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1994年宝塚音楽学校史上最大の倍率48・2倍の難関をトップで合格して96年初舞台。歌、ダンス、演技と3拍子そろった逸材として早くから注目された、蘭寿(らんじゅ)とむ退団公演が兵庫県宝塚大劇場で初日を明けましたキラキラ
 
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今年から新しいアーチの宝塚大劇場キラキラ
 
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夢を紡いで100周年、おめでとうございますキラキラ
 
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さあ~!夢の世界へようこそキラキラ
 
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★ミュージカル『ラスト・タイクーン ―ハリウッドの帝王、不滅の愛― 』
★メガステージ『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』
 
・・・の2本立てですひらめき電球
 
ミュージカル『ラスト・タイクーン ―ハリウッドの帝王、不滅の愛― 』~F・スコット・フィッツジェラルド作「ラスト・タイクーン」より~
 
[解 説]
20世紀のアメリカ文学の代表的な作家であるフィッツジェラルドが最後に取り組んだ未完の長編小説「ラスト・タイクーン」のミュージカル化。
1930年代のハリウッド映画界を舞台に、大物プロデューサーの栄光と挫折、そして女優であった亡き先妻と瓜二つの未亡人とのロマンスを描いたミュージカル。生田大和の宝塚大劇場デビュー作。
 
[ストーリー]
1930年代のアメリカ。ハリウッドのタイクーンと呼ばれる若き天才映画プロデューサー、モンロー・スター(蘭寿とむ)は、かつて自らが見出した大作映画のヒロイン、ミナ・デービス(蘭乃はな)と恋に堕ちたが、結婚発表から間もなく突然の事故で彼女を失ってしまう。
 
癒える事のない傷を胸に抱えながらも、幼い頃に映画との出会いによって自らの生き方を見出した彼は、大衆の為の映画創りに更なる情熱を傾けて行く。しかし、モンローの作品にかける熱い想いは度々、現場のスタッフ達との衝突を招き、彼を独裁者と非難する者までいた。しいたげられた現状に怒りを感じるスタッフ達は、自らの権利を勝ち取る為、ユニオン(労働組合)結成に向けて動き出してゆく。
 
一方、モンローを育て上げたプロデューサーのパット・ブレーディ(明日海りお・あすみりお)もまた、彼の才能に嫉妬し、いつの日かモンローを映画界から葬り去ろうと画策していた。
 
そんなある日、撮影中の映画のセットから出火する騒ぎが起こる。そこで、今は亡きミナと瓜二つの女性の姿を目にしたモンローは、一瞬で心を奪われる。
キャサリン(蘭乃はな)というその女性と再会を果たした彼は、次第にミナの形代ではなく、彼女自身を愛する様になって行く。しかし、キャサリンは、モンローにとって自分はミナの身代わりでしかないと感じていた。
 
やがて、モンローの元へ、彼に惹かれながらも傷付く事を恐れて生きるキャサリンから、同棲中の恋人(望海風斗・のぞみふうと)と結婚する事を知らせる別れの手紙が届けられるのだった。
セットの焼失により映画の撮影続行が危ぶまれる中、再び愛する事を思い出させてくれたキャサリンも去って行き・・・映画の成功と愛する人、モンローは人生を賭けた夢を再び手にする事は出来るのか・・・
 
 
「タイクーン」は「帝王」の事。「ラスト・タイクーン」は「最後の帝王」泣けます・・・客席すすり泣きです。お芝居が終わって席から立ち上がれずに泣いてる方も・・・
 
「この日を僕は忘れはしない」
「何を残せるだろう」
 
って歌うんです。退団とかぶって涙涙・・・
プロローグは「クラシコ・イタリアーノ」
フィッツジェラルド!大空祐飛主演舞台ありましたね!
「モンロー」「モンロー」と呼ばれ、初めて聞くとマリリン・モンローを思い浮かべてしまいますが、蘭寿とむの役名。
 
蘭乃はな)キャサリン・ムーア/ミナ・デービスの二役。
 
明日海りお)お芝居全編初のヒゲ!エリザベート新人公演で夜のボートの場面でヒゲはあっても、全編ヒゲは初でfanの方々もびっくりしたそう。モンローより10上の設定とか!素敵でした!
 
華形ひかる)ジョージ・ボックスレー。映画の脚本家を探していたモンローに誘われてアメリカにきたイギリス人の小説家。モンローの味方。
 
望海風斗)オーシャンズ11の大人な感じとまったく違う、若く、熱い青年を熱演!
 



~ショー~
メガステージ『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』
 
・いきなり派手派手な怪しいスパイダー(クモ)たちが現れ、銀橋に居並ぶ。ふと見ると、センターに明日海りおが!登場の瞬間、見逃した~オーケストラボックスから。ここは要チェック!
 
・ステージの高いセットの上に蘭寿とむ登場!マントをとる瞬間、見逃した~要チェック!
 
・ステージ上は常にキラキラゴージャス!
 
・スパイダーの娘役たちの髪飾りがそれぞれ凝っていて、ひとりづつ見ているうちに場面が終わる
 
・順々にスター紹介。主なスターがソロを歌う。
 
・「バケーション」の場面は楽しい!婦人役の男役たち(悠真 倫、天真みちる、羽立光来)がオモロ~ニコニコきっとどんどん面白いんだろうな~
 
今回のお芝居では辛抱役の桜一花がメイン。グリーンのドレスで美しい!
 
・マーメイドの蘭乃はなの衣装が素晴らしく美しい!本人も。
 
・狼の場面がスゴイ!その場面になったら何かが違う!と思ったら、KENTO MORI(ケント・モリ)振付!宝塚初の振付!
 
【KENTO MORI(ケント・モリ)】
マドンナのワールドツアーに専属ダンサーに抜擢。マイケル・ジャクソンによって専属ダンサーに選ばれた。2013年8月1日、伊勢神宮において奉納の舞を行う。現代ダンスが伊勢神宮の奉納の舞台に上がることは史上初。第64回NHK紅白歌合戦ではSMAPの振り付け演出、そして自身も出演を果たす。日本では、SMAP、山下智久、ケツメイシ、篠田麻里子(元AKB48)をはじめ、数々の演出・共演・振り付けを行い、東京フィルオーケストラとも史上初のコラボレーションを果たす。アメリカでは2010年よりクリス・ブラウンの専属ダンサーを務める。
 
という方です。狼の衣装も凄いんです!豪華なファーがたっぷり付いていて、組長の衣装が一番スゴイ!蘭寿とむ、明日海りおの衣装も凄い!振付ももちろん凄い!とっても印象に残る場面です!この場面が始まった途端「何だ!この空気は!世界は!」と驚きが走りました!組長、蘭寿とむ、明日海りおだけでなく、狼たちがまたかっこいい!瀬戸かずやかっこいい!頭がモヒカンになってる狼やひとりひとり髪型が違うので、全員見ているとその場面が終わります・・・
 
・「ムゲンラバーズ」原曲がアニメの主題歌で有名だそうで、蘭乃はな、望海風斗が真っ赤なスパンコールの衣装で。
 
・超早替わりで「ディアマンテ」の場面へ。
 
・男役たちの中を脚線美で華耀きらりが踊る。いつも鬘、アクセサリーがお洒落。
 
・マタドールで皆、かっこ良く。
 
・明日海りお「迷い人」の場面、美しい!ブルーの鬘がよく似合う。ジョーカー・和海しょう、歌がバツグンに上手い!夢眩人形たちが突然怖くなる!娘役たちが一瞬にして髪をほどき怖くなる瞬間、見逃した~
 
・「無限の愛」蘭寿とむが歌う。
 
「ありがとう フォーユー
涙は見せずに この愛だけ捧げる
キミのナイトになる」
 
望海風斗が歌う。
 
「まぶしすぎた 君の姿よ
奇跡のような 君との日々よ」
 
蘭寿とむが歌う。
 
「季節めぐり 迫る別れの日々よ
覚めない夢 忘れないさ
夢を見たのさ 花園で出会ったのは誰
涙見せずに 限りない愛を君に」
 
と、銀橋から本舞台の出演者をひとりひとり見渡す蘭寿とむ
 
娘役たちが白のドレスで踊り、大階段からは燕尾服の男役たちが三角形で降りてくる!三角形で降りてくる男役たちに鳥肌!羽山紀代美先生の振付が素晴らしい!蘭寿とむがセンターでひと踊りしたあと、大階段にいるひとりの男役が蘭寿とむのそばに降りてきた。月央和沙(つきおかずさ)だ!蘭寿とむコンサートで”おかまの振付師”として大絶賛を浴びた月央和沙が蘭寿とむとツーショットで踊る。スゴイ!スゴイ場面だ!これは凄い演出だ!そんな先生の憎い演出に身体が震えた・・・私の涙の頂点に!
 
超大作の芝居のあとのエネルギッシュなショー。リフトといって男役が娘役を空中で持ち上げてクルクル回す場面もあり。すごいな~体力勝負だな~タカラジェンヌは素晴らしいな~
 
【蘭寿とむ挨拶】
「大劇場デビューの生田先生の知性に溢れ、情熱的でひたむきな情熱大好きです(笑)ショーは斉藤先生らしい世界で(笑)色とりどりに華やかに100周年にふさわしい。新しい風、ケント・モリ先生。羽山先生の黒燕尾は震えるような感動でした。心を込めて、魂込めてまいります。私にとりましてはラストステージ。仲間、お客様の愛を感じ、モンローの台詞「僕と一緒に歩いてくれないか」と同じ気持ち。充実した、停滞せず突き進んで参ります。」
 
<カーテンコール1>
蘭寿「皆様の笑顔がパワーの源です。私たちの笑顔を受け取りに来て下さい」
 
<カーテンコール2>
客席、スタンディングオベーション。
蘭寿「感動ですね~!アンコールを頂けたという事は、楽しんで頂けましたか~?」
客席「サイコー!!」
 
<カーテンコール3> 鳴りやまない拍手。
蘭寿「幸せです!!」
 
鳴り止まない拍手。初日から千秋楽のようでした。蘭寿とむの千秋楽の挨拶は楽しかった。でももう千秋楽の挨拶は聞けない。聞けるのはさよならの挨拶だけ。だから求めた。蘭寿とむの優しい、楽しい、屈託のない挨拶を。fanクラブに入っていなくても泣けたお人柄の良さが劇場の空気を優しく変えた・・・
 
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蘭寿とむラストデイは5月11日キラキラ
 
宝塚花組
ミュージカル『ラスト・タイクーン ―ハリウッドの帝王、不滅の愛― 』
メガステージ『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』
宝塚大劇場 2月7日(金)~3月17日(月)
東京宝塚劇場 4月10日(木)~5月11日(日)
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/363/index.shtml
 
新★藤川奈々公式ホームページ
※敬称略
 
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宝塚、花の道の脇に撮影スポットがキラキラ
 
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2歳くらいの女の子が自ら「あっこにいきたい」とママに。将来のタカラジェンヌや
 
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宝塚ホテルに戻ったら、CS放送、タカラヅカスカイステージで蘭寿とむ&大空祐飛がキラキラ
 
宝塚大劇場で感心したのは、舞台をオペラグラスで詳しく見たいけど、大きな拍手もしたい・・・大きな拍手をしたいを選んだお客様が多くてビックリ!素晴らしいな~
 
宝塚ホテルにチェックインした時、フロントの方に「ブログ、毎日見てます!」と言われドキッ!嬉しい~今度、宝塚ホテルを詳しくご紹介しようっと~素敵ですよ、宝塚ホテル
 
蘭寿とむさんとお仕事ご一緒した事がありますが、本当に素敵ないい方なのです!だから、退団は本当に淋しい・・・涙が溢れて止まりませんでした・・・素顔は彫刻の様に美しすぎる蘭寿とむさん。山野愛子美容室「ヤマノビューティーウエルネス」イメージリーダーでもあります。蘭寿とむさんの男役を劇場でしっかと焼き付けましょうグー