～お客さんの感想集～
「すべてが愛おしい」
「何度見ても楽しくて幸せ」
「あんな夫婦になるのが夢」
「温泉みたいなポカポカ気分が続く」
「全力のレビューに涙」
「大切な友が病んでいたら見においでと言ってあげたい」
「終わる終わる詐欺許す」
「迷っているなら、お金のやりくりできるなら、是非、ラカージュ見られたし」
「高齢のご夫婦がそっと涙をぬぐっているのを見て涙腺決壊」
日生劇場『ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち』
「ラ・カージュ・オ・フォール」は、1973年のジャン・ポワレ作の舞台劇「ラ・カージュ・オ・フォール」を基にしたミュージカルで、1983年にはミュージカル化されてブロードウェイに進出し、1984年にトニー賞6部受賞した大ヒットミュージカル。2005年、2010年にもトニー賞を受賞。
日本では1985年に帝国劇場で、岡田真澄＆近藤正臣で初演。
1993年から市村正親がアルバンを。2008年から鹿賀丈史がジョルジュに迎え、史上サイコーのゴールデンコンビに！
日本初演３０周年ゴールデンコンビが帰って来た
森公美子、真島茂樹は３０年のすべての公演に出演！
＜ストーリー＞
舞台は南仏サントロぺのゲイクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」。オーナーのジョルジュ（鹿賀丈史）と、看板スターの“ザザ”ことアルバン（市村正親）は２０年間同棲し、事実上の夫婦として生活してきた。
アルバンはこのところふさぎこんでいて、ショーの出番に遅れることもしばしば。愚痴をこぼすアルバンとそのご機嫌をとるジョルジュ――いわばふたりは倦怠期なのだ。
ジョルジュには、２４年前の過ち（？）から生まれた最愛の息子ジャン・ミッシェル（相葉裕樹）がいる。アルバンが母親がわりとなり、手塩にかけて育てて来た。
そんなジャンが、突然結婚を宣言したことからひと騒動がまきおこる。相手は、保守的で知られる政治家ダンドン議員夫妻（今井清隆・森公美子）の娘アンヌ（愛原実花）。
ジャンはジョルジュに、一晩だけマトモな家族に見えるよう取り繕ってくれるよう懇願し、そのうえ、ずっと会っていない実の母親を呼んでほしいと頼みこむ。
ずっとジャンを育ててきたアルバンは深く傷つくが、ジョルジュの説得によりジャンの頼みを受け入れる。
ところが、ジャンの母親が急に来られなくなり、さあ大変！アルバンは、ついに女装して母親になることを決意、馴染みのジャクリーヌ（香寿たつき）の店での食事会はひとまず大成功に思えたのだが…。
＜笑える場面一部＞
＠アルバン（市村正親）が１曲歌いながら、舞台メイクを舞台上でする場面が凄い。頬紅も、つけまつげも、口紅も。そして、鬘をかぶり・・・
次の場面では、鬘の上にお雛様が乗っていた～
ステージに乗ったお雛様で、周りには桜の木、のぼりには「千秋楽」！！アルバン役の鬘の上にですよ！爆
ジョルジュ（鹿賀丈史）「まあまあだな」笑
＠最愛の息子ジャン・ミッシェル（相葉裕樹）が２０歳と思ってたら２４歳だった事に、
ジョルジュ（鹿賀丈史）「うっそーーーーーん！」笑
＠ミッシェル（相葉裕樹）がアンヌ（愛原実花）と結婚したいと言う。
アルバン（市村正親）「あたしたちの坊やが女と結婚？！」笑
「どこでどう育て方を間違えたのかしら」笑
＠アルバン（市村正親）が客席に降りてくる。
「舞台は見る天国、やる地獄（笑）あたしのドレスのスパンコール２０キロあるのよ。しかもヒール履いて（笑）あんなにピョンピョンピョンピョン見た事ないでしょ。ピョンピョンしてカンカン凄いでしょ。何がおかしいの？（笑）やーねー（笑）怖いけど下界に降りてみようかしら（笑）くれぐれも商品には手を触れない様に（笑）女子ばっかり。素通りよ（笑）ラカージュ３０年目、足腰立たなくてもやり続けるわ」大拍手
＠ミッシェル（相葉裕樹）の結婚相手アンヌ（愛原実花）一家が我が家にやってくる。別れた実の母親を呼び寄せる事をアルバンに告げるジョルジュ。
アルバン（市村正親）「わかったわ。３人で」笑
＠ミッシェルのアンヌ一家が我が家にやってくるにあたって、アルバンにおじさんになってもらうべく”男の練習”をする。
ジョルジュ「アルおじさん、だらしなくして、ダラーッって」（ダラーッとしたおじさんの見本を見せる）
アルバン「見えなかったわ」笑もう一度見せてとの事(笑)
＠ダンドン夫人（森公美子）がソファーに座ると、その振動で両脇の今井清隆、愛原実花が上に飛び跳ねる（笑）
＠イケメン、ミッシェル（相葉裕樹）がダンドン夫人（森公美子）の胸を揉んでいる
その胸をあらわに確認するダンドン夫人（笑）
＠ダンドン夫人が驚くと、スカートがまくれ上がってマルミエ！ダンドンを隠す時、ダンドン夫人のスカートの中に隠した。見事に隠れた(笑)
＠アルバン（市村正親）「ディンドン！」
ダンドン（今井清隆）「ダンドンだ！」
アルバン「そんなに怒らないの」とダンドンの顔をバチン！とはたく!!（笑）
＠元劇団四季のスターで同級生の市村正親＆鹿賀丈史、夢のゴールデンコンビ
このお二人が同じ舞台に立ち、夫婦役を演じるという何とも贅沢な舞台。＠鹿賀丈史さんのコミカルな芝居が意外で楽しい～
＠楽曲がイイ
♪ありのままに見えてほんとはイリュージョン。夜はブラジャー、昼はサスペンダー
♪ありのままの私を見て。この世界にひとりだけ
♪見てごらん。傷つき何も言えない。誰よりも愛してくれる人がいる
＠ゲイクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」でゲイたち１２～１４人が踊る場面、カンカンなど、楽しくて興奮するレビューの場面が泣ける。ゲイの役の皆さんの一生懸命さがビシビシ伝わって感動
＠１２～１４人のゲイたち。足が美しすぎて、笑顔が可愛すぎるので、２～３人は女性が混じってると思ってたら全員男性だった～！
＠アンヌ（愛原実花）が可愛い～！登場するとパッと華やかになる。足が細くて長くて、ダンスが素敵で、笑顔が可愛くて、イナバーウアが凄くて！
＠ジャン・ミッシェル（相葉裕樹）身長１８０センチのイケメンで歌も芝居もうまい！アンヌと生チュー２回も！
アルバンに「１日消えてくれ！」と言い、胸が痛い、、、
＠政治家ダンドン議員夫妻（今井清隆・森公美子）は開演後、２時間半後に登場！見終ってみると、前半２時間半出ていないとはまったく思えないインパクト
＠指揮者がノリノリで楽しそうと思ったら、塩田明弘さんだった
＠マツケンサンバの振付のマジ―こと、真島茂樹さん。ラカージュの初演から３０年間、出続けて、今は振付指導も担当し、舞台ではムチを振り回すハンナで大活躍！腕も足も素晴らしい筋肉がついていて、上がる足、キレのいいダンス、笑顔、２０代の若者にひけをとらない”女王”っぷりで、いかに、日頃、練習を重ね、トレーニングしているか。３０年、素晴らしいと思いました。
＠ジャクリーヌ（香寿たつき）。あの、市村正親さんの親友役で、「ラブ・ネバー・ダイ」では市村正親さん、鹿賀丈史さんと向き合う役を、「モーツァルト!」ではヴァルトシュテッテン男爵夫人。「シェルブールの雨傘」ではヒロインの母。「エリザベート」では初のゾフィー。宝塚時代はバリッバリの男役トップでしたが、今はノリに乗っている舞台女優に。輝きまくっていましたー
～カーテンコールが６回、７回、８回？？～
市村正親「また会いましょう！」
鹿賀丈史「ありがとうございました！たぶん演ると思います！」大拍手
＠ラカージュで踊るダンサーたちの踊りのシーン、カンカン、アルバンに男らしさを教えるダンスシーンなどでは、あまりの感動に泣けるのです。感動しました！ダンサーたちの熱い場面があってこその『ラ・カージュ・オ・フォール』
＠カフェの夫人、園山晴子さんの声が綺麗でした♪
＜出演＞
鹿賀丈史、市村正親、相葉裕樹、愛原実花、香寿たつき、真島茂樹、新納慎也、今井清隆、森公美子
花井貴佑介、林アキラ、日々野啓一、園山晴子、大塚雅夫、美濃 良、富山 忠、附田政信、佐々木誠、白石拓也、小野寺創、高木裕和、土器屋利行、山本真広、福山健介、村上聖、榎本成志、大木智章、加賀屋真聡、松谷嵐、丸山泰右、森山純、髙橋桂、多岐川装子、浅野実奈子、首藤萌美
【梅田芸術劇場メインホール】
３月６日（金）～８日（日）
http://www.umegei.com/schedule/378/
『ラ・カージュ・オ・フォール』2015 PV
https://www.youtube.com/watch?v=P-8z71HCuTk
『ラ・カージュ・オ・フォール』PV／ザザ【市村正親】編
https://www.youtube.com/watch?v=PAlF9aAXGqw
『ラ・カージュ・オ・フォール』PV／ジョルジュ【鹿賀丈史】編
https://www.youtube.com/watch?v=WgazuTYBthg
藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com
藤川奈々ナレーションサンプル
http://www.youtube.com/watch?v=Gbv6AFa3uvY&feature=youtu.be
＠笑いは免疫力を高める
＠笑う事でストレスホルモン減少
＠思いっきり笑って顔の表現筋のストレッチ。表現筋の働きは、首から肩にかけての筋肉をリラックスさせる効果が
＠泣く事もストレス解消
＠泣いた時も笑った時と同様にストレスホルモンが減少
＠感動が大きく、より沢山泣いた方がストレスの解消は大きい
～ここからはネタバレ～
何度見ても感動するこの舞台なので、感動のシーンを（結末を知りたくない方はスルー）
ジョルジュとアルバンの最愛の息子ミッシェル。恋人アンヌの両親が家に来る際、「アルバンに１日消えて欲しい」と言う。それを知ったアルバンは傷つく・・・アルバンは2０年間、ジョルジュの為に、ミッシェルの為に人生を費やしてきたのだ。
が、最後にはアルバンの苦悩、気持ちを知ったミッシェルが「僕の大切なお母さん」と言い、父ダンドンから「親子の縁を切る」と言われても、アンヌ「私はミッシェルと、ミッシェルのお父さん、お母さんが好きです！親子の縁を切っても結婚します！」と。
ええ話や・・・何度見ても泣けます・・・
市村正親さん、鹿賀丈史さん、今井清隆さん、森公美子さんのコメディ、サイコーです
心が温かくなります。泣いて笑ってストレス解消に！再演したら１００％見ますこれは私の３本の指に入る舞台。※敬称略