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ブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッド』~フリート街の悪魔の理髪師~

市村正親×大竹しのぶ×宮本亜門


怖いから見るのどうしようと思った。
でも見てみた。
凄かった!
怖かった!
ハッとした!

復讐劇なのに、ハッとさせられ。
切なくて涙が、、、、、

1幕90分があっという間。素晴らしすぎる出演者の名演技で、『スウィーニー・トッド』の世界にどっぷり引き込まれました。

スウィーニー・トッドは、市村正親さん演じるフリート街の悪魔の理髪師の名前。

芳本美代子さんにビックリ!
あの、みっちょんが?!
完全なミュージカル女優!
素晴らしかった~~~!

リピートして、もう一度、芳本美代子さんの出番をじっくり確認したいほどです。

ピレッリ:中西勝之さん。
東京藝術大学 音楽学部 声楽科 卒業
東京藝術大学 大学院 オペラ科修了
2007年~ピレッリ役。
素晴らしい歌声!!
これは凄い!!
こんな素敵な歌声~~~~~キラキラ

ハロルド・プリンス(「プリンス・オブ・ブロードウェイ」)×スティーヴン・ソンドハイム(「ウエスト・サイド・ストーリー」)が生んだ最高傑作!!

市村正親×大竹しのぶ×宮本亜門 最強タッグによる最後の対決!

ブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッド』~フリート街の悪魔の理髪師~

これは凄いミュージカルなのですキラキラ

1979年トニー賞8部門受賞
・最優秀ミュージカル作品賞
・最優秀ミュージカル脚本賞
・最優秀作詞作曲賞
・最優秀ミュージカル主演男優賞
・最優秀ミュージカル主演女優賞
・最優秀ミュージカル演出賞
・最優秀ミュージカル装置デザイン賞
・最優秀ミュージカル衣装デザイン賞

1979年ドラマ・デスク賞9部門受賞


1979年のディレクターは、あの!ハロルド・プリンス

2006年トニー賞2部門受賞
2006年ドラマ・デスク賞4部門受賞
2013年ローレンス・オリヴィエ賞3部門受賞


映画化もされた、とにかく凄い、怖い、背筋も凍るミュージカルなのです。

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ブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッド』~フリート街の悪魔の理髪師~

<概要>
スウィーニー・トッドは、19世紀中頃の様々なイギリスの怪奇小説に登場する架空の連続殺人者であり、ロンドンのフリート街に理髪店を構える悪役の理髪師である。トッドの理髪店の椅子には仕掛けがしてあり、裕福な被害者を地下に落として殺害し、身に着けていた金品を奪い取る。また、得物として用いる剃刀で被害者の喉を掻っ切ってとどめを刺す。

<Story>
舞台は18世紀末のロンドン。フリート街で理髪店を営むベンジャミン・バーカー(市村正親)は、その妻を横恋慕する悪魔判事ターピン(安崎 求)によって無実の罪で流刑される。

15年後、命からがら脱獄し、アンソニー(田代万里生)という船乗りに助けられた彼は、‘‘スウィーニー・トッド’’と名を変えて街に戻ってきた。

フリート街へと戻ってきた彼は、かつて家族と共に暮らしていた家の大家で、通称『ロンドン一不味いパイ屋』の女主人・ラベット(大竹しのぶ)と再会。

彼女から、残された家族がたどった悲惨な運命を聞かされる。妻の自殺と、娘ジョアンナ(唯月ふうか)がターピン(安崎 求)に養われていることを知り、復讐を誓う。

ミセス・ラヴェット(大竹しのぶ)のロンドン一まずいパイ屋の2階に再び理髪店を構え、商売道具のカミソリを手にスウィーニー・トッド(市村正親)の復讐劇が始まる!!!



市村
正親さんの当たり役!病を克服され、神が舞い降りている様な市村正親さんの存在。ミュージカル界のスーパースターが息づく舞台を生で見られる事の喜び。

大竹しのぶさんは声にドスが効いて益々凄い!ザッツ女優魂!見ているとどんどん引き込まれる。じょうずだな~あらためて素晴らしい女優さんなのだ!

市村正親さんと大竹しのぶさんの掛け合いに客席も爆笑!!

怖い怖い内容のお芝居なのに、爆笑シーンを入れるとはさすがです!!大統領候補や都知事の話題も爆  笑

ピーターパンの唯月ふうか(ゆづきふうか)ちゃん可愛い!

田代万里生さんの素晴らしい歌声!かっこいい~!フランツよりこういう役の方が。

唯月ふうかちゃんとのキスシーンにドキドキ!

元宝塚花組男役スターで活躍した福麻むつ美さん(翼悠貴)も素敵だった~!

あの声は健在!!

安崎 求(あざきもとむ)さん。とても怖い役。一番悪いヤツ。東京芸術大学声楽科卒。奥様は女優の鈴木ほのかさん。

おどろおどろしい音楽。
おどろおどろしいメイク。
おどろおどろしい照明。
おどろおどろしい音効。

ピーーッと張り裂ける様な笛の音は心臓に悪かったアセアセ

終演後にアフタートークショーが行われました。

その一部をひらめき電球

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【アフタートークショー】
MC:武田真治
出演者:大竹しのぶ、安崎 求、斉藤 暁


大竹「お客さんお水なくて、私たちのお水あるのズルくない?隠そう」

ステージに置かれた4本のペットボトルを皆で隠す。

武田「再々々演ですが」

大竹「難しい。音外れてんのかなって思われてると思う。大変。それまでミュージカルの経験なかったから。城田優クンとかいて、私と真ちゃん、ひどかった(笑)居残り組だった」

武田「皆、早く帰って欲しかった。稽古するのに他の人の声が聞こえるから」

大竹「真ちゃん、彼女と別れてボロボロで(笑)」

武田「オフィシャルでも言ってないのに!きょうのトークショーはいいか。俺、子役なんかやりたくないって言ってた(笑)」

大竹「音とリズムが大変。変拍子。真ちゃん、鬘つけたら人が変わった。俺ってうまくね?みたいな(笑)」

武田「43で何で子役だって(笑)子役のおっさんって呼ばれて(笑)」

大竹「音楽の力ってすごいね!ワクワクする!2幕のミートパイの歌は、毎日、きょうこそはきょうこそは、やってもやってもやってもやってもって。」

武田「歌唱指導もして頂いている安崎さん」

安崎さんに客席から女性の掛け声!!

安崎「同級生です(笑)2011年から2回目なんですが、日本のミュージカルで譜面上、一番難しいと思います」

大竹「え~~~~っ!そうなんだ!!」

安崎「ソンドハイムは、深層心理と曲がまったく違う。変拍子。5拍子、3拍子、9拍子、2小節単位で拍子が変わる。譜面を再確認して苦労しました。お客様、不協和音であって、音が間違っている訳ではないですからね」

大竹「安崎さんは怖い役だけど優しい方です(笑)」

武田「安崎さんの楽屋に行ったらお尻出してました(笑)」

安崎「亜門さんからの出演の条件だったんですよ。生尻出すのと、市村さんより20歳老けられるかって」

武田「お尻のオーディションあったんですか?」

安崎「お尻のオーディションはないです(笑)もしあって落ちてたら恥ずかしい(笑)」

武田「自分の身体にムチ打ってますが痛くないんですか?」

安崎「ミミズバレになってます」

大竹「かわいそ~~~~」

武田「斉藤さんの左目の上のは?」

斉藤「左目の上は眉毛のつもり(笑)僕の役は無謀な独裁者で、市民の為に最善を尽くす。悪いヤツをどうやって出せるか。でも、可愛いポニーの可愛い歌を歌ってるんですよね。何で?悪いけど、家に帰って娘の誕生日とかやってるんです(笑)」

武田「僕はこの役演ってるから彼女ができないんじゃないですね(笑)演る度、子どもが増してきてる。客席でパイ投げる時、このメイクでギョッとされるのが悲しい(笑)」

大竹「恐怖で白髪になっちゃったのわかった?」

武田「鬘の前髪切ったら?って大竹さんに言われて、鬘の前髪バッサリ切られて。大竹さんの発言大きいんですからね」

大竹「私が大ベテランみたいな言い方やめてよ」

武田「そこは受け入れて下さい。大ベテランなんですから(笑)」

大竹「僕がついてるはいい歌ね~!楽しいミュージカル。怖い話だけど」(武田真治さんが歌う"僕がついてる"でとめどなく流れる涙涙)

安崎「僕の顔はハリウッドの特殊メイクしているんですよ。ほら(と、剥がして見せる)」

大竹「すごーい!!!」

大竹「2011年、再演だったんですが、3月11日のあと、悩みながら舞台を開けました。今回の初日は熊本地震で・・・ロビーに義援金箱を置かせて頂いたんです。入場料高いのにありがとうございました」

武田「フジテレビのサザエさん募金で届けさせて頂きます」

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<CAST>
スウィーニー・トッド:市村正親
ミセス・ラヴェット:大竹しのぶ
乞食女:芳本美代子
アンソニー:田代万里生
ジョアンナ:唯月ふうか(ゆづきふうか)
ターピン:安崎 求(あざきもとむ)
ビードル:斉藤 暁(さいとうさとる)
トバイアス:武田真治
ピレッリ:中西勝之

岡田 誠、神田恭兵、三戸大久、中山 昇、那須幸蔵、ひのあらた、水野栄治、若泉 亮、秋園美緒、家塚敦子、菅原さおり、髙橋 桂、多岐川装子、福麻むつ美、船山智香子、岡本大地

<日本における公演初演>
1981年に鈴木忠志演出、市川染五郎(現・松本幸四郎)と鳳蘭主演で初演。

スウィーニー・トッド:市川染五郎(現・松本幸四郎)
ラヴェット夫人:鳳蘭
乞食女:市原悦子
ジョアンナ:沢田亜矢子
アンソニー:立川三貴
ターピン判事:中丸忠雄

<亜門版>
宮本亜門演出。
2007年、26年ぶりの上演となり、大竹しのぶのミュージカル初主演としても話題に。

スウィーニー・トッド:市村正親
ラヴェット夫人:大竹しのぶ
乞食女:キムラ緑子
ジョアンナ:ソニン
アンソニー:城田優
ターピン判事:立川三貴
ビードル:斉藤暁
トバイアス:武田真治

<亜門版再演>
2011年、宮本亜門演出で再演。
スウィーニー・トッド:市村正親
ミセス・ラヴェット:大竹しのぶ
乞食女:キムラ緑子
ジョアンナ:ソニン
アンソニー:田代万里生
ターピン判事:安崎求
ビードル:斉藤暁
トバイアス:武田真治

<亜門版3回目公演>
2013年、宮本亜門演出で再々演。
スウィーニー・トッド:市村正親
ミセス・ラヴェット:大竹しのぶ
女乞食:芳本美代子
ジョアンナ:高畑充希
アンソニー:柿澤勇人
ターピン判事:安崎求
ビードル:斉藤暁
トバイアス:武田真治

ブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッド』過去舞台映像
https://www.youtube.com/watch?v=pU_FqPCi_7w

【東京公演】
2016年4月14日(木)~5月8日(日)

【愛知県芸術劇場 大ホール(愛知県)】
2016年5月20日(金)~5月22日(日)

【大阪 シアターBRAVA!】
2016/5/13(金)~2016/5/15(日)

『スウィーニー・トッド』公式サイト

http://hpot.jp/stage/st2016

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イマルちゃんヒヨコ本当に怖いけどもう一度見たい舞台です。素晴らしい役者さんたちに感動しました。

藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com
藤川奈々ナレーションサンプル
http://www.youtube.com/watch?v=Gbv6AFa3uvY&feature=youtu.be
食べログ(ニックネーム:福山麗子)
http://tabelog.com/rvwr/000355206/

※敬称略