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名古屋、中日劇場で2月4日から始まりましたキラキラ
 
宝塚宙組公演
★ミュージカル『ロバート・キャパ 魂の記録』
★ロマンチック・レビュー『シトラスの風II』
 
・・・の2本立てひらめき電球
 
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中日劇場は中日ビルの9階。この日の名古屋は指の出た手袋の指先がちめたすぎる~
 
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宝塚の超美形トップスター、凰稀かなめ(おうきかなめ)主演
 
ロバート・キャパは実際の人物で20世紀を代表する戦場カメラマン、報道写真家として有名だったのです。
 
劇中にロバート・キャパの実際の写真がスクリーンで紹介されるのですが、泣けます・・・
 
兵士と兵士の小さい子どもたち3人がひまわりの様な笑顔で手をつないでいる写真・・・
 
兵士とその妻が明るい笑顔の写真・・・
 
列車にぎゅうぎゅうに乗った兵士たちの笑顔の写真・・・
 
笑顔が胸にグッと迫ります・・・
 
「特攻隊」の舞台で、実際の特攻隊の出撃前の写真、映像を見た時の切なさが蘇りました・・・
 
ミュージカル『ロバート・キャパ 魂の記録』
 
[解 説]
20世紀最高の報道写真家と称されたロバート・キャパ―彼はそのカメラに人々の哀歓、激情と愛を捉えた―。キャパの残した生命の記録は、今も色褪せることなく輝き続けている。
 
1930年代、人民戦線のデモが激しくなってきたパリ。アンドレ・フリードマン(後のロバート・キャパ)は、当時としては珍しく小型カメラを使用し、群衆に紛れて写真を撮ることに成功する。
 
それは、ただ情景を写すだけでなく、被写体の「心」を伝えることを可能にした瞬間だった。
 
不穏な欧州情勢の中、反ファシストたちは理想主義の旗を掲げて世界各地からスペインへ集結する。その中にはフォト・ジャーナリストとしてのアンドレの姿もあった。
 
真実を写し人々に伝えること、それこそが自らの使命だと、彼は最前線へと向かう……。激動する時代のうねりの中で、人間の真実の姿を追い求め、ひたむきに生き、愛し、戦った、一人の男の半生をドラマティックに描いたミュージカル。
 
2012年に凰稀かなめ主演によりバウホールで上演され好評を博し、作・演出を手掛けた原田諒は、この作品で第20回読売演劇大賞・優秀演出家賞を受賞。今回は中日劇場公演用にアレンジし、更にブラッシュアップした舞台に!
 
 
戦場に行かせたくない母の嘆き・・・
 
愛する者たちとの別れ・・・
 
ロバート・キャパは沢山の妨害、嫌がらせに遭いながらも、自分を信じて戦ってきた。
 
戦場で自分は何をしているんだろう。
助ける命があるのではないか。
 
そんな時、ひとりの兵士(蒼羽りく)に「この現状を世界に伝えて欲しい」と言われる。その兵士には愛する妻がいた。
 
銃弾に撃たれ、崩れ落ちる兵士。
その「崩れ落ちる兵士」の写真が発表され・・・
 
「私たちは生かされている」
「それぞれに生まれた役割がある」
 
ゲルダ・タロー(娘役トップ・実咲凜音(みさきりおん))は、何故、あの決断をしたのか・・・
 
ピカソ(蓮水ゆうや)が登場すると、舞台がパッと明るくなる。ピカソが描いた美女の絵に、ひとことボソッとつぶやくロバート・キャパがウケる!感動の芝居で、笑えるツボ~笑ろた~
 
 
ロマンチック・レビュー『シトラスの風II』
 
[解 説]
1998年に姿月あさと・花總まりを中心とした宙組で上演された、岡田敬二のロマンチック・レビュー・シリーズ第12弾。「シトラス」は地中海地方に産する柑橘類、総じて“清々しさ、爽やかさ、若さ”を意味し、飛翔”“誕生”など新しい時代への飛躍をテーマとした作品。今回は、凰稀かなめを中心とした宙組のためにリメイクした舞台に。
 
 
姿月あさと主演からもう16年???早い!!
 
あの頃は、和央ようか、湖月わたる、朝海ひかる、夢輝のあ、久遠麻耶、華宮あいり、 速水リキ、月船さらら、月丘七央、天羽珠紀、悠未ひろも出てたんだ~悠未ひろは研2だったんだ~
 
踊る組長!!寿(ことぶき)つかさ組長が、組長なのに踊りまくりですごいなと思ったら、当時の思いがこもっていたんですね。ほんとに魂のダンスです!当時の出演者は組長と美風舞良(みかぜまいら)。
 
♪未来にはばたけ~シトラスの風~
眠る時代を呼び起こせ~眠る時代を呼び起こせ~
と、グリーン、ブルー、イエローのシトラスの風の様な爽やかな衣装で幕開き。凰稀かなめは鮮やかなピンクで登場!
 
娘役トップ・実咲凜音もピンクの衣装で、大きな帽子のつばの内側はモコモコデザインで可愛い♪
 
隣のお客さん「懐かしい
 
ショーの二番手は蓮水ゆうや!
三番手に七海ひろき。
 
客席降りで、客席「キャーッ!!」
 
トロピカルダンサーの赤と黒の水玉の場面では、実咲凜音がミニーちゃんみたいで可愛い
 
プッチーニ作曲の歌劇 「ジャンニ・スキッキ」♪私のお父さんを歌う実咲凜音がうますぎ~!驚いた!オペラがめちゃめちゃうまい!高音が素晴らしく上手で聞き惚れました~じょうず、じょうずとは思ってたけど、あんなにうまいとは!
 
オリンピック間近で荒川静香さんのスケートを思い出す、歌劇 「トゥーランドット」♪誰も寝てはならぬでは、実咲凜音を凰稀かなめと寿つかさ組長が奪い合うのです! 
 
実咲凜音のイナバーウアは荒川静香さんもビックリの反りよう。
 
うたかたの恋の場面もあり。
 
やはり、「明日へのエナジー」は素晴らしい!
 
♪さあ羽ばたこう この時代に生まれ 
 
この時代に若く 未来を託されたもの
 
さあ飛んでゆけ さえぎるものはない 
 
限りない力と 輝く若さと 夢を信じて
 
さあ飛んでゆけ さえぎるものはない 
 
限りない力と 輝く若さと 夢を信じて
 
 
黒の長い学ラン。裏地は赤など。
このゴスペルには力がありますね。
美風舞良の超高音のゴスペルは鳥肌モノ!
 
1時間半のお芝居で出ずっぱりでひとりの人生を演じ切り、30分の休憩を挟んで、芝居からショーのお化粧に化粧替え。その後、1時間、踊りまくりのレビューに出演。
 
しかも、1日2回公演も!
 
しかも、リフトといって男役が、女性を空中に持ち上げ、クルクル回すという離れ業を2回も!
 
すごいな~
 
しかも、娘役は場面ごとに鬘を取り替え、アクセサリーも取り替え、お化粧も自分でする。
 
本公演より少ない人数で出ずっぱりで、舞台裏では衣装の早替わりの連続。
 
それでも全員、舞台では何事もなかった様に100万ドルの笑顔。
 
素晴らしい!若さって素晴らしいですねキラキラ
 
凰稀かなめの歌がより素晴らしいものになっていました!髪は短髪の黒髪。黒髪がとても似合う。美しい~足が長~い!ダンスも上手くて、横に蹴った足が肩より上に上がっていました~!
 
ロバート・キャパの本名はアンドレ・フリードマンなので、お芝居では「アンドレ」「アンドレ」と呼ばれています。
 
が、次の作品はひらめき電球
 
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宝塚100周年記念、宝塚大劇場5月公演『ベルサイユのばら』でオスカルなんですね!アンドレがオスカルに劇画から飛び出してきたみたい!
 
涼風真世トップお披露目『ベルサイユのばら-オスカル編-』は1991年。23年前?ウソみたい!この時のアンドレは天海祐希。
 
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今は「ロバート・キャパ」アンドレです
 
宝塚宙組
ミュージカル『ロバート・キャパ 魂の記録』
ロマンチック・レビュー『シトラスの風II』
名古屋、中日劇場にて2月28日まで。
電話で予約は 0570-55-0881
http://www.chunichi-theatre.com/
愛知県名古屋市中区栄4-1-1中日ビル9F
 
新★藤川奈々公式ホームページ
 
※敬称略
 
大空祐飛『仮面のロマネスク』中日劇場はもう2年前になるのですね。早い・・・ヴァルモン子爵の首筋へのキスがすごかった・・・
 
この日は名古屋に泊まって、翌朝、伊勢神宮に行く予定でしたが急遽、日帰りに・・・残念・・・でも、伊勢神宮には、何かの用事と一緒に行くより、伊勢神宮に行く!と決めて行った方が良いと言いますよね。ジーンズじゃなく、神様にご挨拶に行くきちっとした格好でねグー