宝塚宙組『ベルサイユのばら―オスカル編―』
東京宝塚劇場にて6月20日初日の幕を開けました
この公演は・・・
☆宝塚歌劇100周年
☆ベルサイユのばら40周年
☆トップスター・凰稀(おうき)かなめ退団発表後の公演
☆一原 けい、蓮水ゆうや、愛花ちさき、天風いぶき、すみれ乃 麗、夢涼りあん退団公演
ベルサイユのばらのチケットは超プラチナですが、これだけの要素が加味されて大いに盛り上がっています
ベルサイユのばら、見たくても見られない方が沢山いると思いますし、ベルサイユのばらって聞いた事あるけどどんなの?という方もいらっしゃると思いますので、それを踏まえての記事です
では、ベルサイユのばらとは
【ベルサイユのばら】
1974年に初演され、社会現象を巻き起こした舞台『ベルサイユのばら』革命に揺れ動く18世紀のフランスを舞台に、熱く生き、哀しく散った二組の恋人たち。オスカルとアンドレ、フェルゼンとマリー・アントワネットが繰り広げる舞台は、多くの人々に愛されてきました。
1974年に初演され、社会現象を巻き起こした舞台『ベルサイユのばら』革命に揺れ動く18世紀のフランスを舞台に、熱く生き、哀しく散った二組の恋人たち。オスカルとアンドレ、フェルゼンとマリー・アントワネットが繰り広げる舞台は、多くの人々に愛されてきました。
宝塚99周年には「オスカルとアンドレ編」「フェルゼン編」を上演し、99周年の宝塚歌劇を鮮やかに彩ると共に、観客動員数が450万人を越えるなど、その歴史に新たな1ページを付け加えました。
100周年を迎える今回は「オスカル編」を上演。初めてオスカルが誕生する新場面、閉鎖された議会の前での市民とオスカルの戦いなど、また違った角度から描き出す「ベルサイユのばら」
オスカル役はタカラジェンヌの憧れ。宙組トップスター・凰稀かなめはその美しすぎる容姿、スタイル抜群、魂の叫びで客席を釘づけにし、劇画から抜け出た様に痛烈なオスカル像を描き続けています。
革命に揺れ動く18世紀のフランスを舞台にほっこり笑える場面も
@オスカルの姉たちが父親に女の子の良いところを言う場面
「男なんて結婚したらお嫁さんの方へ行ってしまうものよ」(客席笑)
「女の子は何かあると親の所に帰ってくるわ」(客席笑)
心あたりのある、息子さんや娘さんを持つお父様お母様が笑っていた~
@ジャルジェ家に生まれた6人目も女の子だった瞬間(客席笑)
@♪オ~プランタンオ~プランタンオ~プランタンオ~プランタン~とオスカルの姉たちが歌っていると、父「うるさいー!のんきに歌など歌ってる場合か!」
なぜか客席笑い
@オスカルに惚れたというアランに。
カトリーヌ(美風舞良)「ちょっといい女にはそうやって」(客席笑)
ジョアンナ(大海亜呼)「あんたの惚れたはれたにかまっちゃいられない!(客席笑)命がかかってるんだ」
意外に客席に笑いが
☆衛兵隊が登場する音楽は胸が躍る
☆オスカルの叫びにドキッ!客席シーン
「やめーい!」
「ばかもの!」
「ばかもの!」
「主張を述べる権利はあるーーーー!」
「さあ!選びたまえーーーーーーー!」
「命が惜しくば黙って聞けーーーー!」
「シュトワイヤン!ゆこーーーーー!」
「命が惜しくば黙って聞けーーーー!」
「シュトワイヤン!ゆこーーーーー!」
すごいな~オスカルの叫び!身体が凍りつく様な叫び
☆会議場が閉鎖され市民が選んだ市民の代表の議員たちが締め出された。貴族のオスカルが市民を守ろうとする場面が心に響く
☆1幕終わりのオスカルが乗ったペガサス。兵庫県大劇場初日ではペガサス登場で大爆笑で、ペガサスが動く度に手を振る人たち、幕が降りてもしばらくざわつきが収まらなかったけれど、東京ではペガサス登場に拍手!手を振る人ゼロ!オスカル様がとても素敵でした。ペガサスをよおく見るととても美しい顔をしていてとても素敵なペガサスでした!雪組の”馬”とはまた全然違うんだな~と思いながら見ていました
☆アンドレ(朝夏まなと・あさかまなと)はオスカル(凰稀かなめ)より2期下ながらも、芝居のうまさ
☆アラン(緒月遠麻・おづきとおま)がかっこいい~!よりかっこ良くなった感じ~キタローいいぞ
☆ジェローデル(七海ひろき・ななみひろき)愛するからこそ身を引く愛。ジェローデルの様な男性がいいな~
☆ベルナール(蓮水ゆうや・はすみゆうや)今回で退団との事でfanの方々が泣いていた~♪愛する者の為に~愛する者の為に~愛する者の為に闘うのだ~と歌うとアンドレが待つ橋が現れ、いよいよベルサイユのばらが佳境に入ったと背筋が伸びる。
☆ロベスピエール(澄輝さやと・すみきさやと)キラリと光るものがあって今後が楽しみな男役
☆ロザリー(実咲凜音・みさきりおん)歌がうまい~エトワールは聞き惚れた~この人の歌が好きだ~
☆バラのタンゴ。男役たちを従え、オスカルの髪型の凰稀かなめ。東京もやはり長髪だ。東京は男役の様にショートヘアかななどと思ったりしてみた。でもかっこいい。
☆愛の賛歌。凰稀かなめ、実咲凜音、朝夏まなとの3人で踊る。凰稀かなめは金髪の長髪をアップヘアに。やはりここでもショートヘアではなかった。
凰稀かなめ&実咲凜音で踊り、凰稀かなめ&朝夏まなとで踊る。男役同士のデュエットダンスは怪しい感じがして良い。ここで朝夏まなとが凰稀かなめのヘアピンを取り、凰稀かなめはロングヘアに。凰稀かなめは最後の最後までオスカルの”男装の麗人”で通したのだと思い納得。
☆男役群舞。かっこいい!これを見たら脈拍上昇(大丈夫?)やはり宝塚は男役群舞がどの組も素晴らしい
☆フィナーレは市民役のタカラジェンヌもフランスのベルサイユのばららしい綺麗なお衣裳を着ていて(´▽`) ホッ
【トップスター・凰稀かなめ初日挨拶一部】
「ベルサイユのばら40周年、ナンバーワンを作ってゆきたい」
「ベルサイユのばら40周年、ナンバーワンを作ってゆきたい」
~カーテンコール1~
凰稀「ワールドカップでブラジルのオスカルがゴールを決めた様に、私もゴールを決めたい」
凰稀「ワールドカップでブラジルのオスカルがゴールを決めた様に、私もゴールを決めたい」
うまい!!!
~カーテンコール2~
凰稀「ベルサイユのばらで熱中症にならない様に」
客席「は~い!!」(笑)
凰稀「ベルサイユのばらで熱中症にならない様に」
客席「は~い!!」(笑)
三井住友VISAカード シアター宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら―オスカル編―』
~池田理代子原作「ベルサイユのばら」より~
脚本・演出/植田 紳爾
演出/谷 正純
~池田理代子原作「ベルサイユのばら」より~
脚本・演出/植田 紳爾
演出/谷 正純
東京宝塚劇場公演 6月20日(金)~7月27日(日)
※敬称略
(☉∀☉)
劇場には元花組トップスター・蘭寿とむさんのポスターが!(ちょっとブレてますけど)
蘭寿とむ宝塚歌劇団退団後、初主演!イフアイ『ifi』
【東京公演】青山劇場 9/5(金)~ 2014/9/21(日)
【大阪公演】梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 9/26(金)~ 2014/9/28(日)
【東京公演】青山劇場 9/5(金)~ 2014/9/21(日)
【大阪公演】梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 9/26(金)~ 2014/9/28(日)
これは見なくては
ベルサイユのばらは私は30年お腹いっぱい見た気がしますが、このオスカルは新しい形でとても良いのです私は宝塚の男役になりたいですが、凰稀かなめさんのオスカルには絶対にかないません歴代に残るオスカルでしょうでも凄いな!1日2回公演もあれば、この超大作1ヶ月演じるのだから体力、気力も素晴らしい