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タレント・一ノ瀬文香(いちのせあやか)さんと女優・杉森茜(すぎもりあかね)さんの結婚披露宴の打ち合わせが行われ”セクシュアル・マイノリティ”の研修も行われましたキラキラ

研修の講師・Letibee代表の外山雄太(とやまゆうた)さんと。

<Letibee(レティビー)とは>
「すべての人が、セクシュアリティに関わらず自由に幸せを追求できる社会を実現する」というミッションを掲げて、LGBTsをテーマにしたビジネスを展開する社会企業。
http://letibee.com/

”セクシュアル・マイノリティ”の研修、とても勉強になりました!

そして自分自身にも判明した事もあります!

”セクシュアル・マイノリティ”の研修を聞き思い出した過去が。

20代の時、プロポーズしてくれた男性がいて・・・

「寝室は別って言ってもいいかな」と母に相談した事が。

恋愛、結婚はしたいけど、夜の営みが苦手、苦痛・・・

斎藤工君も素敵だけど、宝塚の男役も素敵。

オナベちゃん、オカマちゃん、ニューハーフさん、女形さんなど中性も好き。新宿二丁目がホッとする・・・

私は”ノンセクシャル:非性愛”に属する事がわかりました!

<非性愛(ひせいあい)>
他者に対しての恋愛感情は有り得たとしても、恒久的に他人への性的欲求を持たないことをいう。または性的接触を求める欲求がない人のことをさす。ノンセクシュアルという。異性、同性、両性、全性に対して恋愛感情を抱く場合でも、相手に性的欲求を向けない場合、また、他者との精神的な恋愛関係のみを望む者もノンセクシュアルということになる。

他に・・・

「全性愛」
男性/女性の性の分類に適合しない人々も含め、あらゆる人々に恋をしたり、性的願望を抱いたりすること。

「無性愛」(Aセクシュアル)
恋愛感情がない。異性、同性にかかわらず、男女どちらにも性的な欲求を抱かない。

「他者に対して恒常的に恋愛感情も性的欲求も抱かない」人のことはAセクシュアルといい、Aセクシュアルとノンセクシュアルは、同一ではない。ノンセクシュアルの中でさらに恋愛感情さえも持たない人がAセクシュアル。

@”ストレート”はセクシュアリティのひとつ。

など、セクシュアリティは奥が深く無限との事。

”自分のあり方”がわかってスッキリしました!

目からウロコのお話を是非、多くの方に知って欲しいと思います。

<セクシュアル・マイノリティとは?>
現在の社会で「これが普通」「こうあるべき」だと思われている「性のあり方」に当てはまらない人たちの事をまとめて指す総称。

性にまつわる場面において少数派(マイノリティ)の事。多数派(マジョリティ)に対する少数派であり、少数だから間違っているという価値判断は、意味がない。それぞれが、人間の性のあり方に関する様々な可能性の一つ一つであって尊重されるべきもの。

「性のあり方」には、いろいろな側面があります。

個人の意思では変えることができない、好きでやっているんでしょとは言えないような部分を多く含んでいます。

「性のあり方」は個人の尊厳に根本的に関わってくる問題として、個々人のあり方に目を向ける姿勢が大切。

<人間のトータルな性のあり方は3つ>
1.生物学的性(sex)
生まれついての性。戸籍上の性。

2.性自認(gender identity)
心の性、自分自身の性別をどのように認識しているか。

3.性指向(sexual orientation)
性的な意識の向かう先。

<カテゴリー LGBT>
L:レズビアン(女性を恋愛や性愛の対象とする女性)

G:ゲイ(男性を恋愛や性愛の対象とする男性)

B:バイセクシュアル(男女どちらにも恋愛や性愛の対象が向く人)

T:トランスジェンダー(生まれの性と自分が自覚している性が同じではない状態)

※生まれの性と性自認が一致しない事で性指向は別の事。

同性に対して恋愛・性的な感情を持つ同性愛者は、統計的には人口の3~5%程度存在。20人にひとり。

「性指向」は「性嗜好」と混同され、同性愛ははおかしな「趣味」だと誤解され、同性愛者であることを家族や知人に明らかにすることが出来ないのはもちろん、自分自身に対しても否定的な感情を持たなければならずに苦しんでいる人たちが多く存在します。

社会では「異性愛」が前提として語られる事が多く、様々な社会的な制度も「異性愛」だけを想定して構築されていることが大半。

しかし実際には、同性に魅かれたり、男女どちらにも(あるいは性別にこだわりなく)恋愛をする人々も、この社会で一緒に暮らしています。

「同性に魅かれたことがあるか?」という質問に対しては、世界中(日本を含む)で様々な調査がされ、人口の3~5%の人が「ある」と回答。

人口の3~5%は、20~30人に1人の割合が「同性に魅かれたことがある」経験をしている事に。

学校のクラスのなかに1~2人はLGBの当事者がいるくらいの割合。
「左利き」の人が存在する割合と同じ、という表現がなされる事もあるそうです。

が、これまではカミングアウトを社会が許さなかったのです。

LGBTの若者は、約6割が自殺を考えた経験を持ち、自殺未遂の経験も15%(ゲイ・バイセクシュアル男性の場合)など、非常に「生きづらさ」を抱えている割合が高いのですが、その背景にあるのは、このように自己肯定を阻むような周囲の環境なのです。

<カミングアウトの実例>
自分がセクシュアル・マイノリティだとカミングアウトしたら友達がいなくなるのではないか、父親は校長先生で小さい頃から厳格な家庭に育ったAさん。悩んだ末、同性と結婚したいと親に打ち明けた。

Aさんの親御さんはこう言ってくれた。

「勘当する訳ないし、子供である事は変わらない」

受け入れてくれる親ばかりではない。

「受け入れられない。いつからなの?!」と迫る親も・・・

「パートナーシップ証明」
同性カップルを「結婚に準じる関係」と認める全国初の制度として注目を集める渋谷区の「パートナーシップ証明」

が、法的拘束力はない。

遺産相続×、生保受取人指定は△、2人の関係は法律上は他人。

法律上の夫婦にはなれないため、税金の配偶者控除などは、変わらず受けられない。

パートナーが重病で入院した際「家族ではない」と病院から面会を断られる困難があった。

住宅ローンや生命保険を2人で利用できるかは民間企業が認めた場合に限られる。

証明書は、例えば不動産業者が賃貸住宅の契約を渋った時「区が認めた関係ですよ」とカップルの後ろ盾になるといった効果、著しい差別がある時はその事業所を公表。

@海外では法律上も夫婦と同等になれる「パートナーシップ制度」を導入する国が20カ国以上も。

@ハワイでは7組に1組が同性婚。

@フランスでは8組に1組が同性婚。

「パートナーシップ証明」うちもやらないといけないんじゃないかという世風になってきている。

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一ノ瀬文香さん、杉森茜さんが結婚披露宴をする結婚式場のスタッフの皆さんが真剣に研修に参加されました。

セクシュアル・マイノリティの方の結婚披露宴を今後、対応する上での注目点など、皆で話し合いました。

@ドレスの申込書、結婚誓約書などには既に「新郎」「新婦」と印刷されている。

@新婦さんの控室が大きく、新郎さんの控室はそれより小さい。二人ともドレスの場合はどうするか。

@誰でも使えるお手洗いを増やす(列席者のため)

@席次表の「新郎父」「新郎母」などの書き方を改める

@「本日はおめでとうございます」と親御さんに言う前に、本人と親御さんとの関係性を確認する。

×普通のカップルは・・・

×普通の披露宴では・・・

@腫れ物に触る扱いはカンに触る。

@スタッフのマインドが大事。

@スタッフに理解があり、心開いてゆく事が大事。

セクシュアル・マイノリティの方の結婚披露宴を表明した京都のホテルに、海外から20~30件の問い合わせがあったそうです。

”セクシュアル・マイノリティ”の研修を受けた結婚式場も今後、注目が集まる事でしょう。

同性愛は「趣味」と誤解され偏見が強いところもあります。

一ノ瀬文香さん、杉森茜さんの結婚発表記者会見でも、一部の記者から”夜の営み”に関する放送に乗せられない様な質問が飛んだりしました。

今回の記事を読んで頂き、偏見が減り、理解が増えます事を願っております。私も自分の事がわかったらより理解できました。

病気でも性嗜好でもなく、性指向、性的な意識の向かう先は本人の自覚、人間ひとりひとりが違うもの。

この世に生まれ、物心がついた時から人それぞれ違っているのです。

ストレートな方が、気の強い人を好む人、束縛する人を好む人、従順な人を好む人、ツンデレを好む人、年の離れた人を好む人、ふくよかな人を好む人、、、と、人それぞれ違う様に。

それぞれが、人間の性のあり方に関する様々な可能性の一つ一つであって尊重されるべきもの。
 
私も自分がわかって良かったです照れ

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一ノ瀬文香さん、杉森茜さん、ご結婚おめでとうございますハート

【一ノ瀬文香】
元グラビアアイドル。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。2009年4月に、写真週刊誌「FLASH」にて“レズビアン“であることをカミングアウト。決意した理由は、より自分らしく生きるため、また、セクシャルマイノリティの人に自分らしく生きる勇気を与えたり、もっと多様性が認められる世の中になって欲しいと考えたため。メディアを通じて、国内外のLGBT関連の情報を発信。ブログでは『二丁目のレズビアンあるある』シリーズなどを書き綴っている。メディアや芸人たちとのトークイベントで“性“について語ることも多い。
<趣味・特技>
忍術、アクション、ポールダンス、スキー、数学、競技百人一首、新宿二丁目案内、中・高美術教員免許取得
<連載>
コラム「恋愛.jp」(2015) 
http://ren-ai.jp/specialist/ichinoseayaka

【杉森茜】
ダンサーで女優。北海道教育大学卒。中高一種教員免許(音楽・英語)駒澤大学附属苫小牧高等学校甲子園優勝時チアリーダー。田中将大選手の2期上。高校時代マーチングバンドの一員として世界大会に出場し金賞受賞。平成18年・21年・25年にNYに渡りレッスンを受けながらパフォーマーとして活動。2014年、日本テレビ『ウーマン・オン・ザ・プラネット』アメリカ横断8,000kmに出演。現在、吉祥寺『サーカスカフェ』にてダンサーとしても活躍。http://www.loveandleaf.jp/
<特技>
ダンス、クラリネット、歌 英会話


一ノ瀬文香Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ichinose_blog

藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com

藤川奈々ナレーションサンプル
http://www.youtube.com/watch?v=Gbv6AFa3uvY&feature=youtu.be