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舞台『ジャンヌ・ダルク』

堀北真希主演で2010年に上演された白井晃氏による演出の「ジャンヌ・ダルク」を、新たなキャストを追加して再演キラキラ

15世紀初頭のフランスを舞台に、神の啓示を受けてフランスの救世主として立ち上がるも、たった19歳で火刑台に消えた悲劇の女戦士ジャンヌ・ダルク(有村架純)の生涯を、劇団・新感線の中島かずき脚本、白井晃の演出で描く。

10月7日(火)初日のお花から(一部)

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初舞台・初主演の有村架純が、あの世界最強の悲劇のヒロイン、ジャンヌ・ダルクに挑む!

ジャンヌの運命を決めるフランス国王、シャルル7世に東山紀之!演出・白井 晃と脚本・中島かずきの初タッグから4年、新たなジャンヌ・ダルクが豪華スタッフ、豪華キャスト、100名を超える兵士と共に甦る!!

そう!戦闘シーンで兵士が100人以上登場するのです

総勢130人の出演者!!

客席の通路すべてを埋め尽くす兵士たち!左右の壁側の通路にもぎっしりの兵士。

客席の通路を埋め尽くした兵士たちが、隊長の判断を通路にしゃがみ込みずっと待つ。

オオー!とか、わー!などの歓声が通路の兵士たちから聞こえる。

もうそれは、今まで体験した事のない驚きの空間!圧巻!劇場全体が戦闘なのです!客席の通路を通るのは一瞬だけではないのです。

しかも、100人以上の兵士たちの意気が凄いのは、演出の白井晃さんが100人以上のエキストラの方々の名前をすべて覚えて、稽古中、名前を呼んで稽古をしていたそうなのです!

エキストラの皆さんのやる気も断然違ってきたのだそう。

100人以上の名前を覚えて、名前で呼ぶ演出家って凄い!

客席の通路を埋め尽くした兵士たちの気迫が凄かったのです!!!!!

「見てしまった責任」

パンフレットにTBSの熊谷プロデューサーが書かれていました。

私も『ジャンヌ・ダルク』の舞台を見てしまった責任。

このとてつもない舞台を多くの人に伝えなければ!

初舞台で初主演の有村架純さんが素晴らしかった!テレビドラマの女優さんは舞台の発声とは違うのでは?と思いましたが、できていました!舞台の発声ができていました!低い、男の子のような声で、丸々3時間の舞台で出ずっぱりの大量な台詞をこなしたのです!ジャンヌ・ダルクそのものでした!感心しました!

ジャンヌの運命を決めるフランス国王、シャルル7世・東山紀之さんは孤独な国王の苦悩が見ているこちらに強く届き、迫真の演技が素晴らしかったし、

シャルル7世の妻・マリー役の佐藤藍子さんもとても良かった!マリーは控え目な妻ですが、人前でわざとシャルルに熱い接吻をする(本物の)気の強さも表していました。

マリーの母・ヨランドの高橋ひとみさんも迫力あって素晴らしかった~高橋ひとみさんは元々舞台でデビュー。その後、TBSの「ふぞろいの林檎たち」に出演してからテレビ、映画の世界へ。ずっと舞台が怖いと思っていたそうですが2011年の帝国劇場『風と共に去りぬ』でベル・ワトリング役を演り、舞台が面白いと思ったのだそうです。威厳、プライドが高く、でも本当は優しい母親の姿がじゅうぶんに伝わってきました!

フランス王家を意のままに操る、ラ・トレムイユ卿の西岡徳馬さん68歳。その台詞量、迫力、舞台姿が素晴らしかった!68歳で生の舞台で生き生きと輝いて、勇気を頂けます!

フランスと戦争をするイギリス軍の指揮をとるベッドフォード公の山口馬木也さん。ジャンヌの敵であるのに、ジャンヌに惹かれてゆく様が見ていて胸を締め付けました

一貫してジャンヌの敵であり続けるイギリス軍の総司令官・タルボットの上杉祥三さん。うまい!存在感が素晴らしい!野田秀樹さんの劇団夢の遊眠社を経て、脚本、演出もされているんですね。すごかったなぁ・・・

ジャンヌを守る傭兵ケヴィン・尾上寛之さん、レイモン・堀部圭亮さん泣かせる・・・

フランス軍の傭兵隊長ラ・イールの春海四方さんは面白くて登場すると安心感。

フランス軍指揮官・アラソン公の矢崎広さんはずっとジャンヌを認めていなかったのに最後には泣かせてくれました・・・

フランス軍の傭兵・サントライユの吉田メタルさんも迫力でしたし、

フランス王家を意のままに操る、ラ・トレムイユ卿の西岡徳馬さんに仕えるクルバン・青木健さんには最後にスカッとしました!

ジャンヌを魔女として裁判にかけるコーション司教の田山涼成さんの悪役にはビックリ!禁じられている男の格好をしたジャンヌダルクを魔女だと言い、処女検査までさせ……男に襲わせる……

私が一番、涙がこぼれたのはフィナーレで出演者が次々に登場した時です。出演者の方すべてが素晴らしくて、おひとりおひとりを見て、涙が溢れてきました

パンフレットの出演者紹介をおひとりおひとりくまなく読んだのは初めて!出演者の皆さんの事が知りたくなりました!また是非、見たい舞台です。

<ストーリー>
1429年。フランス、シノン城に、ひとりの少女が現れる。神の啓示を受け、フランスを勝利に導き、シャルル7世を正式な国王とすべく「戴冠式」を成し遂げてみせる、と。わずか17歳の、ラ・ピュセル(乙女)と呼ばれるその少女に、シャルルは、何か、特別な気配を感じる……。

「フランスは、ひとりの乙女によって救われる」

この言い伝えを、あたかも現実のものにするかのごとく、ジャンヌは、わずか10日でオルレアンを解放する。それはまさに救世主の出現であった。民衆は、奇跡のような現実を目の当たりにしたのだ。

しかし……。狂気とすら思える乙女の純真が、あらたな「敵」を生んでしまう。疎ましく思う者。疑う者。裏で操る者。権力を誇示する者。無力に苛まれる者。腹黒い怪物たちの嫉妬と欲望が、彼女を翻弄していく。

「戦争」が、人間の欲望と嫉妬が生み出したものであるならば、イギリスとフランスのそれは、あまりにも深く、複雑で、強烈なものであった。後に、百年戦争と称されることになる英仏の戦い。15世紀初頭、繰り返される蹂躙と殺戮に、フランスは、引き裂かれていた。大地も、空も、民衆の心も。

国家、宗教、人間……。襲いかかる、あまりに巨大な「壁」に、それでもジャンヌは立ち向かう。生きるために。守るべきものを生かすために。彼女の情動を突き動かしたものは、何だったのか?祖国か、愛か、神か。

<出演者>
有村架純
佐藤藍子 尾上寛之 山口馬木也 / 矢崎 広 青木 健 / 吉田メタル 堀部圭亮 上杉祥三 春海四方 / 高橋ひとみ 田山涼成 / 西岡徳馬東山紀之

渋谷樹生 / 進藤ひろし 前田 悟 松上順也 神原弘之 神田敦士 湯田昌次 横山恒平 内海一弥 嶋村昇次 安田昌弘 林 愛子 稲葉まどか 今國雅彦 稲葉俊一 松浦慎一郎

<スタッフ>
演出:白井 晃
脚本:中島かずき
音楽:三宅 純
原案・監修:佐藤賢一

シャルルはジャンヌを愛しているのか・・・普通の羊飼いの少女が13歳の時に神の声を聞き、シャルルを国王にするべく立ち上がり、フランスの為に男性以上の働きをしたのに、19歳で火あぶりの刑に処されてしまう。なぜ、シャルルは、王室は見殺しにしたのか。切ない……悔しい……

100人以上の兵士たちの戦争のシーンが多々あるのですが、100人以上が戦う際に舞台上の巻き起こるほこりがすさまじくて、吸入しながら舞台に立っている方も!

兵士たちが腰に下げている剣が、動く度に腰や足に当たり、重い衣装、弓矢、動く事さえ大変な中、殺陣をしなければならない・・・

午後7時開演、休憩20分、終演は午後10時20分。

正味丸々3時間の舞台。出演者の皆さん、台詞を噛まず、忘れず、その集中力、体力凄い!舞台俳優さんて生なのに凄いなとあらためて尊敬の念。

ジャンヌ・ダルクの結末はわかっているのに、助かって欲しい、逃げて欲しいと願いながら見ていました。

まだ21歳で初舞台の有村架純さんの全身全霊をかけたジャンヌ・ダルクは本当に素晴らしいです。とてもじょうずです。潔いジャンヌに感動です。今後もすごい女優になるなぁと確信!

すごい舞台を見てしまった責任・・・

東京・赤坂ACTシアター 舞台「ジャンヌ・ダルク」
10月7日(火)~24日(金)まで

http://www.tbs.co.jp/act/event/jd2014/


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きょう10月8日は午後7:51、満月キラキラ満月に願い事をしましょう。

そして、きょうは皆既月食。満月が地球の影にすべて隠れる「皆既月食」は3年ぶり。

皆既月食は満月の際に太陽と地球と月が一直線に並ぶきに起きる現象。真っ暗になって見えなくなるわけではなく「赤銅色」と呼ばれる赤黒い色になり、肉眼でも確認できるそう。

今回は18時15分ごろから月が欠け始め(部分食)、19時25分から20時25分ごろまで約1時間、皆既月食を見ることができ、月食が終わるのは21時35分頃だそうです。

宝塚100周年。10年に一度の大運動会は星組優勝おめでとうございます
きょうのフジテレビ「とくダネ!」「ノンストップ!」で大運動会の様子が流れるそうですよグー