浜松町駅から徒歩７分に 劇団四季劇場が
ライオンキングは何と！１５年目に突入
四季劇場右手にある『自由劇場』
自由劇場のロビー
【劇団四季ファミリーミュージカルジョン万次郎の夢】
なぜ、見に来たかと言うと、元宝塚の歌姫、出雲綾（いずもあや）さんが出演しているからです
出雲綾さんは宝塚宙組、月組の２つの組の長『組長』を務め、しかも、芸達者で歌がじょうずで！
宝塚から劇団四季の試験を受けて見事合格し、今や劇団四季の舞台に立っているのです！ｽﾊﾞﾗｼｲ!
ジョン万次郎の母、教会夫人などの役を演じました＼（○＾ω＾○）／
ジョン万次郎（ジョン まんじろう）
江戸時代末期（幕末）から明治にかけて、日米和親条約の締結に尽力し、その後通訳・教師などとして活躍。
ジョン・マンとも呼ばれた。本名は中濱 萬次郎（なかはま まんじろう）
「ジョン万次郎」という呼称は、昭和13年（1938年）に第6回直木賞を受賞した『ジョン萬次郎漂流記』（井伏鱒二）で用いられたため広まったもので、それ以前には使用されていない。
＜ストーリー＞
今からおよそ１５０年ほど前。日本では外国との交流を禁止していました。「鎖国（さこく）」ですね。
ほとんどの日本人は、外国人を見たことも、外国の言葉を聞いたこともなく、
海の向こうには、恐ろしい鬼のような南蛮人が住んでいると考えられていたのです。
土佐の国（現在の高知県）の漁村に住む十四歳の少年、万次郎は仲間とともに漁に出ますが魚はなかなかとれず、不漁が続いたところに嵐に遭ってしまいます。
万次郎たちの船だけ取り残され海の中を漂流すること八日。
ようやく空に晴れ間が見え、万次郎たちは無人島にたどり着きます。
満足に食べることも水を飲むこともできない苦しい日々。
四ヶ月目に偶然通りかかったアメリカの捕鯨船のホイットフィールド船長に助けられます。
初めて見る外国人は、姿も、言葉も、着ているものもまるで日本人とは違っていました。
けれども決して鬼のような恐ろしい人たちとは思えません。
万次郎は勇気を出して新しい世界へ行ってみようと船長と一緒にアメリカに渡ります。
命の恩人ホイットフィールド船長の故郷、フェアヘブンの街で船長夫妻に実の子供の様に温かく迎えられます。
万次郎は初めて見る、アメリカの進んだ文明に驚き、今までの日本人の考えが間違っていたことに気づきます。
一方でアメリカ人もまた日本人を誤解していました。
日本が鎖国を続け、触れ合った事がない為に、日本人をひどい人たちばかりだと考えている人がいたのです。
アメリカに暮らして八年。万次郎は二つの国を結ぶため日本に戻ることを決意します。
「鎖国」を続ける日本に外国から戻ればどんなおとがめを受けるかわかりません。厳しく罰せられるかも知れません。それでも万次郎は日本に戻り、お互いの人々の誤解を解こう。
どんな苦難が待ちかまえていたとしても国を開かなくてはならないのだ、と思います。
どんな苦難が待ちかまえていたとしても国を開かなくてはならないのだ、と思います。
そんな万次郎に、ホイットフィールド船長は、国だけでなく「人の心」も開いて欲しいと言います。
開国することもたいせつなこと。けれどももっと大事なのは人々が世界に目を向けて大きく心を開くことだ、と。
日本に帰ってきた万次郎を待ち受けていたのは厳しい取り調べでした。
アメリカの様子を説明するもののなかなかわかってはもらえません。
国を開く手伝いがしたいと申し出ても、一介の漁師に何ができると取り合ってもらえません。
けれども万次郎は諦めることなく説明を続けます。
「そう簡単に分かり合えはしない。お互い分かったつもりになることが一番怖いのさ」。
折しもアメリカから黒船が来航、幕府に開国を要求します。
はたして万次郎は船長との約束通り日本を開き、人々の心を開くことができるのでしょうか・・・。
ジョン万次郎のお話、知っていますか？
この舞台を見て、泣けました・・・
万次郎を実の子の様に思う船長の元に、万次郎を教会には来させないで欲しいと言われます。
では、私たちは他の教会に行けばいいんですねと船長の妻が言うと、船長さんご夫婦は教会に来て欲しいと。
「あの子は大切な私たちの子。あの子が行けないなら私たちも教会には行きません」と・・・
船でアメリカ人と日本人が一緒に航海していると、計算ミスで水が足りなくなる。
飲み水以外は使ってはいけないとのお達しが出る。
すると、ひとりのアメリカ人が自分の洗濯をしていた。
ひとりの日本人は刀を抜き、そのアメリカ人は銃を向ける。
船長は「これでは規律が乱れる。彼を斬ってくれ」と言う。
万次郎「私を撃ってからにしてくれ」と座り込む。
すると、刀を抜いた日本人は、自分の刀を床に置き、ひざまづく。
それを見たアメリカ人も、自分の銃を床に置き、彼の前にひざまづく。
二人は固く手と手を取り合い、その上から万次郎が二人の手を固く握る・・・
♪手を取り合って進んでゆこう 明日を共に作ろう
もう、ポロポロポロポロ涙がこぼれました・・・
今、世界のあちこちでは国同士の争いが起きている。
この物語の様に、国と国、人と人が手を取り合って、明日を共に作れたらどんなに素晴らしいでしょう。
ファミリーミュージカルなので、お子様が沢山来ていましたが、
小学４年生の男の子のお母さんは「もっと沢山の人に見てと宣伝したい」と、おっしゃっていました。
男の子も、物語がちゃんと理解でき、とても楽しかったそうです。
ホイットフィールド船長と出会う場面で「ナイスミーチュー！」の英語がわからない万次郎たちは、
「内密に！」「アメリカ人と会ったという事は内密にか！」と解釈して「内密に！」「内密に！」と挨拶し、
子どもたちの笑いを誘っていました
劇団四季にも、ちょんまげのお侍さんや、お代官様が登場して、ちょっと驚きました。
劇団四季、宝塚に比べたら全然回数見てないのですが、歌、ダンスのレベルがスゴイ！！
台詞は・・・劇団四季独特の台詞回しなので、慣れるまでが・・・
でも、単語、言葉をはっきり伝える台詞回しは、子どもたちにはわかりやすかったようです。
台詞は・・・劇団四季独特の台詞回しなので、慣れるまでが・・・
でも、単語、言葉をはっきり伝える台詞回しは、子どもたちにはわかりやすかったようです。
終演後。チラッと見えますか？出演者がお見送りしているんですよ！（そこは撮影禁止なので）
お見送りの際、出演者にお土産も渡せますし、握手もできます
皆さん、口々に「楽しかった」「感動した」「泣いた」などとおっしゃっていました
では、かつての写真より・・・
出雲綾さんです！これは、出雲綾さんのリサイタルの時
タカラジェンヌとニセジェンヌ
劇団四季の中に、宝塚の歌姫だった出雲綾さんが頑張ってて、親心の様に見て、嬉しくて感動しました
その、たおやかで豊かな声で、堂々の演技に何だか身内感覚で鼻が高かったです。
いくつになってもチャレンジし続ける事が大事ですね＼（○＾ω＾○）／
【ジョン万次郎の夢】の台詞でも「夢はあきらめない」とありました
【ジョン万次郎の夢】の台詞でも「夢はあきらめない」とありました
【劇団四季 ファミリーミュージカル ジョン万次郎の夢】
５月５日 １３時 千秋楽
（おまけ）
元宝塚星組娘役スター★白華れみ（しらはなれみ）ちゃんの今の髪型！ｶｯﾁｮｲｲ！
新★藤川奈々公式ホームページ