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東京宝塚劇場にて絶賛上演中の宝塚星組公演
ル・スペクタクル・ミュージカル
『眠らない男・ナポレオン―愛と栄光の涯(はて)に―』
 
1月1日の兵庫県宝塚大劇場初日を見て以来ですが、東京公演で変更点があり、どんどんブラッシュアップされ、素晴らしい舞台になっていますキラキラ
 
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ル・スペクタクル・ミュージカル
『眠らない男・ナポレオン―愛と栄光の涯(はて)に―』
 
主演・柚希礼音(ゆずきれおん)、夢咲ねね(ゆめさきねね)
 
[解説]
宝塚歌劇100周年の記念すべき第一作は「宝塚から世界へ発信するオリジナル作品」を目指した超大作ミュージカル。作曲に『ロミオとジュリエット』のジェラール・プレスギュルヴィック氏を招き、小池修一郎との日仏コラボレーションでの創作。
フランスが生んだ最大のヒーロー、ナポレオン・ボナパルトの栄光に彩られた人生の軌跡を、妻ジョセフィーヌとの愛と葛藤を中心に、切なくも激しい魅惑のメロディの数々に乗せて壮大なスケールで描く。
 
[ストーリー]
革命後のフランスに台頭したナポレオン・ボナパルトは、コルシカ島の田舎町で下級貴族の家に生まれながら、数々の戦功を立てて、フランス皇帝にまで登り詰めていく。
 
その才能は少年の頃から発揮されていた。士官学校時代、クラスで行われた雪合戦において、卓越した戦術と陣地構築で少数の仲間を勝利に導いたのだ。
 
1789年のフランス革命勃発後、フランス国内は不穏な情勢になっていくが、1794年テルミドールのクーデターによりロベスピエールらジャコバン派が失脚し、軍の総司令官バラスが権力を握るようになる。
 
バラスは反乱勢力を鎮圧するため、その軍事的才能に注目していたナポレオンに指揮権を委ねるが、ナポレオンは手勢約5千の兵力で2万5千を数える反乱軍を見事一日で鎮圧するという、目覚ましい結果を残した。
 
その後、バラスの夜会に招かれたナポレオンは、子供2人を持つ未亡人でありながら、バラスのあい人として妖しい魅力を発していたジョセフィーヌに魅了され、押しの一手で結婚までこぎつける。
 
しかしながらイタリア方面軍最も高い司令官に任命され、新婚3日も経たずイタリアの戦場へと旅立たなければならなかった。
 
戦場へ赴いてもジョセフィーヌを忘れられずに、毎日毎日情熱的な愛の手紙を送り続けるナポレオンに対し、パリに残ったジョセフィーヌは、騎兵大尉イポリットとのアヴァンチュールにうつつを抜かし、派手な生活を送っていた。
 
破竹の勢いでイタリア戦の勝利を挙げたナポレオンだが、やがてジョセフィーヌの浮気や不品行を知ることとなり、エジプト遠征から帰還した1799年、離婚を決意する。
 
ところが離婚を切り出したナポレオンに、逆にジョセフィーヌが泣いて許しを乞い、だんだんに立場が逆転していく。
 
第二次イタリア戦役でも勝利を収めたナポレオンは、国内外でその地位を安定させるため、終身執政=皇帝になることを決意する。
 
1804年、ナポレオン一世としての皇帝戴冠式が、パリのノートルダム大聖堂で挙行された。
「一羽の荒鷲」がいよいよ大きく羽ばたくことをナポレオンは実感するが、息子が皇帝になることを反対して、戴冠式をボイコットした母レティツィアを始め、急激な勢いで強引に権力を我が物にしていく姿に疑問を呈する周囲の仲間・閣僚たちは、不安に苛まれるばかりであった。
 
彼は一体どこまで行ってしまうのだろうか……。
 

 
ナポレオンという歴史物も小池修一郎という演出家の手にかかれば、歴史が苦手な方にもとてもわかりやすい、どんどん引き込まれる。場面と場面の切り替えに休みがなくどんどんどんどん進んでゆく。転換が素晴らしい。ワクワクドキドキする舞台になっていて感動!
 
【小池修一郎】
日本の劇作家・舞台演出家。東京都出身。慶應義塾大学文学部卒業。『華麗なるギャツビー』『PUCK』『エリザベート』『NEVER SAY GOODBYE』『THE SCARLET PIMPERNEL』『太王四神記』『カサブランカ』『ロミオとジュリエット』『オーシャンズ11』『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』『モーツァルト!』『キャバレー』『レディ・ベス』、井上芳雄 10周年記念コンサートなどなど・・・多数の演出を手掛ける。

・オープニングの群集の大合唱が終わると客席「素晴らしい!」
 
・戴冠式。客席「すごーい!」
 
・金の羽根を付けたロケット(ラインダンス)が登場すると、客席「わー!キレイ~!」
 
・終演後。客席「かっこいい~!」「わかりやすいねー!」「男の人が好きそうな展開」
 
・ジョセフィーヌとイボリットの関係に気付いたナポレオンが切ない
 
・灼熱地獄でもナポレオンひとり元気^^
 
・真風涼帆の軍服は自分でデザイン^^
 
・ナポレオンの軍服洗ってなくて臭い・・・
 
・ナポレオンの軍服、洗ったら匂わなくなった
 
・ナポレオンの書斎でペンをクルクル回し、ペンが立った^^
 
・ジョセフィーヌ(夢咲ねね)が泣ける・・・
「愛している人がお世継ぎを求めているのに邪魔はできないわ。身を引きます・・・」
 
ナポレオンとマリールイズの子、男の子のお披露目の場面。左の舞台袖からジョセフィーヌが泣きながら銀橋に登場。銀橋を歩きながら涙がポロポロこぼれている。お世継ぎのお披露目の場面を舞台袖から見つめ泣いていたんだ・・・
 
あらためて、トップスター・柚希礼音は素晴らしい!かっこいい!オーラがすごすぎる!
 
娘役トップスター・夢咲ねねが美しい!歌もよりうまくなってて素晴らしい!
 
ナポレオンの母(美穂圭子)の歌がスゴイ!
 
北翔海莉がうまい~~~
 
英真なおきがイイグー
 
万里柚美が綺麗キラキラ
 
ナポレオンII世(天寿光希)がより洗練!
 
ポーリーヌがめちゃじょうず!と思ったら新人公演でヒロインだった!
 
・・・ひとりづつ挙げてたら長~くなるのであせる
 
初回の観劇は全体像を見て、流れを把握するのに必死だったので、東京での変更点がすべてわからなかったのですが・・・
 
宝塚大劇場で15回ご覧になった方にお話を伺う事ができ、出会った方々がと~~~っても楽しかったのでレポートしたいと思いました!
 
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お話を伺えたチョ~~~楽しい大阪のお二人。
 
奈々「あのーっ、取材させて頂いてよろしいでしょうか」
女子「写真はNGやでぇ~~~~」
奈々「カメラ向けてないですけど(笑)」
女子「何の取材なん?」
奈々「ヤフーブログで・・・」
女子「あ!いつも階段でこれやってる人?!(と、ジョントラボルタのサタデーナイトフィーバーの決めポーズ)」
奈々「`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッそうです!」
女子「見てる~!おもろいな~!」
奈々「ありがとうございます(笑)」
女子「足だけやでぇ~」
 
 ってことで足だけ撮影させて頂き、お話を聞ける事になったんですが・・・ジョントラボルタのサタデーナイトフィーバーの決めポーズってこういうことかな・・・
 
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にゃははっ(⌒▽⌒)ニコニコ
何故、お二人にお声掛けしたかといいますと、休憩時間にお化粧室の後ろの後ろで「あの場面、めっちゃ変わってたな~あの場面もちゃうでぇ~」と、公演の変更点を語り合っていたのです!大阪と東京の公演の変更点を知りたくて仕方のない私は、化粧室の出口で待ち伏せ(笑)
 
声かけるのは躊躇しました。お友達同士で宝塚を楽しみに来たのに、話しかけたら迷惑ではないかとか。でも、ダメで元々。後悔のないようにお声掛けさせて頂きました!
 
「壁に耳あり。クロードチアリ」ニコニコ
 
<お二人が教えてくれた変更点>
 
@戴冠式の場面、ナポレオンが銀橋を渡るようになった。
 
@ルイの髪型が変わった。
 
@ナポレオンのモミアゲが太くなった。
 
@サーベルでナポレオンがジョセフィーヌを手にかけようとする場面、2回目でジョセフィーヌがナポレオンの手をはらい、ジョセフィーヌからキスをしていたが、もっと柔らかくなっていた。ナポレオン、ニヤッと笑ってため息をついて再びキス。
 
@礼真琴がサーベルを返して欲しいと訴える場面、コミカル度が増えた。紅ゆずるのコミカル芝居が増えている。
 
@北翔海莉、美城れん、十輝いりす、壱城あずさの4人のコーラスに影コーラスが加わった。
 
@ミニショーの紅ゆずると真風涼帆の二人の場面。表裏一体だったのがそれぞれ独立している。(裏表な感じが良かったけど、客席から見えないから変わったのかな~)
 
@デュエットダンスのあと、銀橋でのトップコンビのキスが長い。照明が点くまでしていた~この回だけ長いのか~
 
などなど・・・
 
女子「レオンちゃん以外はわからんから聞かんといてね~」
奈々「15回見てるのに?レオンちゃんが出ない場面はどうしてるんですか?」
女子「ボーっとしてる」
 
(☉∀☉)

ありがとうございました!また是非、楽しいお二人にお会いしたいです(^^)

「嵐のように生きた男 戦う事をやめられない」
 
「王冠よりも価値ある人と知った時 君は遠い」
 
「たとえ今、陽が当たらなくても くじけず生きて行く いつか栄光の日がくる その日がくるのを信じて」
 
ナポレオンのように、自分の力で皇帝まで登り詰めた偉大な人も、罪に問われ、流浪され、流浪先で命が終わる・・・なんて切ないのだろうと思いました。
 
宝塚は大概、お芝居とショーの2本立てが多いですが、ナポレオンは1幕、2幕とも芝居のみ。ショーは最後にミニショーが付いているだけ。
 
でも、どんどんどんどん引き込まれる舞台なのです!ナポレオンという超大作を毎日、毎日、演じているタカラジェンヌも凄いなとあらためて思いました。毎回、美しく舞台に立ち、毎回、沢山の台詞を言い、次はどの衣装を着て、どの場所から登場するなど。
 
この超大作を宝塚大劇場で47回も演じ、東京は2月14日~3月29日と、ひと月以上の長い公演!体力も気力も素晴らしい!
体調の悪い日もあるでしょうに、具合がすぐれない日もあるでしょうに、生身の人間だもの。それでも幕は開く。それでも美しく、にこやかに日々、舞台に立ち続ける。素晴らしいな~尊敬ですキラキラ
 
『眠らない男・ナポレオン ―愛と栄光の涯(はて)に― 』特設サイト
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/correlation/j361.html
東京宝塚劇場にて3月29日まで。
※敬称略
 
新★藤川奈々公式ホームページ
 
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浅田真央選手がソチオリンピックの映像を見ながら自身を語る番組がありました。
 
「ショートの日は何をやっているんだろうという悲しい気持ち。フリーの朝の練習で自分のできなさに怒りを感じた。私は何をやっているんだろう。オリンピックの代表で来ているのに!という気持ちが自分を変えた」
 
浅田真央選手が尊敬する振付師・ローリーさん。
「悲しみは人を強くする」
 
素晴らしいですね。見習いたいです。つらい事、悲しい事があっても、それを人生の糧に、こやしに、強くなりたいですね。
 
「たとえ今、陽が当たらなくても くじけず生きて行く いつか栄光の日がくる その日がくるのを信じて」ナポレオン。