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宝塚星組東京『こうもり』『THE ENTERTAINER!』が幕を開けました!

先日、2016年11月2日付で退団発表をしたトップコンビ、北翔海莉(ほくしょうかいり)、妃海 風(ひなみふう)のラス前の公演

北翔海莉 退団記者会見

http://kageki.hankyu.co.jp/news/20160426_001.html

妃海風が退団会見…北翔退団に「ご一緒させてください」
http://www.sankei.com/west/news/160428/wst1604280053-n1.html

★MUSICAL『こうもり』 …こうもり博士の愉快な復讐劇…

★ショー・スペクタキュラー『THE ENTERTAINER!』


の、2本立て。

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MUSICAL『こうもり』公演内でも紹介されるシャンパンが東京宝塚劇場2階で頂けます。1杯1000円、グラスになみなみのシャンパンが飛ぶ様に売れていました。

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『シャンパーニュ・グルエ ブリュット・セレクション 白 辛口』ピノ・ノワールが栽培面積の80%を占めるというコート・デ・バール地区の家族経営シャンパン・ハウス、グルエが造る辛口シャンパーニュ。

私も休憩時間に頂きましたが、なみなみのシャンパン、泡もシュワシュワでとても美味しかったです。お化粧室を済ませてから大急ぎで飲んだので、ショーが始まってちょっと心臓がドキドキ。時間がないといけませんね。ゆっくり飲まないとですねw

<1幕>
MUSICAL『こうもり』 …こうもり博士の愉快な復讐劇…-ヨハン・シュトラウス二世 オペレッタ「こうもり」より-

すごいコメディですね~!宝塚の二大コメディエンヌ、トップの北翔海莉と、二番手の紅ゆずる(くれないゆずる)。

『ガイズ&ドールズ』のスカイとネイサンといい、よくぞ、北翔海莉と紅ゆずるがワンツーの時に、二人のキャラが大いに生きるコメディがまわってきた事の奇跡。

指揮の寺嶋昌夫さんが素敵な笑顔で、その笑顔がこれから始まるオペレッタがどれだけ楽しいものなのかワクワクさせてくれました。


今回は揺れ動く音楽を表現する為にタクトを持たず指揮をなさっているのだそうです。

「演者にもオーケストラにも指揮者にとっても大変な難曲揃いの演目」との事。

■「オペラ」と「オペレッタ」と「ミュージカル」の違い
オペラは「歌劇」と訳されるように、セリフの大部分が独唱・重唱・合唱によって演じられる。伴奏は、管弦楽によるクラシック音楽。16世紀末にイタリアで生まれ、貴族階級と結びついてヨーロッパで発展した。

オペレッタは「小さなオペラ」「軽歌劇」「小歌劇」などと訳されるように、オペラから派生したもの。

ミュージカルは、歌と踊りが主体の歌劇で、形式的にはオペレッタに似ているが、一般的にはポピュラー音楽を使い、日常的・庶民的な題材が多い。オペレッタがアメリカに渡り、20世紀に発展したのがミュージカル。

へえ~~~~っ

幕開けから誰もが一度は耳にした音楽。

トップスター・北翔海莉の素晴らしい歌声

紅ゆずる(くれいないゆずる)の面白さ!!!!!

妃海 風の可愛さ。まだまだこれからなのに退団なんてー

汝鳥 伶(なとりれい)、堂々の安定。真面目にやればやるほど面白い。

星条海斗(せいじょうかいと)、星組新鮮!他組初出演だそう。真面目にやればやるほど面白い。「笑いたい~~~!」の台詞が特にツボ!

万里柚美(まりゆずみ)、赤いドレスがよく似合う美しい組長。

美稀千種(みきちぐさ)、刑務所の看守、実に面白い~!紅ゆずるとのやり取りが超絶面白い!

十輝いりす(ときいりす)、刑務所長なのにおかし~!忙しい芝居なので
刑務所長が出てくるとほっこり、ホッとします。この公演で退団なんてえーん

壱城あずさ(いちじょうあずさ)、美しい~!今回は辛抱役か。

七海ひろき(ななみひろき)、とぼけたかっこいい弁護士。

天寿光希(てんじゅみつき)、面白い~!もっと台詞聞きたい。

夢妃杏瑠(ゆめきあんる)、紅ゆるずの奥さん役。すごい~~~~!素晴らしい歌声!天性の声に驚き!声フェチの私は釘づけ。オペレッタにぴったり。芝居がじょうず。この芝居で一番印象に残る(私は)

彩風咲奈、蒼羽りく、帆風成海、舞羽美海(元雪組トップ娘役)、愛月ひかる、菜那くらら、芹香斗亜、
十碧れいやと同期なんですね。

十碧れいや(とあれいや)、かっこいいけどコミカル。

麻央侑希(まおゆうき)、背が高くてかっこい~

礼 真琴(れいまこと)、芸達者!台詞、歌、コメディ、大活躍!

綺咲愛里(きさきあいり)、前半、見当たらなくてあれー?っと思ったら、後半は可愛い小悪魔ちゃん。笑顔が可愛い~

@紅ゆずる扮するアイゼンシュタイン侯爵家の侍女たちが超可愛くておとぼけで面白い~忙しいお芝居でほっこりさせてくれる方々。妃海 風、真彩希帆(まあやきほ)、小桜ほのか(こざくらほのか)、天彩峰里(あまいろみねり)。可愛くてけなげ♪

☆娘役たちの華やかなドレス、創意工夫の鬘も見ていて華やかで楽しい。

☆冒頭、トップと二番手の酔っぱらいが面白い。

☆アイゼンシュタイン侯爵 紅ゆずる登場からストーリーもスピードアップ。

☆初日は、北翔海莉のマイクの調子が悪かったにも関わらず、地声で客席に声を届けていた。あっぱれ。

☆セットが豪華絢爛。赤、黄色、ピンクの薔薇がいっぱい!

☆礼 真琴のナイトガウンの紐がきつく縛ってあってパッと着れずに笑い。いたずらの芝居なので誰かのいたずら?!

☆紅ゆずるのパープルに大きな蝶の絵柄の入った衣裳が素敵。

☆とても笑えて楽しいお芝居ですが、話の展開が早く、音楽も忙しく、台詞も忙しく、休みがなく、ついていくのに必死な方も。とにかく忙しい舞台でした。ボーっとしていたらおいていかれるかも。健康に留意して、万全の態勢で臨みましょうグー

☆また、心地良い音楽の連続に誘われる方もZzz・・・

<2幕>
ショー・スペクタキュラー『THE ENTERTAINER!』

作・演出/野口幸作先生の宝塚大劇場デビュー作。 初日、東京宝塚劇場の入口では、野口先生のサインの列ができていました!スゴイ!人気なのね!イケメンですし。

野口先生は10年の演出助手を経て、10年間、ふつふつと宝塚のショーに対する思いを溜めて、構築されてこられたのでしょう。その思いが爆発した感じです。

銀橋渡りが沢山あり、ファンが喜ぶ構成。

♪エキサイタ~、♪孤独だっていいじゃない~、♪クリスタルタカラヅカ~♪エスメラルダ~、♪ル・ポァゾン~ル・ポァゾン~のように、主題歌は一度では今思い出せない感じですがー

めくるめく、これでもかという場面の目白押し!

マツケンサンバ振付家でダンサーの真島茂樹さんも大絶賛のショーでした。構成が素晴らしいとの事。

@ロケット(ラインダンス)が前半に。

@大階段も前半から。

@ブロードウェイのオーディションの場面では北翔海莉がまさかのあんな恰好やこんな恰好!ジョンソンは感動もの

@壱城あずさのリーゼントかっこい~!待ってましたという感じ。

@オーディションの先生、七海ひろきかっこい~

@十輝いりす、星条海斗の女装が美しい~足が美しい~

星条海斗の足があーんなに綺麗だなんて。外人体型ってハーフさんだった。とにかく、星条海斗の足にクギヅケ。美脚って素敵ね~憧れるわね~あんな美しい足になりたい。これからもどんどん出して欲しい。

@礼 真琴先生、かっこい~最大限の魅力全開!アデレイドの分何倍も男役の魅力を堪能できる。

@マイケル・ジャクソン風の麻央侑希かっこい~

@フラメンコの場面、かっこい~

@北翔海莉がセンターで黒の燕尾服で、それを囲んで盆が回る場面が壮大で素晴らしかったです。

@汝鳥 伶、娘役たちに囲まれて歌う場面あり。汝鳥 伶さん、愛されているんだなと感じました。

@北翔海莉のピアノの弾き語りにウルウル

♪時は過ぎる
今は永遠じゃない
命の限り光り輝こう

@トップコンビデュエットダンス。お互いが好きという感情が伝わってくる。妃海 風が北翔海莉を見つめる目が

【万里柚美組長挨拶一部】
「愉快なミュージカルレビュー、新時代のエンターテイメントショー。102期生8名配属になりました。102期生の皆さ~~~ん!(はい!!)大劇場112名から81名になりましたが、パワーアップ、グレードアップした舞台をお届けしてまいりたいと思います。歌にダンスにお芝居にアドリブに、頭と身体をフル回転、北翔海莉がご挨拶致します」

【トップスター・北翔海莉挨拶一部】
「専科の汝鳥 伶さん、星条海斗さんのお力を200%お借りして、人を楽しませる究極のエンターティナーを目指して頑張りたい」

~カーテンコール1~
北翔海莉「季節の変わり目、ゴールまで揃って行けますよう。お客様もご自愛なさって元気な姿でお越し下さい」

~カーテンコール2~
北翔海莉「尊敬するフレッドアステアの言葉、大きく正しく美しく、いいエンターティナーに。宝塚の清く正しく美しくに、大きくを加えて、究極のエンターティナー目指したい」

<解説>

MUSICAL『こうもり』 …こうもり博士の愉快な復讐劇…-ヨハン・シュトラウス二世 オペレッタ「こうもり」より-
脚本・演出/谷 正純

“ワルツ王”と呼ばれる、ヨハン・シュトラウス二世の傑作オペレッタ「こうもり」。名曲の数々で彩られ、今なお世界中の人々に愛される作品が、北翔海莉を中心とした星組メンバーにより新たに飛びっ切り愉快なミュージカルとして甦ります。

19世紀後半のウィーン。ファルケ博士は、親友のアイゼンシュタイン侯爵と共にエリザベート皇后主催の仮装舞踏会に出席。

その帰り道、調子に乗って泥酔したファルケは、彼を持て余したアイゼンシュタインによって大通りに縛り付けられ、そのまま一夜を過ごすこととなる。

“こうもり”の扮装のまま朝を迎えたファルケは、街中の笑いものとなり、“こうもり博士”の渾名を頂戴する羽目に。自業自得とは云え怒りが収まらないファルケは、アイゼンシュタインに対する愉快な仕返しを考えた。

ヨハン・シュトラウス二世の傑作オペレッタを、宝塚歌劇ならではのスパイスを加え、愉快なミュージカルにリメイクしたMUSICAL『こうもり』…こうもり博士の愉快な復讐劇…。

<見どころや出演者の魅力について、演出家 谷正純先生談>

■『こうもり』を上演しようと思ったきっかけ?
2013年に『THE MERRY WIDOW』(月組 シアター・ドラマシティ/日本青年館大ホール公演)というオペレッタ作品を、当時専科から特別出演した北翔海莉を主演に上演し好評に。

北翔自身もオペレッタの楽しさを実感し、お客様もオペレッタの魅力にすごく共感してくださった。

通常のオペレッタは、歌と芝居を歌手が担当してダンスはダンサーが踊る。宝塚歌劇の場合は、全員が歌って踊って芝居ができる。そういう意味でオペレッタではなくミュージカルと名付ける。

オペレッタではミュージカルとは違う発声が求められるが、北翔はその使い分けもできて歌唱力もある。もともと宝塚音楽学校ではクラシカルな発声法も練習していて、その素養は持っているが、最近では、なかなかその技術を披露する機会がない。

時々はこういう毛色が違うものを上演して、オペレッタの楽しさや、宝塚歌劇の新たな魅力を再発見して欲しい。星組が磨いてきた歌唱力を生で聞いて欲しい。

■北翔海莉の歌唱力が活かされる。
北翔は宝塚音楽学校で学んできた基本を、ずっと訓練し続けている一人。稽古場で歌うときでも、その響きがはっきり分かる。まるでオペラ歌手のような迫力。『こうもり』では北翔が長年磨いてきた歌声を楽しんでいただける。

トップ娘役の妃海風も歌唱力に定評があり、コメディセンスがある紅ゆずるもいる。今回の演目では紅演じるアイゼンシュタイン侯爵が北翔演じるファルケ博士に復讐される役になるが、そういった役柄にキャスティングがぴったり。

この演目は舞踏会に大勢の招待客が集うシーンから始まり、40分近くあるひと場面の中で招待客は常にコーラスを歌っている。

星組は昔からお稽古後に皆でコーラスの自主稽古をするエネルギッシュな組で、練習で培った歌唱力がある。いろいろなことが重なって、一番いいタイミングで、星組で実現できて良かった。   

■オペレッタ作品を上演する難しさ、楽しさ
オペレッタは歌でストーリーを説明するが、日本語に翻訳すると元の歌詞よりも字数が少なくなってしまう。最低限の言葉で表現しないといけないところが難しい。

一方で、オペレッタはお客様を楽しませるもの。オペラに対するオペレッタというのは、能に対する狂言のように、同じ能舞台で能も演じれば狂言のような面白い演目もするといった立ち位置。『こうもり』は復讐劇と謳っているが、いたずらされたからいたずらの仕返しをするというとても楽しい物語で、根っからの悪人は出てこない。そういうところが宝塚歌劇にぴったり。
   
北翔海莉と紅ゆずる。どちらが騙されたほうが面白いか?

■ファルケ博士役を主役にした狙いは?

北翔と紅。2人のことは宝塚音楽学校時代から知っていて、2人の持ち味からどちらが騙されるほうが面白いかと考えると、北翔が企む側で、紅が騙される側だろうと(笑)。それならいっそのこと主人公を変えて、いたずらを仕掛けるファルケ博士を主役に、北翔が演じるファルケ博士の復讐劇にしようという結論に。
   
本番ならではの“ドラマ”に注目

■ファルケ博士役を演じる北翔海莉への期待は?

『THE MERRY WIDOW』の時も、北翔は長年ステージに立っているだけあって、お客様に対するサービスの意識をしっかり持っている。

『こうもり』は北翔が酔っ払うシーンから芝居が始まるが、稽古が始まったばかりの今でも、もう何かやりたそうな顔をしている。そんな北翔と紅を放っておいたら、アドリブが入って上演時間がどんどん延びるだろうなと(笑)。本番では、上演時間を越えない程度にお客様を楽しませて欲しい。

コメディはテンポが大切。昔のオペレッタで笑いを誘えていた場面も、今はもっと速い間じゃないと笑ってもらえないこともある。現代的にアレンジした中で、今の笑いの魅力を追求してもらいたい。   

■妃海風や紅ゆずるに期待することは?
妃海は普段から本当に明るくて元気な印象。今回のメイド役にもぴったりなので、それが伯爵夫人に変装した時、どれだけお客様を納得させられるかどうか。そこが楽しみ。

紅に関しては、もともと笑いのツボを心得た大阪人ですから(笑)お稽古を重ねて行く中で、自由に演じられるようになればと期待。この演目は次々と曲を歌い継いでいくので、どこまで彼女らしく自由に表現できるかが鍵。そこを乗り越えれば面白いのは絶対。

初日舞台映像(ロング)
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2016/die_fledermaus/movie.html

宝塚星組東京『こうもり』『THE ENTERTAINER!』
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2016/die_fledermaus/index.html

<主な配役>       
ファルケ博士(貴族であり物理学者)北翔海莉

アデーレ(アイゼンシュタイン侯爵家の侍女)妃海 風

ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン侯爵 紅ゆずる

ラート教授(ファルケ博士の恩師)汝鳥 伶       
 
オルロフスキー公爵(ロシアの皇太子)星条海斗
   
レブロフ伯爵夫人(公爵家の招待客)万里柚美  
     
フロッシュ(刑務所の看守)美稀千種       
 
フランク(刑務所長)十輝いりす    

ラモン大佐(公爵家の招待客)壱城あずさ 
  
ブリント(弁護士)七海ひろき       
 
ネッケル子爵(公爵家の招待客)如月 蓮  
     
ネッケル子爵夫人(公爵家の招待客)白妙なつ    

イワン(オルロフスキー公爵家の侍従長)天寿光希

バルドー大使夫人(公爵家の招待客)音波みのり    

テミス(アイゼンシュタイン侯爵家の侍女)妃白ゆあ      
 
ロザリンデ(アイゼンシュタイン侯爵夫人)夢妃杏瑠      
 
クリプトン(ファルケ博士の助手)十碧れいや    

ポロニウム(ファルケ博士の助手)麻央侑希    

ユーリー(オルロフスキー公爵家の侍従)漣レイラ   
 
アルフレード(アイゼンシュタイン候爵家の執事)礼 真琴     
  
ミーシャ(オルロフスキー公爵家の侍従)ひろ香 祐    

アルゴン(ファルケ博士の助手)瀬央ゆりあ    
   
イーダ(アデーレの妹)綺咲愛里        

キセノン(ファルケ博士の助手)紫藤りゅう   
    
イレーネ(アイゼンシュタイン侯爵家の侍女)真彩希帆   
    
フローラ(アイゼンシュタイン侯爵家の侍女)小桜ほのか 
      
レダ(アイゼンシュタイン侯爵家の侍女)天彩峰里        


藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com
藤川奈々ナレーションサンプル
http://www.youtube.com/watch?v=Gbv6AFa3uvY&feature=youtu.be
食べログ(ニックネーム:福山麗子)
http://tabelog.com/rvwr/000355206/

※敬称略

また、夢妃杏瑠ちゃんの声、みっちゃん&紅子の酔っぱらい、マギーの美脚が楽しみです♪

みっちゃんの退団記事を見た時は涙がこぼれました…………