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OH! Edo Night Show『風の次郎吉―大江戸夜飛翔―』

作・演出/齋藤吉正

主演・・・(専科)北翔海莉(ほくしょうかいり)


@面白い~ニコニコ

@そして泣ける

@北翔海莉がかっこ良くて若い!うまい!
 
@ねずみ小僧次郎吉のお話

[解説]
江戸時代後期、金満商家や私腹を肥やす武家屋敷で窃盗を繰り返し、その金を貧しくも善良な町人たちに分け与えていた伝説の義賊、鼠小僧次郎吉。このあまりにも有名な時代劇のヒーローを巡る若き日の遠山金四郎との対峙と男同士の友情、また彼らを取り巻く恋模様も盛り込んだ、新時代の革新的日本物ミュージカル“宝塚版鼠小僧”の登場キラキラ

<主な配役と出演者>
鳶(とび・とび職)の次郎吉:北翔海莉
遠山金四郎(景元):瀬戸かずや(せとかずや)
手妻の幸:仙名彩世(せんなあやせ)
目明しのあやめ:桜咲彩花(おうさきあやか)
*~*~*
甚八(次郎吉の養父):夏美よう(なつみよう)
活動弁士/小松屋太兵衛 :紫峰七海(しほうななみ)
おいらん・花咲(かよ):花野じゅりあ(はなのじゅりあ)
堀田けい:華耀きらり(かようきらり)
かぐ庵のいぶき:梅咲衣舞(うめさきいぶ)
佐久間光江門:冴月瑠那(さえづきるな)
石川一馬:鳳 真由(おおとりまゆ)
菊乃師匠:鞠花ゆめ(まりかゆめ)
三助:天真みちる(てんまみちる)
本田吾介:神房佳希(かずさよしき)
真吉:真輝いづみ(まきいずみ)
幸(少女)/桜:桜帆ゆかり(さほゆかり)
よしの/花:美花梨乃(みはなりの)
正太:和海しょう(かずみしょう)
かぐ庵のみや:華雅りりか(かがりりか)
紗知:紗愛せいら(さちかせいら)
三郎太:水美舞斗(みなみまいと)
勇人:柚香 光(ゆずかれい)
湯女のきわ:朝月希和(あさづききわ)
手妻の奈津:更紗那知(さらさなち)
手妻の波留:春妃うらら(はるひうらら)
錦吾郎:綺城ひか理(あやきひかり)
助左衛門:峰果とわ(みねかとわ)
手妻の一八/長介:飛龍つかさ(ひりゅうつかさ)
次郎吉(少年):澄月菜音(すみづきなおと)
吉次:亜蓮冬馬(あれんとうま)
 
<ストーリー>
昼はとび職の次郎吉(北翔海莉)の夜の顔はねずみ小僧。養父・甚八(夏美よう)と二人暮らし。甚八は次郎吉にそろそろ足を洗う様に諭していた。甚八の身体の具合もおもわしくなかった。
 
そんな時、三郎太(水美舞斗)がねずみ小僧の容疑をかけられ、人を殺めたという無実の罪でしょっぴかれた。これは、石川(鳳 真由)、小松屋(紫峰七海)、勇人(柚香 光)の陰謀だった。花咲(かよ・花野じゅりあ)を石川の物にするには、花咲と相思相愛の三郎太が邪魔だった。
 
次郎吉は濡れ衣を着せられた三郎太を助けるべく夜の町へ出る。ねずみ小僧を追いかけてきた、あやめ(桜咲彩花)も追う。ねずみ小僧に恨みを持つ、幸(仙名彩世)も刺客として追う。
 
石川たちの陰謀は。三郎太の行方は。そして、花咲は。また、あやめ、幸はどうなるのか。花咲は次郎吉を覚えているのかー

<感想>
スクリーンの映像にも凝っている。開演アナウンスもいつもと違う。

歌と音楽のテンポが良く、幕開けから楽しさ満載!

お正月にぴったりのお芝居。

客席降りもあり。

登場順より・・・

活動弁士:紫峰七海(しほうななみ)
活動弁士より物語が始まる。二役で、悪役の小松屋太兵衛でも登場。これが悪いのなんのって。でも面白い!オネエ言葉で笑えるしうまい!見るのがクセになりそうな役づくり。

次郎吉:北翔海莉
登場の印象は日本物のお化粧が綺麗で若い!黒い長髪の鬘も似合っている。側転も見せてくれる。鼠小僧の格好がかっこいいキラキラ

遠山金四郎(景元):瀬戸かずや(せとかずや)
桜吹雪の演出の中、いなせに登場!紫の着物、足は裸足でかっこいい!華がある。歌もうまいんだグー
 
遠山金四郎って知らなかった私はほんとの悪はこの人かもしれない!と推理してました

景元って?年号?


勇人:柚香 光(ゆずかれい)
登場もお化粧もかっこいい!真飛聖に似ている!色っぽい~これはちょっとかっこいいでしょう。女の子のハートわしづかみでしょう~悪役が似合っていた。悪役の結末はいかに・・・

手妻の幸:仙名彩世(せんなあやせ)
手妻(てづま)とは、古来より日本に伝わる日本独自の手品・奇術のこと。歌がうまいし、ガマの油売りの台詞のキレはいいし、殺陣もキレが良くてかっこいい!足も綺麗!そして手品がうまい!すっごい練習したんだろうな~次郎吉との間柄は?!何か訳ありの女。

目明しのあやめ:桜咲彩花(おうさきあやか)
天真爛漫で次郎吉が好きなあやめ。でも普段は「御用だ!御用だ!」と男っぽく生きる。幸:仙名彩世と次郎吉の間柄にやきもきするが次郎吉には伝わっていない・・・あやめちゃん、ピンチ!

堀田けい:華耀きらり(かようきらり)
めちゃめちゃ笑える~面白すぎる~お武家のお嬢様なのに坊ちゃんに出てくる主人公みたいな格好で男声で男言葉を使う。身のこなし方が出てくる度に面白い!新喜劇みたい^^登場が楽しみになる。後半はキャラを変えてくるのがまたオモロ~ユーモアセンス抜群グー

華耀きらり、面白すぎるで賞

華耀きらりのお付の”じい”もまたオモロ~
ニコニコ

次郎吉:北翔海莉と養父・甚八:夏美ようの関係がいじらしい。自分の親の事を考えさせられる。泣ける、、、夏美さん、泣けます次郎吉の生い立ちが泣ける。親を大切にしなければと思わされる。

居酒屋「かぐ庵」の従業員が面白い~従業員もお客もハジケまくっている。見ていてとても楽しい~遠山金四郎:瀬戸かずやがモテモテ!「金さん、ステキ」の「ス」の発声がすごいことに

かぐ庵のみや:華雅りりか(かがりりか)
可愛くて面白い~

三助:天真みちる(てんまみちる)
面白すぎるキャラ。何てこの人は面白いのだろう。登場する度に場を明るくし面白すぎる

天真みちる、サイコーで賞

三味線の稽古の場面。皆、生三味線がじょうず。この場面に出ている人たちは皆、音楽学校で三味線を選んだ人たちなのかな~などと考えながら見ていました。

菊乃師匠:鞠花ゆめ(まりかゆめ)
三味線のお師匠さん、オモロ~次郎吉ばかりにえこひいき

石川一馬:鳳 真由(おおとりまゆ)
すごい悪役。うまい!おぬし相当なワルよのう・・・芝居がうまいからワルが更に引き立つ。

おいらん・花咲(かよ):花野じゅりあ(はなのじゅりあ)
物語の中心になる人。はかなく、切ない生い立ち。そして美しい。

休憩中も面白い


三郎太:水美舞斗(みなみまいと)
物語の中心人物で泣ける。悲しい立場。はかなさがとても良く現れていて素敵。エリザベートでマデレーネを演った人とは思えない。新人公演ではルキーニだったんですね。またまた違ったキャラでとても良かった。この役でまたまた飛躍間違いない!

エンディングのスクリーンの使い方が楽しい

フィナーレもダンスダンスダンスでかっこいい~!

「ヘイヘイヘイヘイ!」ってノリノリな感じグー
 
出演者全員がハジケてて楽しそうで見ていて面白い
 
そしてグッと泣かせる
 
次郎吉のお母さんも泣かせました・・・
 
次郎吉はおかよちゃんが好きだったんじゃないの?
 
手妻の幸は次郎吉が好きだったんじゃないの?
 
次郎吉は憎まれ口を叩くけど甚八さんが好きだったの?
 
演出の齋藤吉正先生は北翔海莉主演を考えた時、仲間のために立ち上がり、思いやりを絶やさない、下級生からの尊敬を集めるその実力が発揮できるヒーロー・・・それこそ、鼠小僧次郎吉と確信したのだそうです。
 
今年、トップスター就任が決まっている北翔海莉。円熟したその演技力、キレのあるダンス、宝塚になくてはならないスターと確信しました。そのたたずまいがめっちゃ若々しくて、予想をはるかに超えた舞台で素晴らしかったですキラキラ

OH! Edo Night Show『風の次郎吉―大江戸夜飛翔―』

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2015年1月4日(日)~1月12日(月)
 
日本青年館大ホール
1月21日(水)~1月26日(月)
 
超人気公演、当日券が出るかも?
 
藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com/index.html

藤川奈々ナレーションサンプル
http://www.youtube.com/watch?v=Gbv6AFa3uvY&feature=youtu.be
 
※敬称略
 
ねずみ小僧次郎吉はええやっちゃな~痛快!スッキリ!親は大事にせなアカン。そう思ったお芝居でした。1月5日午後2時、満月です!満月に願い事をしましょうキラキラ