龍真咲「宝塚をどり」「明日への指針」「花詩集」月組千秋楽

宝塚月組１００周年記念３本立て公演

６月１５日（日）東京千秋楽！２名のタカラジェンヌが花園を卒業しました。

宝塚月組トップスター・龍真咲（りゅうまさき）、娘役トップ・愛希れいか（まなきれいか）

★日本絵草紙『宝塚をどり』

★プチ・ミュージカル・プレイ『明日への指針　－センチュリー号の航海日誌－』

★グランド・レビュー『TAKARAZUKA 花詩集100!!』

・・・の３本立てです

白塗りの日本物のあと、３０分の休憩で白塗りのお化粧を落として、外国の物語のお化粧に塗り替えるのすごいな～

私は見るタイミングが合わなくて月組の公演は千秋楽に初めて見たのです！でも、良かった～！宝塚１００周年記念公演という事で、華やかで、あでやかで、この上なく衣装が素晴らしくて

３本立てってなかなかないし、出る方も大変と思いますが、こういう公演こそ、宝塚を見た事がない人に見せてあげたい公演ですね。

☆７月に博多座で始まるよ（7月12日(土)～8月4日(月)）

【日本絵草紙『宝塚をどり』】

・あでやか～目の保養

・初めて見てそのあでやかさに見とれて、人文字の「１００」の字を見落とした凹○ｺﾃｯ

・宝塚１００期生の初舞台口上が身の引き締まる思いでした。憧れの宝塚音楽学校に合格し、２年間の修行を積み、晴れて宝塚の舞台に立つ初舞台生のキラキラ光る瞳、夢に向かって胸がいっぱいの姿を見ていると心が洗われました。初心忘るべからず。自分も夢に向かってキラキラ輝いていた頃を思い出して原点に戻ろうと思いました。

・１００期生の初舞台口上の先導をする、飛鳥裕組長がかっこ良かった！

・♪よさこいがかっこ良かった～！特にセンターの珠城りょう（たまきりょう）がかっこ良かった

・赤獅子（春海ゆう）の獅子の毛振りがすごかった～！大拍手でした

・トップスター・龍真咲の歌声は素晴らしい！

・白塗りのお化粧は難しいのですね。めっちゃかっこいいのに生かされてなかったり・・・

・憧花ゆりの（とうかゆりの）の白塗りがダントツ綺麗、可愛かった。

【プチ・ミュージカル・プレイ『明日への指針－センチュリー号の航海日誌－』】

センチュリー号がロンドンの港からニューヨークに着くまでの、4日間の物語。

・さすが！石田昌也先生、面白い芝居～そしてウルッと心温まる

石田昌也先生は『復活－恋が終わり、愛が残った－』『モンテ・クリスト伯』『銀ちゃんの恋』『相棒』『双曲線上のカルテ』なども書いているんですよね。

・憧花ゆりの。喋らなければ美女なのに（笑）ひとたび喋るとコメディエンヌ。ああいったタイプの女役っていないですよね～

婿の星条海斗（せいじょうかいと）に言う台詞。

正解。
「婿のあなたは黙ってらっしゃい！」

憧花ゆりの。
「婿のああたは（だま）”あって”らっしゃい！」

女の子に声をかけるサイモン（沙央くらま）に。
「行けー！ラストだ！ラストチャンス！」

・婿のセルゲイ監督（星条海斗）「妻は下船して、私は博多へ（笑）一緒にもつ鍋食べようね（笑）」

ジェイク（龍真咲）「もつ鍋食べたい（笑）ジェイクの成長も見て欲しい」（笑）

・サイモン（沙央くらま）がイイ！面白いし、かっこいい！組替えして魅力倍増

・ドナルド（輝月ゆうま）がかっこいい！舞台踏んで４年の研４で、『ロミオとジュリエット』でヴェローナ大公を演り、そのずば抜けた歌唱力で圧倒した人だ

・ジェイク（龍真咲）と、レイラ（愛希れいか）の恋の行方にハラハラし、涙がこぼれた

・どんでん返しがあってヒジョーに面白いお芝居でした

【グランド・レビュー『TAKARAZUKA 花詩集100!!』】

・いつも素敵なショーを生み出してくれる藤井大介先生だ～！これは期待！

・すみれの花に扮した１００期生が可愛い

・フランスで活躍中の新進気鋭デザイナー「アントワーヌ・クルック氏」デザインの衣装が豪華絢爛

フィナーレの愛希れいかの黒いドレスにすそに沢山、桜が付いたドレスは圧巻！

花嫁衣装の様な、トゥーランドッドの様な裾の長～～～～～いドレスも素敵！着たい！（ムリ）

・スパンコールじゃない男役の衣装の袖口が花びらになっててすご～いって見惚れました

・マントの内側に桜の花がいっぱい付いてて素敵

・スパンコールに胡蝶蘭がいっぱい付いてて圧巻！

・男役がかぶる長～～～い帽子が素敵！

・娘役の頭に１メートルはあろうかという棒が！すごーい！

・ブロードウェイで演出・振付の第一人者として活躍中の「ジェフ・カルフーン氏」１００人ロケット(１００本のバラ)、黒バラのシーンを振付。素晴らしかった～

・初演(昭和８年)以来の名場面『赤いけし』星条海斗がかっこいい！美弥るりか（みやるりか）が美しい～！足が綺麗

・初演(昭和８年)「殿方ご用心あそばせ」蘭の歌姫・光月るう（こうづきるう）がイイ！

・愛希れいかの歌が益々磨きがかかってビックリ！「トップ娘役いいね！」という男性の声も。

また見たい芝居、ショーでした。あ！博多で見られる

【飛鳥裕組長挨拶】
・オーケストラで日本物の世界
・凪七瑠海（なぎなるうみ）、美弥るりかダブル主演の舞台に、星組から組替えの早乙女わかばが。
・１０月の運動会では月組の応援席で（笑）

【退団者】

退団者はこうして白く飾った名前の札があります

紫乃加りあ（しのかりあ）
大阪府大阪市出身。2006年4月、宝塚音楽学校入学、94期生。「ME AND MY GIRL」で初舞台。同期には珠城りょう、早乙女わかばなど。

中学校入学祝いで宝塚を見させてもらい、お父さんも見る様になり受験。合格から長い夢を見ているのではないかと思っている。

「宝塚の世界に出会い、舞台人として、人間として成長させて頂き、貴重な経験をしました。宝塚の生徒として生きれた事を誇りに、明日からも明るく、笑顔で前に進んで行きたいと思います。沢山の感謝を込めてありがとうございました！」

都月みあ（つづきみあ）

都月みあ（つづきみあ）
神奈川県横浜市出身。2005年、宝塚音楽学校入学。第93期生。星組公演『さくら／シークレット・ハンター』で初舞台。同期に彩風咲奈、舞羽美海（元雪組トップ娘役）、蒼羽りく、芹香斗亜等。

高校時代、宝塚を題材にしたテレビドラマで見て入りたいと思った。この公演でおばあちゃん役を演り、すべて制覇した。

「宝塚音楽学校から１０年。沢山の出会いがありました。すべて宝塚に入れたからです。月組の皆様には、誠実な心、何事も真摯に取り組む姿勢、周りの人を大事に思う心を教えて頂きました。巡り会った役で沢山の感情を経験しました。今こうして舞台にそれぞれの思いで立ち、裏ではスタッフの方々がそれぞれのお仕事をして下さっているという事は凄い事です。宝塚で生きれた事、一緒に作品を作れたことを誇りに思います。感謝の気持ちでいっぱいです。」

【トップスター・龍真咲挨拶】

「つっきぐみ（笑）無事、千秋楽を終えられましたのも、雨の日も、風の日も、暑い日も、湿気の多い日も劇場に来て下さったお客様のおかげと感謝しております。宝塚１００期生、上級生の皆様、先生方の宝塚への愛。絆、仲間、心を大切に刻んで参りたいです。」

♪宝塚フォーエバー

＜カーテンコール１＞
龍真咲「今の思いを大切に。初舞台生は今の思いを大切に。大丈夫かな？」

初舞台生「はい!!!!!!!!」

＜カーテンコール２＞龍真咲と退団者２名。
龍真咲「どうですか？どうぞ（笑）泣かないでよ」

紫乃加りあ「宝塚に入って良かったってこんなに思ったのは今が初めてです！（笑）あ！入った時も思いましたが（笑）」

都月みあ「（涙）」

龍真咲「あ！出ちゃった！」

都月みあ「組長さんから初舞台生まで皆さん素敵です！愛の詰まった宝塚にいられて幸せ者です（涙）」

龍真咲「また近々お会いしましょう」

客席「はーーーーい！」（笑）