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ポスターのイメージだと、暗くて怖いお芝居かなと思っていたら!!
面白い~素晴らしい~ハラハラドキドキ~泣けて笑える痛快復讐劇!予想の200倍面白い芝居だった!

東京宝塚劇場 宙組公演初日 ミュージカル『モンテ・クリスト伯』
 
原作:アレクサンドル=デュマ・ペール
脚本・演出:石田昌也
主演・・・凰稀かなめ(おうきかなめ)、実咲凜音(みさきりおん)

[解 説]
「岩窟王」のタイトルでも知られる「モンテ・クリスト伯」は、幾度となく映画化、舞台化されたデュマの名作。
19世紀初頭のフランス、若き一等航海士エドモン・ダンテスは、美しき婚約者メルセデスとの結婚も決まり
幸せの絶頂にあった。
だが彼に嫉妬する人物によって身に覚えのない罪を着せられ、孤島の監獄に投獄される。
獄内でファリア神父と知り合ったダンテスは脱獄に成功、モンテ・クリスト島の財宝を手に入れ、
モンテ・クリスト伯爵となり、彼を絶望のどん底におとしめた人々に復讐を開始する。
復讐だけでなく、ダンテスを罠に陥れた男の妻となったメルセデスとの「愛の葛藤」がハラハラドキドキ!

かっこいいショートヘアの一等航海士で颯爽と登場する凰稀かなめ。
彼のフィアンセ、地位、財産を狙う役の悠未ひろ、朝夏まなと、蓮水ゆうやの3人によって、凰稀は牢獄に。
そこで3人への復讐を誓う。
いや、4人への復讐を誓う。
朝夏まなとと結婚した、元フィアンセの実咲凜音をも復讐のターゲットに。
復讐劇が始まる。
すぐには命を獲らない。じわじわと苦しめながら復讐する。
復讐劇にハラハラドキドキ。
七海ひろき率いる海賊が全員なまっている^^
子分たちも大なまり!爆笑シーンあり^^
復讐の仕掛け人のセリフがなまってるので、観客はターゲットのもとに刺客が来たとわかる。笑える~^^
淑女と思われた妻が一変!つばを吐き捨て出て行く、毒を入れる場面など・・・怖い!めっちゃ怖い~
元フィアンセの実咲凜音が、変装した凰稀かなめに気付く。
そして、実咲凜音には可愛い男児がいた。
その子が登場から似ている!誰かに似ている!まさか!と観客の思いのまま芝居が進む・・・
結婚したのにはワケがあったのだ。今でも愛している・・・でも、我が子の為に戦いを挑む…
そして、決闘・・・泣ける、泣かせる(>_<)

「うたかたの恋」のような貴公子が似合う凰稀かなめが、ヒゲをつけ、牢獄では驚く様なボロボロの衣装で、
おじいさんになり、変装し、悪役に徹する。これがなかなかイイ!怒鳴り声を上げるが、これに客席が固まる。
利子をつけて復讐するというモンテ・クリスト伯に笑いが起きる^^

娘役トップスターの実咲凜音の芝居、声がいい!
「もういいでしょう」「あなたを忘れるはずがないじゃないの!」 胸が苦しいほどのすれ違う愛の行方・・・

凰稀かなめと同期の緒月遠麻がまた、同期を守る役で好演。笑わせ、泣かせる。

暗い復讐劇と思いきや、演出は「銀ちゃんの恋」の石田昌也先生なので、笑いもふんだんに取り入れてあるニコニコ
見る予定のなかった方はもったいない~!見なきゃ損ですよ~
 

 
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レビュー・ルネッサンス『Amour de 99!!-99年の愛-』
作・演出:藤井 大介
 
[解 説]
99年という長い歴史の中で、これまで宝塚歌劇が繰り広げてきたショー、レビューの名作、名場面の再演を盛り込んだ、華麗なステージ。様々な作品へのオマージュと共に、100周年への架け橋となる作品。
 
暗転から銀橋板付きの、白い燕尾服でチョンパで始まり華やか\(○^ω^○)/
 
スクリーンには、宝塚のレビューを作られた偉大な先生方の写真、歴代のスターたちの写真が映される。
大地真央さん、大浦みずきさん、安寿ミラさん、真矢みきさんの懐かしい舞台の写真も・・・
 
「メモアールドパリ」の「パッシスの館」・・・大浦みずきさんの名場面
泥棒紳士の朝夏まなとと、美女・実咲凜音の華麗なダンスに客席うっとり。
最後、美女の手首の宝石を盗むところでは、客席からクスクスと笑いが・・・そして、どんでん返しが!
 
緒月遠麻は、芝居の抑えたイメージから一転、男っぽさ満開\(○^ω^○)/

 
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「華麗なる千拍子」パイナップルの女王
凰稀かなめの美脚に客席から歓声、ため息が!本当に美しいキラキラ
男役で足が綺麗な人は多いけれど、見事に美しい!この足を見ただけでも来た甲斐があったとの声もグー

 
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ラストの大階段、男役群舞はこの上なくかっこ良く、素晴らしい\(○^ω^○)/

 
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真似てみました  すいま━─━_| ̄|○))━─━糸泉

【トップスター・凰稀かなめ初日挨拶一部】
「宝塚大劇場で公演し、沢山の発見、沢山の愛の形を知りました。
宝塚99年の歴史に舞台に立てる事、幸せで、感謝しています。皆様にとびきりの愛をお届けして参ります」

カーテンコールは2回。スタンディングオベーションに、凰稀かなめ「オオー!舞台は真夏です(笑)」
凰稀かなめ、額に汗いっぱい!

ミュージカル『モンテ・クリスト伯』&レビュー・ルネッサンス『Amour de 99!!-99年の愛-』
東京宝塚劇場にて 6月9日(日)まで。
舞台映像、舞台写真、チケット情報などが見られます
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/correlation/j324.html

新★藤川奈々公式ホームページ

※敬称略

天海祐希さんの代役で「おのれナポレオン」に出演した宮沢りえさんにスタンディングオベーションで拍手喝采!
2日間の猶予で2時間半の舞台のヒロインを務めたそうです。スゴイ!

5月12日(日)は母の日
お母さんからのご意見は「何もいらない。我が子が元気でいてくれれば」と多く頂きました。そうなんですね。
本当にお花も何もいらない?
お母様を亡くされた方の多くは「生きている内にもっとお母さんの有難さがわかっていれば良かった」と。
何度も同じ事ばかり言うお母さんの言葉をさえぎったり、面倒だと思ったり・・・
お母さんが生きている内に、その有難さがわかる様に、何か手立てはないものかと思います・・・