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退団者4名が宝塚の花園を卒業しましたキラキラ

ミュージカル『カリスタの海に抱かれて』
作/大石 静 演出/石田 昌也
 
人気脚本家・大石静氏が花組のために書き下ろしたオリジナルミュージカル。

舞台は地中海で最も美しいとされるカリスタ島。この島に生まれながら、数奇な運命に翻弄され、フランスで育ったシャルル(明日海りお)は、カリスタ島を統治するフランス軍将校として、再び故郷に降り立つ。

時はフランス革命前夜。シャルルには本国フランスの動乱に乗じて、故郷カリスタ島を独立させたいという密かな野望があった。島のレジスタンスの若者達(芹香斗亜ら)と信頼をはぐくみ、野望は成就するかに見えたが、島の女アリシア(花乃まりあ)の情熱的な愛がシャルルに向かったことで、歯車は狂い始める。男が英雄になれなかったのは、一人の女を愛してしまったから…。愛と友情、そして故郷への想いの狭間で揺れ動く青年の葛藤をリリカルに描いたラブロマン。

大石静さんは、ヴァンサンカン・結婚、おとなの選択、ふたりっ子、セカンドバージン、ガラスの家、家族狩り、ゼロの真実、セカンド・ラブなど数々のドラマの脚本家。さすがに最後の最後でスカッとさせてくれ、とてもいい物語でしたキラキラ

<客席爆笑の場面>
「上官は多少間が抜けている方が…」と言われ、バルドー(天真みちる)「間の抜けた上官ですみません」爆  笑

鳳月杏との場面で。バルドー(天真みちる)「かっこ良すぎてときめいてしまいました!」爆  笑

セルジオ(瀬戸かずや)のおヒゲが良かったグー

ナポレオン(柚香 光 )も良かったグー

東京で1ヵ月、宝塚大劇場で1ヵ月、1日2回公演もある中、主役の明日海りおは伸びやかで聞き心地の良い歌声で魅了。ショーでは激しいダンスに2人もリフトして、素晴らしい体力だな~若いからできるのかな~本当にタカラジェンヌは尊敬の念

レヴューロマン『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』
作・演出/稲葉 太地

新たな演出を加え、台湾バージョンとして第二回宝塚歌劇団 台湾公演(2015年8月)でも上演されるとの事。

和太鼓、金色に輝くスーツの摩天楼の場面、さくらさくらからの~男役群舞からの~花は咲くのデュエットダンス。素晴らしい~キラキラ

水美舞斗(みなみまいと)の跳躍がひときわ目に入ったのでしたキラキラ

今回からの二番手昇進の芹香斗亜(せりかとあ)の羽根、めちゃめちゃ大きかった~!お母様は元タカラジェンヌ。お父様は1981年に阪急ブレーブスへドラフト1位で入団し、現在は野球解説者の山沖之彦氏。

【退団者4名】

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夢花らん(ゆめはならん)
富山県富山市出身。姉に麻尋しゅん(88期の元星組男役スターで現在は麻尋えりか)、同期で双子の姉の夢羽美友。3姉妹でタカラジェンヌ。2008年、94期生として入団。同期に、早乙女わかば、珠城りょう、麻央侑希ら。

<組長から紹介されたメッセージより一部>
踊る事が大好き。『ME AND MY GIRL』は忘れられない。『太王四神記』は男役に混ざって殺陣をさせて頂き、刺激になり、楽しかった。これまで宝塚で得た事を糧とし、集大成に。

夢花らん・退団挨拶一部
「ここは大切な場所。青春時代を過ごした宝塚。お別れの時間が近づいてきました。無事に大階段を降りた喜びと淋しさで不思議な気持ちです。宝塚での経験を誇りに持ち、新たな道へ。最後にお伝えしたい事は、感謝の気持ちです。ありがとうございました。」

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桜帆ゆかり(さほゆかり)
鳥取県鳥取市出身。2007年、第93期生として入団。同期に、舞羽美海(元雪組トップ娘役)、芹香斗亜、彩風咲奈、十碧れいや、愛月ひかる、蒼羽りくら。

<組長から紹介されたメッセージより一部>
ファン時代に見ていた花組に配属されて嬉しかった。『小さな花がひらいた』では、あっちゃんの隣にいつもいた。『オーシャンズ11』では稽古を何度も小池先生に見てもらったら地味だと言われた。念願のディナーショー『宝塚巴里祭2014』に出させて頂けて幸せでした。

桜帆ゆかり・退団挨拶一部
「卒業を決めた時から淋しい気持ち。今は思い切り楽しんだ満足感が。千秋楽に近くなると、舞台に立つ事が大好きなのだとわかりました。宝塚を教えてくれた母、家族、応援して下さった皆様、今までの経験を生かして、明るく前を向いてゆきたいと思います」

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神房佳希(かずさよしき)
大阪府大阪市出身。2006年、 第92期生として入団。同期に、蘭乃はな(元花組トップ娘役)、真風涼帆、彩凪翔ら。

<組長から紹介されたメッセージより一部>
同期とのラインダンスは忘れられない。新人公演での初台詞も忘れられない作品。『エリザベート』の夜のボートに出させて頂けた事も嬉しかった。

神房佳希・退団挨拶一部
「宝塚が101年目に卒業致します。人一倍不器用な私が宝塚に入れた奇跡。沢山の出会いがありました。命をかけてもいいくらいの仲間との出会い、家族、お客様、上級生の皆様、皆、支え、愛してくれた事を忘れずに頑張って参ります!」

涙声の挨拶でした・・・次郎吉で爺やと姫(華耀きらり)で名コンビだった爺や、とても良かったな・・・

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華耀きらり(かようきらり)
東京都大田区出身。2002年、第88期生として入団。同期に、朝夏まなと(宙組トップスター)、紅ゆずる、鳳翔大、大湖せしる、春風弥里、麻尋しゅん、蓮水ゆうやら。

<組長から紹介されたメッセージより一部>
猪突猛進の私は怪我で迷惑をおかけしました。鈴懸さんからの教えは有難かった。『愛と革命の詩』では望海ともがいた。『ノクターン』の発表では椅子から転げ落ちた。ヘタに三味線を弾いたり、色々な役をさせて頂いた。大好きなデュエットダンスも沢山させて頂いた。

華耀きらり・退団挨拶一部
「とうとうこの瞬間がきてしまいました。今、安堵と感謝の気持ちです。娘役人生は美しい夢であり、高い目標でした。宝塚の偉大な歴史の中で、明日海率いる花組のスタートを一緒にできた事は人生の誇りです。この出会いを宝箱にしまって。淋しい気持ちもありますが、愛と笑顔を頂きました。花組の仲間に勇気を頂きました。宝箱にしまって歩んで参ります。皆様に感謝できる今、卒業致します。14年間ありがとうございました。」

花組娘役を牽引してきた華耀きらりさんへの惜しみない拍手が長くたっぷり送られました。コメディも最高で、脚線美で、可愛く、美しく、皆に愛されたきらりさん。最後の舞台でもきらりきらりと輝いていましたキラキラ

【明日海りお挨拶一部】

「無事に千秋楽を迎える事ができましたのも、皆様からのエールが染み込んで、エネルギーに変わり、支え続けて下さったからです。退団者の夢花らん、桜帆ゆかり、神房佳希、華耀きらりと一緒に舞台に立つのも最後になります。集大成として集中して楽しんでいる姿を見て、情熱、愛を感じ、学ばせて頂きました。幸せがいっぱい訪れます様に!今後、2つに分かれて公演しますが、新しい場所でそれぞれが高め、何倍も成長します様に」

~カーテンコール1~
明日海りお「皆様の拍手で何度か泣きそうになりました・・・退団者の皆さん、ステキです!」(笑)

~カーテンコール2~
明日海りお「それでは退団者の皆さんからひとことづつ」

夢花らん「皆様の温かな気持ちが伝わって立つ事ができました!」

桜帆ゆかり「本当に今、幸せです!皆さんと一緒に花組見るのが楽しみです!」

神房佳希「本当に幸せすぎて!明日からそちら側の人間になりますので(笑)新参者ですがよろしくお願い致します」(笑)

きらり、サイコー!きらりちゃーん!

華耀きらり「はーい!生まれ変わっても娘役になります!」

~カーテンコール3~明日海りお一人。

明日海りお「嬉しかった事を言ってもいいですか?(大拍手)ファンタジアのフィナーレが第14年度?(笑)2014年度、年度大賞団体賞に”さくら幻想曲”が!皆で一生懸命に頑張ったからで、嬉しかったです。これからも甘えず、しっかりと!」



『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』は2015年3月13日に宝塚大劇場で幕を開けましたが、2014年度年度賞になるんですね・・・

しかし、”さくら幻想曲”の場面は本当に素晴らしかったです!DVDで何度も見たいくらいです。早い三味線の音で舞い踊る男役たち。あんなに長い男役群舞も凄い!そしてかっこいい!明日海りおの魅力満開キラキラ

そしてえ、明日海りおさんの挨拶はお人柄の良さがいつも感じられ、聞いていてほっこりします爆  笑

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明日海りおさんは三井住友VISAカードのイメージキャラクターです!美しいですね!この公演では男役ながら花魁姿も披露していましたキラキラ

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今後は『ベルサイユのばら』で台湾公演へキラキラ

藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com
藤川奈々ナレーションサンプル
http://www.youtube.com/watch?v=Gbv6AFa3uvY&feature=youtu.be

※敬称略