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宝塚月組東京新人公演『NOBUNAGA<信長>-下天の夢-』

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主演:暁 千星(あかつきちせい)、紫乃小雪(ゆかりのこゆき)

登場順に順不同で感想。(舞台を踏んで7年以下のタカラジェンヌが西で1度、東で1度、先輩の役をさせてもらえる公演。研6は舞台を踏んで6年目)

@蓮つかさ(れんつかさ)研6
足利義昭(室町幕府最後の将軍)本役:沙央くらま

すごーい・・・
素晴らしい!
宝塚を30年以上見ている私が口あんぐり。宝塚を見始めた少女の頃は自分より年上のトップさんに憧れ、今や皆、年下や、親子でもおかしくない年の子たちがスターで・・・でも、こんな気持ちはどれくらいぶりだろうというくらい、ワクワクさせてくれた将軍様でした。

まっつ(未涼亜希)の若い頃の声色に似ていると強く思いましたが、まっつファンだった方「そう?」

色気のある魅力的な声、台詞回しが特色。

今年1月の『舞音(MANON マノン)』新人公演での感想では、、、
★クリストフ・モラン[海軍士官学校時代からのシャルルの親友] 蓮つかさ(凪七瑠海)うまかったー!舞台を引き締めていた。ダントツの芝居のうまさ。と思った。

・・・と書いていました。
「ダントツの芝居のうまさ」と書いていましたね。ほんとにうまい!うなるほどうまい!

本役の、織田信行(織田信長の弟)も、はかない色気があって、もっと見たい!と思いました。

蓮 つかさ、益々期待が高まります。

高校時代にミス日本宮城代表に選ばれたんですって。素晴らしい~~~キラキラ

@春海ゆう(はるみゆう)研7
羽柴秀吉(織田信長の家臣)本役:美弥るりか

冒頭の群舞のセンターで目立ちまくり!目が行きまくり!人を惹き付ける魅力が素晴らしかった。気付けばついつい目がいく存在。歌うまではーーー

@颯希有翔(はやきゆうと)研7
今川義元(戦国大名)本役:光月るう

渋い演技にもはや新人とは思えないほど。

@佳城 葵(かしろあおい)研6
グネッキ・ソルディ・オルガンティノ(イエズス会の宣教師)(本役:千海華蘭)
可愛い~!おちゃめでコミカルで、でもちゃんと爪痕残して、登場するとパッと場が華やぐ存在感。芝居が楽しくて仕方がない感じが表れて好感触。

@蒼瀬侑季(あおせゆうき)研6
フランシスコ・カブラル(イエズス会日本布教区長)本役:飛鳥 裕
イケメンで華やかな存在。

@風間柚乃(かざまゆの)研3
弥助(織田信長の家臣)本役:貴澄隼人
「織田信長の家臣として特徴的なのが弥助。黒人で身長は約190cmで十人力の剛力と呼ばれており注目を集めた。この黒人は、イタリア人の宣教師であるヴァリニャーノが来日した際に、インドから連れていた奴隷で、出身地は現在のモザンビークだと記されているよう。弥助はどのような経緯で、ヴァリニャーノの奴隷になったのかは不明」

とあります。とてもかっこ良かった~!黒塗りがとてもよく似合い、ハンサムで芝居もうまく、爪痕残しました。夏目雅子さんの姪にあたるのだそうです。お父様は夏目雅子さんの弟・プロゴルファーの小達敏昭氏。

@英 かおと(はなぶさかおと)研4
浅井長政(戦国大名)本役:宇月 颯
かっこいい~~~!

@十二単、武将の袴が出揃う場面は圧巻。美しい~~~!

「口が軽くてすみません」の歌のくだりはほっこり

@一路真輝さんにそっくりな男役さん発見!!

@空城ゆう(そらしろゆう)研3
織田信行(織田信長の弟)本役:蓮 つかさ
芸達者な本役に負けないくらいのはかない信行でかわい~~~~とてもうまかった。

@叶羽 時(かのはとき)研7
ねね(羽柴秀吉の妻)本役:早乙女わかば
綺麗な声~~~~!鈴が転がるといいましょうか。声フェチの私は一番心地良い癒される声でずーっと聞いていたいくらいだった。3歳からタップダンスをしているんですね~!素晴らしい!

@美園さくら(みそのさくら)研4
まつ(前田利家の妻)本役:花陽みら
綺麗な声~~~~!歌がうまい~~~!『1789』の新人公演ではヒロインのマリー・アントワネット(本役:愛希れいか)を演じたんですね。

@海乃美月(うみのみつき)研6
妻木(帰蝶の家臣)本役:朝美 絢
とてもかっこいい女性。初めて見る方が、あの人誰?というほど注目だったよう。かっこいいって。信長とのラブシーンはドキドキ!

@朝霧 真(あさぎりまこと)研6
前田利家(織田信長の家臣)本役:輝月ゆうま
きりっとりりしい男顔がとても際立ち、新人公演とは思えない出で立ち。群を抜いた大人の男。

@夢奈瑠音(ゆめなるね)研7
明智光秀(足利義昭の家臣)本役:凪七瑠海
拍手が大きかった。青樹泉さんの舞台姿。

@輝生かなで(きおかなで)研4
ロルテス(ローマ出身の騎士)本役:珠城りょう
舞台を踏んで4年目で、次期トップスターになる方のお役をこなすとは素晴らしい!大人の男を演じていました。

@紫乃小雪(ゆかりのこゆき)研5
帰蝶(織田信長の正室)本役:愛希れいか
初ヒロイン。可愛いお顔。華がある。歌はうまいのかどうなのかどっちなのかな。最後、剣を持って信長の前に現れる時、剣の先に蝶の着物の袖が引っ掛かって、着物が大きく開いた感じだったのは演出・・・?それとも・・・?

@暁 千星(あかつきちせい)研5
織田信長 本役:龍 真咲
八重歯の可愛い笑顔を封印して、濃いメイク、ヒゲをたくわえ、渋い大人の信長を演じた。トップスター・龍 真咲退団公演の為に作られた、龍 真咲の為の役をよくぞここまで頑張った。妻木との濃厚なラブシーンでは、妻木の胸元に手を忍ばせ、続きまして、妻木の胸を明らかに触り、その手が下まで這う様子がドキドキした。ドキドキさせた。笑顔の可愛い子がこーんな濃い男を演じるなんて!歌もあんなにうまいんだ。

帰蝶が撃たれた場面では驚きが見られず、帰蝶が自分の首に剣を向ける前に止めに入ったのでビックリしました。

何で、信長は帰蝶を斬ったのだろう・・・

隣の方も歴史に詳しくない様で、歴史と歴史の狭間にロックなダンスシーンが入るので余計に歴史がわからなくなったとの事でした・・・

「親方様はつらくないのですか。何もかもおひとりで背負われて」

最後はグッときましたが、途中途中わからない事は多かったかも。

わかりにくい芝居も、新人公演を見ればストーリーが把握できるけれど、これはややこしかったなー。

『前田慶次』はとっても良かったですね。

【新人公演長・春海ゆう挨拶一部】
「1か月半、皆、かなりもがき、励んできました。壁は高く、その壁に立ち向かい、挑戦してきました。皆様に感謝致します。月組の歴史が大きく動く大事な時期だからこそ、ピラミッドの土台である新人公演メンバーが揺るぎない土台を築けるよう、信長様の台詞をお借りして、とどまる事なく皆で進み続けたいと思います」

【主演・暁 千星挨拶一部】
「宝塚では沢山の課題が残る新人公演で自分の未熟さを痛感しました。そして龍さんの偉大さを実感し、そばで勉強させて頂き幸せでした。このような機会を与えてくれた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。宝塚でのテーマは夢と言いましたが、この作品の中ではそれに伴い犠牲が描かれています。 信長は犠牲に苦しんでも夢を実現させています。 新公メンバーも信長に見習って、苦しんだり、悩んだりして夢を実現させる強さを持てる様に芸の道の肥やしになるよう、明日からの本公演も頑張って参ります」

上級生は上手ブロックで新人公演を見守り。龍 真咲、愛希れいか、沙央くらま、凪七瑠海は2階1列で見守った様。組によっては、カーテンコールも客席で上級生が見守る組もありますが、月組はいったん幕が降りたら即退場のよう。

新人公演というと、昔は、若い子が頑張ってるというイメージでしたが、今は違ってきました。本公演では台詞もまだ発しないけれど、芝居がこんなにじょうずなんだ、歌がめちゃめちゃうまいではないかとの発見が沢山あります。

宝塚の本公演よりも、新人公演、宝塚音楽学校の文化祭を見たいという方。この公演のショーがまた素晴らしいから是非、本公演をとおススメしたのですが、トップさんが苦手との事。

ああ、、、
実は私も苦手だったけど『Voice』を見て、その突き抜けた俺様的感覚が面白いと受け止め、どんどんハマった話をしたのです。

『Voice』では、出演者紹介でそれぞれが特技を披露。主役の特技は「説教」と出た話など。

すると、苦手と言っていた方が「へ~っ自覚症状あるんだ」爆  笑

『Voice』の舞台上では、光月るう、響 れおなが振付の先生で客席にフリを教えている場面で、主役の方が客席に降り、皆がきちんと振りができているかをチェック。

客席に降りてきた主役を見ようものなら「こっち見ない!!前を向く!!」と怒られる。

舞台センター、0(ゼロ)番に下級生が立とうものなら「ちょっと!かぶってる!そこあたしの場所だから」

その、怒られる感じがいつの間にかクセになる話とか爆  笑

今まで見たどんな舞台より『Voice』が面白かった話とか。

その方が持つ主役の苦手意識を拭い取ろうと必死のパッチのプレゼン(聴衆に対して情報を提示し、理解・納得を得る行為)を致しました。

本公演、見てくれるといいな~妻木、めちゃめちゃ綺麗だしラブラブシャイニング・ショー『Forever LOVE!!』は見ないと損ですからね。

ディナーショーも凄かったんですってね~~~

おもしろすぎる、龍真咲

これからも自分の道を突き進んで欲しいグー

<宝塚月組「信長」新人公演主な配役>        
織田信長(天下統一を目指した英傑)暁 千星(龍 真咲)    
   
帰蝶(織田信長の正室)紫乃小雪(愛希れいか)    
   
ロルテス(ローマ出身の騎士)輝生かなで(珠城りょう)   
   
足利義昭(室町幕府最後の将軍)蓮 つかさ(沙央くらま)        

フランシスコ・カブラル(イエズス会日本布教区長)蒼瀬侑季(飛鳥 裕)   
   
佐久間信盛の妻 桜奈あい(憧花ゆりの)   
   
小宰相局(足利義昭の側室)麗 泉里(萌花ゆりあ)   
   
佐久間信盛(織田信長の家臣)蒼矢朋季(綾月せり)
        
今川義元(戦国大名)颯希有翔(光月るう)
       
菅屋長頼の妻 ひいな 凜(夏月 都)
        
明智光秀(足利義昭の家臣)夢奈瑠音(凪七瑠海)
        
羽柴秀吉(織田信長の家臣)春海ゆう(美弥るりか)
   
池田恒興(織田信長の家臣)音風せいや(響 れおな)
        
浅井長政(戦国大名)英 かおと(宇月 颯)
        
池田恒興の妻 陽海ありさ(玲実くれあ)
        
毛利良勝(織田信長の家臣)蒼真せれん(紫門ゆりや)
        
マリアンナ(修道女)茜 小夏(白雪さち花)
        
菅屋長頼(織田信長の家臣)蘭 尚樹(貴千 碧)
        
柴田勝家(織田信長の家臣)周旺真広(有瀬そう)
        
あざみ(帰蝶の家臣)姫咲美礼(咲希あかね)
        
グネッキ・ソルディ・オルガンティノ(イエズス会の宣教師)佳城 葵(千海華蘭)
        
弥助(織田信長の家臣)風間柚乃(貴澄隼人)
        
さこの方(足利義昭の側室)桃歌 雪(真愛涼歌)
       
まつ(前田利家の妻)美園さくら(花陽みら)
        
佐々成政(織田信長の家臣)天紫珠李(輝城みつる)
        
山田新右衛門(今川義元の家臣)蒼瀬侑季(翔我つばき)
        
ねね(羽柴秀吉の妻)叶羽 時(早乙女わかば)
        
細川藤孝(足利義昭の家臣)紫咲樹れの(煌海ルイセ)
        
毛利良勝の妻 夏風季々(香咲 蘭)
        
加藤弥三郎の妻     花時舞香(夢羽美友)
       
妻木(帰蝶の家臣)海乃美月(朝美 絢)
           
前田利家(織田信長の家臣)朝霧 真(輝月ゆうま)
        
小式部(足利義昭の側室)妃純 凛(楓 ゆき)
        
あおい(帰蝶の家臣)清華 蘭(晴音アキ)
        
三淵藤英(足利義昭の家臣)朝陽つばさ(優 ひかる)
        
かすみ(帰蝶の家臣)菜々野あり(早桃さつき)
       
長谷川橋介(織田信長の家臣)礼華はる(春海ゆう)
        
加藤弥三郎(織田信長の家臣)一星 慧(夢奈瑠音)
       
きく(帰蝶の家臣)天愛るりあ(茜 小夏)
        
佐々成政の妻 佳乃百合香(叶羽 時)
        
つつじ(帰蝶の家臣)摩耶 裕(桜奈あい)
        
ロレンソ了斎(日本人修道士)甲海夏帆(颯希有翔)
        
ルイス・フロイス(イエズス会の宣教師)新 斗希矢(蒼矢朋季)
        
織田信行(織田信長の弟)空城ゆう(蓮 つかさ)
        
お市(織田信長の妹・浅井長政の正室)結愛かれん(海乃美月)
        
二条晴良(関白)蘭世惠翔(佳城 葵)
            
佐脇良之(織田信長の家臣)彩音星凪(暁 千星)
        
万見仙千代(織田信長の小姓。後の万見重元)大楠てら(蘭 尚樹)    

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簡易生命保険誕生100周年 かんぽ生命 ドリームシアター ロック・ミュージカル『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』作・演出/大野拓史

戦国乱世を駆け抜け、天下統一を目前としながら炎の中に散った、一代の英雄・織田信長。時に「うつけ者」と、時に「魔王」と呼ばれながらも、己を貫き通し、幻の如く儚い「下天(人の世)」にあって、確かな生き様を示した織田信長の生涯を、信長に夢を抱き、愛し、戦った同時代の群像と共に描く、ロック・ミュージカル。龍真咲演じる織田信長が、戦国乱世の下天を華々しく駆け抜け、そして、飛翔する。

簡易生命保険誕生100周年 かんぽ生命 ドリームシアター シャイニング・ショー『Forever LOVE!!』作・演出/藤井大介

永遠に輝き続ける“愛”をテーマに、様々な愛の形を綴るショー作品。豊かな歌唱力、そして現代的でありながらクラシカルな面も併せ持った月組トップスター・龍真咲の魅力を存分に引き出すと共に、個性豊かな月組メンバーが多彩な姿を披露する、エネルギッシュでドラマティックな“愛”のステージ。

ムービー

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/2016/nobunaga/movie.html

宝塚月組東京・龍真咲退団公演サイト
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/2016/nobunaga/index.html

龍真咲、9月4日(日)宝塚を卒業。   

【退団者】
龍 真咲 
萌花ゆりあ
有瀬そう
真愛涼歌
翔我つばき
夢羽美友


藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com
藤川奈々ナレーションサンプル
http://www.youtube.com/watch?v=Gbv6AFa3uvY&feature=youtu.be
食べログ(ニックネーム:福山麗子)
http://tabelog.com/rvwr/000355206/

※敬称略