思いに客席も涙
祇園の姉妹（ぎおんのきょうだい） コメント動画
https://www.youtube.com/watch?v=EnEQOhiCOl0&index=2&list=PLAXTWyNF-W963VcSTR2Nhj5V_oo5SZEXE
祇園の姉妹（ぎおんのきょうだい） スチール撮影風景
https://www.youtube.com/watch?v=XzJrqi6twG8&list=PLAXTWyNF-W963VcSTR2Nhj5V_oo5SZEXE&rel=0
2016年11月4日（金）～27日（日）
祇園の姉妹（ぎおんのきょうだい）明治座
http://www.meijiza.co.jp/lineup/2016_11/
明治座は、情緒溢れる劇場。
座席にはairweave＜エアウィーヴ＞の座布団
2016年9月、日本橋に新しい“ナイト・プログラム”が誕生
日本橋で過ごす“新しい夜のエンターテインメント”国内外から多くの観光客が訪れる東京。様々なエンターテインメントがありながら、夜に楽しめるプログラムは実に少ないのが現状。
開演時間を19時もしくは20時30分と設定し、今まで空白だった夜間の時間帯に新しい“楽しみ”を生み出したのだそうです。
女子高校生を主役に、日本舞踊や和楽器などの伝統芸能に、アニメーション、ゲームなどポップカルチャーを組み合わせ日本の美しさ、強さ、そして四季の移ろいを表現。目の前で繰り広げられるパフォーマンスやダンサーとの掛け合いもあるそうです。
舞台は夜、空いてますものね。画期的な使い方ですね。
他の劇場ではあまり見ない、試食、試食、試食の嵐
デパ地下などで、試食の見張りがあったり、人を選んでたり、試食しにくいと敬遠しますよね。こちらでは相手が買いそうか買わなさそうか関係なしに、どんどんどんどん試食させてくれるので、買いたくなり、2個お買い上げ。
人間の心理をよーく考えている会社だと思いました。
どんどんどんどん試食させてくれたら買う！
しかも、大豆、豆は腸内環境に最適なので毎日食べたい。
美味しかったので、ネット注文しようかと。
商売の勉強もできました。損して得とれ
『漬物 ひたちや』
他にも沢山、試食、楽しいお店がいっぱいでした。
『檀れい まんじゅう』
『マツケンサンバ』松平健さん。
マツケンサンバを振付けた、マジ―こと真島茂樹さんのレビューがあります。
2016年12月9(金)～11日(日)築地・ブディストホール
（出演）真島茂樹、峰さを理、千珠晄、五条まい、神崎順、他
神崎順さんのレビューにはこれがマジ―最後の出演です！
長編になったので、おさらい…
『祇園の姉妹（ぎおんのきょうだい）』明治座
祇園の姉妹（ぎおんのきょうだい）
http://www.meijiza.co.jp/lineup/2016_11/
明治座
http://www.meijiza.co.jp/
檀れいさんの美しさ、剛力彩芽さんのはっちゃけた小悪魔ぶり、葛山信吾さんのイケメン、山本陽子さんのキップの良さ、松平健さんの可愛さ、面白さ、かっこ良さを是非どうぞ
カーテンコールで出演者挨拶もあります。藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com
藤川奈々ナレーションサンプル
http://www.youtube.com/watch?v=Gbv6AFa3uvY&feature=youtu.be
食べログ（ニックネーム：福山麗子）
http://tabelog.com/rvwr/000355206/
※敬称略