”父の日に足が悪いお父さんを温泉に入れてあげるプロジェクト”
条件に合う温泉宿は、千葉県～富士山迄で1軒しかなかったのです。
Yahoo!ブロガーのカーヴィワンさんに教えて頂いた『伊東温泉 青山（せいざん）やまと』ホテルに行って参りました。
『伊東温泉 青山（せいざん）やまと』ホテル宿泊レポート
http://blogs.yahoo.co.jp/dreamjapan04/57349426.html
千葉県～伊東温泉珍道中レポートです。
【旅の行程】
＜行き＞
千葉～品川 総武快速線
↓
品川～伊東 特急踊り子号
＜帰り＞
伊東～熱海 ＪＲ伊東線 普通（5駅）
↓
熱海～品川 ＪＲ新幹線こだま号（3駅）
↓
品川～千葉 総武快速線
夫婦、仲いいね～～～～～～～～～
行きのお弁当が大変だったのです！！
品川駅で、特急踊り子号で食べる昼食用のお弁当を買ったのですが、ごはんがカチカチで。母が喉に詰まらせて真っ青になり、苦しいと言い始め、私はうろたえました。伊東温泉に着くまでに救急車がチラつき、、、
何とか、喉の詰まりを抑え、お米は硬すぎて食べられないからと、おかずのサバを食べ始めたら骨だらけでまた喉に！
一時はどうなる事かと思いました。
母は76年生きてきてこんな硬いごはん食べた事ないと。冷凍ごはんが解凍しきれなかった様な硬さ。
母が珍しく、お弁当屋さんに言って欲しいとの事だったので、報告すると、お店での管理状態に問題があったかもとの事。
管理状態？店頭で20℃で管理するのだそうです。
勉強になったのは、そのお弁当屋さんの担当者のメールが、とても真摯で納得のいくもので、対応で人の心は変わるものだと思いました。（そこのお弁当は買わないと思いますが）
母が無事だったから良かったものの、命に関わったかもしれません。
帰り、熱海で買ったお弁当のごはんはふっくらしっとり美味しかったです。駅弁のごはんはふくらしっとりが嬉しいですものね。
＜特急踊り子号グリーン車＞
スーパービュー踊り子号に乗りたかったのですが、ちょうど良い時間になく、特急踊り子号のグリーン車にしたのですが、床の絨毯や座席が古く、ところどころシミになっていて、母もビックリ。車掌さんに聞いてみたところ、スーパービュー踊り子号の方が新しい車両で、特急踊り子号の車両は古いんですと、苦笑いしながら説明してくれました。特急踊り子号の普通車よりもグリーン車の方が座席の間隔が広いとの事で、足が悪いお父さんにとっては良かったかなと。
【反省点】
＠お父さんの手帳を出せば乗車賃が半額だったのに、行きは出さずに普通に買ってしまった。
＠グリーン車の予約を取る際、ドアのそばはせわしないと思い、自分が普段とる様に車両の真ん中ほどをとったのですが、杖をついているお父さんは揺れる車両の真ん中まで行くのが不安だったようで、お父さんの為にはドアのすぐそばの指定をとらなきゃいけなかったんだと反省。
＠行きの指定席、富士山側の「Ｃ、Ｄ席」をとってあげれば良かったのに「Ａ、Ｂ席」にしてしまった。でも曇りで富士山は見えず、海が見えて結果オーライ。私は父母の後ろのＡ席だったので、父母が見えないので横のＣ席に移ったのですが、Ａ、B、Ａで席を向かい合わせにひっくり返せば良かったかな。
＠お宿の送迎バスに4段のステップがあるという事を事前に確認していなかった。
＠東京駅だと、新幹線から総武快速線のホームまでは、東京駅の端から端で、しかも、地下5階まで降りなくてはいけないので、品川駅に。品川駅だと、新幹線ホームから総武快速線のホームまでは2つめのホームで近い。
熱海から新幹線こだま号で品川まで30分でしたが、せっかくだから、30分でも新幹線のグリーン車に乗せてあげたいと思い取ったところ、
品川駅新幹線ホームのエレベーターは3号車付近にあるのです！品川駅に新幹線ホームを作る際、列車を動かしながら作ったので、3号車付近にしかエレベーターの設置ができなかったそうなのです。
熱海から乗った新幹線こだま号のグリーン車は8号車。お父さんを8号車から3号車まで歩かせてしまいました。けっこう遠かった、、、
旅も最後、お父さんは疲れてしまって、品川駅で車椅子に乗りたいと。
新幹線改札口から総武快速線ホームまで2つ目のホームだったので、再度確認すると、頑張って歩くとの事。
が、総武快速線のホームに降りると、グリーン車まで距離があり、しかも、列車到着まで立って待つ事に。
新幹線から2つ目のホームだし、列車が到着するまで5分くらい待てる、というのは私の見解で、足が悪いお父さんにはほんとにしんどかったと思います。
大反省です
総武快速線に乗って、グリーン車のキャビンアテンドさんに、千葉駅で車椅子を用意して頂けませんかと聞くと、大丈夫との事。
因みに、駅での車椅子は、事前予約でも、当日でも、空きがあれば大丈夫だそうです。
【復習】
＠品川駅新幹線ホームのエレベーターは3号車付近
＠JRで車椅子は当日でも借りられる
反省点がいっぱいです。
でも、二度と同じあやまちは繰り返さないので今回の反省を次回に生かしたいです。
ここで、母の最強様語録
【最強様語録】怖いものがない母を人は最強様と呼ぶ
＜熱海の海一面を見ながら＞
母「富士山どこ？」
｀;:ﾞ;｀(;ﾟ;ж;ﾟ; )ﾌﾞｯ
＜声がめちゃ高い仲居さんが部屋を出てった瞬間＞
母「かゆい」
｀;:ﾞ;｀(;ﾟ;ж;ﾟ; )ﾌﾞｯ
＜カバンの忘れ物＞
帰り、伊東線普通列車に乗ると、座席にカバンがポツンとあり、周りの乗客の方が「さっきまでいたのにねぇ」と言っており、母が車掌さんにカバンを届けに行ってる間に、カバンの持ち主のおばあさんがトイレから戻ってきたｗ
＜サウナでシャワーキャップする母＞
私「熱を持つからシャワーキャップとった方がいいよ」
すると、シャワーキャップを股の間にしまった母。きっちりしまったのでまったく見えなくなった
”父の日に足が悪いお父さんを温泉に入れてあげるプロジェクト”
振り返ってみれば、私が立てたプロジェクトに、お父さんが付き合ってくれたのかもしれません。
露天風呂の温泉も、頑張って入ったのかもしれません。
露天じゃない方の内風呂（温泉）のこれでもかというくらいの手すりが付いた方が安心して入れたのだそう。（母の介助付）
要介護の方、身体に不安を抱えている方は、手すりが大事。
その事がよくわかった旅でした。
でも、車窓から見る、ふだん見ない景色は楽しかったかも。
私の添乗員としては100点満点で50点くらいかな
次回の候補は・・・
箱根湯本富士屋ホテル
内風呂が温泉、源泉かけ流し、手すり付。（室内露天風呂はなし）3人目は別の階の窓のないシングルルーム。
富士レークホテル
内風呂が河口湖温泉引き湯（循環式）。（室内露天風呂はなし）3人目は小上がりの畳に布団、又は収納ベッド。【特典】富士山見放題
＠内風呂が温泉
＠露天風呂
＠源泉かけ流し
＠手すり付
＠3人同室
＠ふかふかベッド
（電動式介護ベッドじゃなく、エキストラベッドでない）
この条件に合う温泉宿がありましたら教えて下さい
（なかなかない）
藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com
藤川奈々ナレーションサンプル
http://www.youtube.com/watch?v=Gbv6AFa3uvY&feature=youtu.be
食べログ（ニックネーム：福山麗子）
http://tabelog.com/rvwr/000355206/