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人気の”風の次郎吉”千秋楽キラキラ

宝塚花組東京日本青年館公演 千秋楽
OH! Edo Night Show『風の次郎吉―大江戸夜飛翔―』


作・演出/齋藤吉正

主演:(専科)北翔海莉(ほくしょうかいり)


@次郎吉は初恋の人、かよに再会できたのに、惚れた女の惚れた男を助け、惚れた女と一緒にしてあげるなんてなんて切ない・・・

@次郎吉と幸(ゆき)が一緒になって欲しかったな~

@次郎吉と幸のバランス(芝居、歌)がとても良かった。

@甚八(次郎吉の養父):夏美ようの演技が泣けた・・・泣かせた

@小松屋太兵衛 :紫峰七海(しほうななみ)が凄い!オネエ言葉から数秒で男のタンカに。魅力的な声を七色に使い分け、引き込ませ、演技賞を是非あげたい!

では、1幕から順を追って・・・

@プロローグの客席の手拍子が凄い!

@手妻の幸:仙名彩世(せんなあやせ)の手品への拍手が凄い!赤、青、白のリボンが出る度、拍手!

@仙名彩世の声がイイ~!芝居がイイ!

@次郎吉:北翔海莉(ほくしょうかいり)の着物の裾の裏地をひるがえして持つのが色っぽい!

@居酒屋かぐ庵のいぶき:梅咲衣舞(うめさきいぶ)がいなせで面白い~

@かぐ庵のみや:華雅りりか(かがりりか)が可愛い~ラブラブ!

@佐久間光江門:冴月瑠那(さえづきるな)綺麗な女役のダンスが見たいラブラブ!

@三味線教室、お師匠さんの挨拶に「よろしくお願い致します」と食い気味に入る次郎吉たちニコニコ

@三味線の菊乃師匠:鞠花ゆめ(まりかゆめ)がイイ!ほんとのお師匠さんみたい

@よもぎ茶屋のお花ちゃんが面白い~

@幸とあやめに「優しくしてくれない」と次郎吉、声が高い~右上矢印

@あやめが次郎吉にツッコみ、その勢いで次郎吉が幸を突き飛ばすニコニコ

@堀田けい:華耀きらり(かようきらり) のカツラに編み込みが入っている~登場の度に大拍手!お付きの爺もイイ!

@遠山金四郎:瀬戸かずやがハスキーで歌もうまくてかっこいい~ラブラブ!

@よもぎ茶屋のお酒に「北翔」と書いてあった~

@次郎吉、かよ(おいらん・花咲:花野じゅりあ)と対面!初恋の相手のかよが吉原の花魁になっていた……そして、かよが将来を約束した三郎太を次郎吉が助けようとしている。切なすぎる

@勇人:柚香 光(ゆずかれい)が影があってかっこいい~色気がある。悪役もイイ!真飛聖さんに似ている。

@不実の罪で囚われた三郎太:水美舞斗(みなみまいと)を拷問する小松屋太兵衛 :紫峰七海(しほうななみ)、石川一馬:鳳 真由(おおとりまゆ)が悪い!悪くてハラハラする!

@三郎太:水美舞斗がシュッとして色男でイイグー

@堀田けい:華耀きらり「お待たせしました!お三味の時間です!」大拍手

@入浴中の女性二人に大拍手!

@手妻の幸:仙名彩世の女ねずみ、かっこいい!

@三助:天真みちる(てんまみちる)がオモロー

@甚八(次郎吉の養父):夏美ように次郎吉「実の親父以上の親父なんだ」

@甚八:夏美ようの演技に涙。亡くなる前の夏美ようも涙涙の演技

@次郎吉が幼い頃の次郎吉に「あいつ(甚八)のこと、大好きだったんだよな」

@猫から逃げる金四郎と次郎吉。金四郎「ニャー!!」爆

@次郎吉と幸のデュエットは歌がうますぎ~聞き心地がめちゃめちゃイイ!

@よしの/花:美花梨乃(みはなりの)がイイ!次郎吉のお母さんは美しいキラキラ

~ショー~

@女子に囲まれて踊る勇人:柚香 光がセクシーでかっこいい~キラキラ

@金四郎が色っぽい~着物の袖から真っ赤な桜吹雪が素敵キラキラ

@三郎太:水美舞斗、三助:天真みちるに大拍手キラキラ

@次郎吉と幸とあやめのスリーショットが素敵キラキラ

【紫峰七海挨拶】
活動弁士風に。
「本日は~(語尾が上がる)ありがとうございました!!このメンバーに出会い、この作品に出会え、出演者一同、先生方、スタッフの皆様、専科より夏美ようさん、北翔海莉さん、本当に本当にありがとうございました!連日、沢山のお客様にお越し頂き、これから、つらい事があった時、ヘイヘイヘイと、この作品、メンバーを思い出して下さい(笑)花組全員揃っての公演は3月13日からです。梅は咲いたか、桜は満開の時期です(笑)そして、北翔海莉さんは次期、星組トップスターに就任なさいます!(大拍手)めでて~な!めでて~な!北翔海莉様、皆様にご挨拶をお願い致します!」

【北翔海莉挨拶】
「本日はありがとうございました!専科の北翔海莉でございます。お正月の1月4日から幕が開きまして、あっという間の千秋楽。連日、沢山のお客様にお越し頂き感謝しています。舞台に立つのが楽しくて、心地良い疲労感を感じました。この仲間と作品を作る幸せ、舞台人で良かったと皆に感謝しています。和物に出た事のない下級生、腰に刀をさして初めての立ち回り、初めての三味線、手品、皆、悔し涙を流しながら、本気で努力すれば結果が出る、やっただけの事は結果が出るのだと実感しました。私の好きなことわざに”尺蠖の屈するは伸びんがため(しゃっかくのくっするはのびんがため)”というものがありますがこれは、尺取り虫が体を曲げて縮むのは、次に伸ばして前進するためだということで、成功するには諦めないで乗り越えれば乗り越えられると思います。苦手意識が新たな引き出しになり、階段を登れたと思います。数十秒での舞台転換、早替わりの衣装さん、床山さん、照明さん、音響さん、すべてのスタッフさんに感謝です。宝塚101年、前を向いて頑張りたいと思います。花組、私もよろしくお願い致します。」

~カーテンコール1~客席スタンディングオベーション
北翔「お客様は神様です!舞台の袖で休んでる時、苦しくて、お水を持ってきてくれる下級生、背中をさすってくれる下級生、目が合うと頑張ろうと言ってくれた皆のおかげです。斎藤先生!イエーイ!1日で身につかない芸事。修行しなければ披露できません。これからも芸に磨きをかけるというモットーを胸に頑張ります!」

~カーテンコール2~客席「ヒュ~~~!」
北翔「大阪でも喜んで頂いたので演歌を」大拍手!出演者の名前がスクリーンに紹介される際に歌う主題歌。合いの手を天真みちるが。

♪風を切れ~闇を切れ~おいら、風の次郎吉~

~カーテンコール3~客席「ありがとう~!」
北翔「青年館の公演もこれが最後です。青年館ありがとう!」

皆、舞台の床をなでる。甲子園の砂を拾うそぶり

♪ヘイヘイヘイヘイ!と舞台の上手、センター、下手と出演者皆でこぶしを挙げ盛り上がる歌をカーテンコールで4回もやってくれたのだ

[解説]
江戸時代後期、金満商家や私腹を肥やす武家屋敷で窃盗を繰り返し、
その金を貧しくも善良な町人たちに分け与えていた伝説の義賊、鼠小僧次郎吉。このあまりにも有名な時代劇のヒーローを巡る若き日の遠山金四郎との対峙と男同士の友情、また彼らを取り巻く恋模様も盛り込んだ、新時代の革新的日本物ミュージカル“宝塚版鼠小僧”の登場

<ストーリー>
昼はとび職の次郎吉(北翔海莉)の夜の顔はねずみ小僧。養父・甚八(夏美よう)と二人暮らし。甚八は次郎吉にそろそろ足を洗う様に諭していた。甚八の身体の具合もおもわしくなかった。
 
そんな時、三郎太(水美舞斗)がねずみ小僧の容疑をかけられ、人を殺めたという無実の罪でしょっぴかれた。これは、石川(鳳 真由)、小松屋(紫峰七海)、勇人(柚香 光)の陰謀だった。花咲(かよ・花野じゅりあ)を石川の物にするには、花咲と相思相愛の三郎太が邪魔だった。
 
次郎吉は濡れ衣を着せられた三郎太を助けるべく夜の町へ出る。ねずみ小僧を追いかけてきた、あやめ(桜咲彩花)も追う。ねずみ小僧に恨みを持つ、幸(仙名彩世)も刺客として追う。
 
石川たちの陰謀は。三郎太の行方は。そして、花咲は。また、あやめ、幸はどうなるのか。花咲は次郎吉を覚えているのかー

<主な配役と出演者>
鳶(とび・とび職)の次郎吉:北翔海莉
遠山金四郎(景元):瀬戸かずや(せとかずや)
手妻の幸:仙名彩世(せんなあやせ)
目明しのあやめ:桜咲彩花(おうさきあやか)
*~*~*
甚八(次郎吉の養父):夏美よう(なつみよう)
活動弁士/小松屋太兵衛 :紫峰七海(しほうななみ)
おいらん・花咲(かよ):花野じゅりあ(はなのじゅりあ)
堀田けい:華耀きらり(かようきらり)
かぐ庵のいぶき:梅咲衣舞(うめさきいぶ)
佐久間光江門:冴月瑠那(さえづきるな)
石川一馬:鳳 真由(おおとりまゆ)
菊乃師匠:鞠花ゆめ(まりかゆめ)
三助:天真みちる(てんまみちる)
本田吾介:神房佳希(かずさよしき)
真吉:真輝いづみ(まきいずみ)
幸(少女)/桜:桜帆ゆかり(さほゆかり)
よしの/花:美花梨乃(みはなりの)
正太:和海しょう(かずみしょう)
かぐ庵のみや:華雅りりか(かがりりか)
紗知:紗愛せいら(さちかせいら)
三郎太:水美舞斗(みなみまいと)
勇人:柚香 光(ゆずかれい)
湯女のきわ:朝月希和(あさづききわ)
手妻の奈津:更紗那知(さらさなち)
手妻の波留:春妃うらら(はるひうらら)
錦吾郎:綺城ひか理(あやきひかり)
助左衛門:峰果とわ(みねかとわ)
手妻の一八/長介:飛龍つかさ(ひりゅうつかさ)
次郎吉(少年):澄月菜音(すみづきなおと)
吉次:亜蓮冬馬(あれんとうま)

風の次郎吉、また大いに笑えると思い、観劇に出掛けましたが、泣けました・・・夏美ようさんに泣かされました・・・夏美ようさんも涙をポロポロこぼしての熱演でした。

血が繋がっていなくても大事な親子関係。顔を合わすといつも喧嘩ばかりなのに、心の中ではお互いが好きで、それが口に出せない・・・現実の親子関係にも通じるものがあると思いました。親は大事にしなくてはバチがあたると思わせてくれました。

北翔海莉、安心して聞いていられる豊かな歌唱力、引き込まれる演技力、まだまだこれから楽しみな役者さんです。

風の次郎吉、大いに笑って、大いに泣いて、出演者全員がキラキラ輝き、全員が楽しんでいる舞台、本当に素晴らしい舞台をありがとうございました!

※敬称略。挨拶は走り書きメモなのでニュアンス違うかもです。

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私の部屋のカレンダー。左)雪組娘役トップ・咲妃(さきひ)みゆ。右)月組娘役トップ・愛希(まなき)れいか。あまりに二人が可愛いので2015のカレンダーは表紙のまま。宝塚の男役が好きなはずなのに、可愛い娘役が好きらしい

藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com

藤川奈々ナレーションサンプル
http://www.youtube.com/watch?v=Gbv6AFa3uvY&feature=youtu.be