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三重県桑名市「日本一やかましい祭」石取祭(いしどりまつり)2016が8月7日、8日開催されました。

三重県桑名市といえば、

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「ナガシマスパーランド・なばなの里」「日本一やかましい祭・石取祭」「はまぐり」

なばなの里は三重県桑名市って知ってましたか?

三重県桑名市といえば、はまぐりキラキラ

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マンホールにもはまぐり!桑名は、機械・金属系を中心とする工業都市でもあるんだそうです。

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「その手は桑名の焼き蛤」その手は桑名の焼き蛤とは、うまいことを言ってもだまされない。その手は食わないというしゃれ。

桑名は三重県の地名で、それに「食わない」を掛けて言ったことば。
焼き蛤は桑名の名物であり、殻付きの蛤を枯れた松葉や松笠を燃やしながら焼いたもの。さらに調子よく続けて「その手は桑名(食わない)の焼き蛤」と言う。江戸時代にはすでに使われていた洒落言葉とされます。

桑名のはまぐりは日本一と言われています。荒い波がなく育ったはまぐりは身が柔らかくふっくらとしています。

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四百年の歴史と伝統を誇る「桑名石取祭」

桑名の春日神社の石取祭は、江戸時代初期に始まったものといわれ、
桑名城下の町人や藩士が楽しみにしていた初夏の祭りです。

どれだけやかましいか、動画も登場しますキラキラ

祭車総数43台、全国的に見ても単一の神社、一神事でこれほどの山車が一堂に会する祭りは非常に珍しく、鉦(しょう・鐘)や太鼓を打ち鳴らし、「日本一やかましい祭り」と言われ、平成19年3月には「桑名石取祭の祭車行事」の名称で

「国指定重要無形民俗文化財」に指定されました。

「ユネスコ無形文化遺産候補」になっています。


●そもそも国指定重要無形民俗文化財とはなんぞや?
国指定重要無形民俗文化財とは、衣食住、生業、信仰、年中行事等に関する風俗習慣、民俗芸能など、人々が日常生活の中で生み出し、継承してきた物。

国はこのうち特に重要な物について指定した物が重要無形民俗文化財といいます。早い話が、国が学術的、伝統的な見地から桑名の石取祭を大変重要な価値のある伝統的年中行事として認め、これからも子々孫々と国の宝として守り伝えていってくださいというお墨付きを頂いたというわけです。

日本全国で曳山、鉾、屋台、山車を使用する祭礼は1500ほどあるといわれています。その中で重要無形民俗文化財に指定されている祭礼は、合計で35件。

1500分の35です。

単純に数字的に見ただけですが貴重価値を認めてくれていることがわかります。

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石取祭(いしどりまつり)
桑名南部を流れる町屋川の清らかな石を採って祭地を浄(きよ)めるため春日神社に石を奉納する祭りで、毎年8月第1日曜日とその前日の土曜日に執り行われています。

町々から曳き出される祭車は、太鼓と鉦(しょう・鐘)で囃しながら町々を練り回ります。

試楽(土曜日)の午前0時には叩き出しが行われ、祭車は各組(地区)に分かれ、組内を明け方まで曳き回し、その日の夕方からも各組内を回り、深夜にはいったん終了します。

本楽(日曜日)は午前2時より本楽の叩き出しが明け方まで行われ、いよいよ午後からは各祭車が組ごとに列を作り、渡祭(神社参拝)のための順番に曳き揃えを行います。

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浴衣に羽織の正装で行き交う姿は豪華絢爛な祭絵巻を醸し出します。

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祭車の後ろには、飲み物などを積んだリヤカーが続きますが、一番立派だったリヤカー。

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山車、桑名・石取祭では『祭車(さいしゃ)』といいますが、1台1億~2億円!!祭車1台で、家が3~4軒建つそうです。

大変騒々しい、まさに「日本一やかましい祭り」ですが、本楽日の描く祭車の送り込みから、整列をしてる昼間の時間帯には、各祭車の彫刻などをじっくり見学できます。

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1歳4か月。桑名っ子は、日本一やかましい音を子守唄代わりに眠りにつくといわれています爆  笑

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狭い路地を祭車同士が行き交います。

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『神功(じんぐう)皇后の由来』
ご懐妊のまま新羅に遠征し、服属させ、筑紫に帰り、第十五代天皇
応神天皇をお産みになったと伝えられています。このことから「勝運と安産の神」として古来より一般の信仰も厚く、当時の出陣の姿を表すもので守り神となっているのだそうです。

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神々しい神功(じんぐう)皇后様キラキラ

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一番くじを引いた花車「東鍋屋町」

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一番くじを引いた花車を先頭に午後4時30分より曳き出された祭車は列をなし、午後6時30分からは春日神社への渡祭が順次行われます。(印の上に私)

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一番くじを引いた花車に、宮司さんからお祓い。

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午後6時半から午後11時過ぎまで37台の祭車が渡祭(神社参拝)。1台8分の持ち時間。

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日が落ちてからは、豪華絢爛の祭車の灯火が夜空を焦がしつつ蜿蜒半里(えんえんはんり)に亘って巡行する姿はまさに、一幅の絵と言えます。(蜿蜒半里:蛇がうねりながら行くさま。また、うねうねとどこまでも続くさま)

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400年、こうして赤ちゃんの時分から石取祭に関わっています。

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お面を外しています。祭車の上の方が白装束で素晴らしかったです。

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美男子がゆえ、戦いの際はお面を付けていたのだそうです。

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いいお顔のお父さん

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1年、この時を待っていた皆さんの笑顔。

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最後、37台目の渡祭は午後11時過ぎ。「職人町」朝からずっとこの時間まで待っていたのですね。最後の祭車には、宮司のお払いの房を贈呈します。

渡祭前と渡祭後の祭車の表情に違いを感じたり、各町別のいろいろな石取囃子も堪能できます。37台の祭車が出番を待ち居並ぶ姿は圧巻です。

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渡祭後は、七里の渡し跡(一の鳥居)を経て、午後10時頃より始まる田町交差点における4台ずつの祭車による曳き別れが行われるのも見逃すことのできない場面です。

石取祭(いしどりまつり)2016「日本一やかましい祭」三重県桑名市「西鍋屋町、馬道」

https://youtu.be/_qtfHt_T3OE



石取祭(いしどりまつり)2016「日本一やかましい祭」三重県桑名市「堤原」
https://youtu.be/KNQ-Xhg_LhQ


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三重テレビの取材を受ける、桑名石取祭保存会会長・伊藤守さん。控室のテーブルを自ら拭いて下さった心優しい会長さん。袴がとてもお似合いです。(組長じゃないですよー会長ですよ)

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三重テレビの取材を受ける、桑名市長・伊藤徳宇(なるたか)さん

桑名市長・伊藤徳宇(なるたか)さん
三重県桑名市で生まれ、三重県立桑名高等学校、早稲田大学政治経済学部経済学科を経て、フジテレビジョンに入社。2006年に桑名市議会議員選挙に立候補し初当選。2012年の桑名市長選挙に立候補(2度目)し当選。

フジテレビの社員さんだったんだ~私とはかぶっていないようです。

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桑名石取祭保存会理事・水谷俊孝さん、副会長・伊藤巧さん。提灯には家紋が。

夏場に袴が一番売れる町だとか。一度脱いで、午前1時に奥様を起こして袴の帯を巻いてもらうので桑名の旦那様は奥様に頭が上がらない方が多いのでは!?爆  笑400年の歴史のある石取祭を継承している桑名の町は、お年寄りを大事にする心、人と人とのコミュニケーションがとれている素晴らしい町との事です。

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「日本一やかましい祭」
鐘の音、太鼓の響きが頭を離れません。クセになるリズムです。

名古屋や東京、遠方の学校や就職した若者も、石取祭には地元に帰ってくるのだそうです。

前日の深夜、明け方まで曳き回し、本番当日は朝から飲みながら、ヘロヘロになりながらも、渡祭(神社参拝)の8分間はしっかりと務め上げ、その表情の素晴らしい事。

一番くじを引いた花車が、午後6時30分から春日神社への”渡祭(神社参拝)”が順次行われ、最後の37台目の”渡祭(神社参拝)”は午後11時過ぎ。

途中、田町交差点における4台ずつの祭車による曳き別れを見に行ったり、37台の祭車を見届けました。

桑名市は伊勢平野の北端にある人口約14万人の都市。愛知県と岐阜県に接しており、名古屋市から25km圏に位置。名古屋市のベッドタウンとして宅地開発が進んでいて、桑名のホテルの稼働率は80%以上だそうです。

桑名の「なばなの里」「はまぐり」「石取祭」是非、体験して下さいねキラキラ

桑名石取祭保存会 公式ホームページ(三重県桑名市)

http://isidori.jp/
 
藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com
藤川奈々ナレーションサンプル
http://www.youtube.com/watch?v=Gbv6AFa3uvY&feature=youtu.be
食べログ(ニックネーム:福山麗子)
http://tabelog.com/rvwr/000355206/