音月桂、舞羽美海さよならショー宝塚雪組千秋楽『JIN－仁－』『GOLD SPARK！－この一瞬を

このポスター、誰しも目にした事があるでしょう。クリスマスイブに宝塚を退団・・・

三井住友ＶＩＳＡカードイメージモデル　　宝塚歌劇団雪組　音月桂

開演前の東京宝塚劇場の様子。

宝塚雪組東京公演千秋楽
ＴＢＳドラマで高視聴率をとった『JIN－仁－』
と
ノリノリのショー『GOLD SPARK！－この一瞬を永遠に－』
の、二本立て

【仁　千秋楽トピックス】

・勝 海舟（北翔海莉）と咲（ 舞羽美海 ）に銀橋で「どこから来たの？」と聞かれる仁（音月桂）
勝 海舟の顔が自分に「近っ！」と言うところを、勝 海舟と仁がチューしようとして・・・
咲「近い！」
勝 「いいじゃねえかこの野郎！」爆

・勝 海舟が仁に「佐分利をよろしく」と言うと、踊る佐分利（沙央くらま）爆

・「友よ」と歌いながら、坂本龍馬（早霧せいな）が思いっきり仁の首をしめ、仁「ウグ～！」爆

・吉原で、野風（愛加あゆ）に「仁がいい」と言われ、龍馬、思いっきりこける爆

・ヨネ（舞咲りん）仁先生に診察してもらって。
「仁先生に診てもらったから元気元気！！」と飛び跳ねる爆
「仁先生、やめないでね！」
・・・と、ヨネが飛び跳ねて落とした風呂敷を、佐分利「落としましたよ」爆

・龍馬に「野風をすいとお」と言われたジャン・ルロン（鳳翔 大 ）
ジャン「リョウマモスキ」爆
龍馬　「わしもじゃき」
ジャン「ウソダヨ～～」爆

・竹馬の場面。
喜市（星乃あんり）「咲さんも好きだけど、仁先生も好き！ 」爆
仁「喜市、可愛いな～～～」爆

　佐分利「きょうは雨降らんで良かったですね～！」爆

・龍馬、京へ行く前に皆に別れを告げに来た場面。
どじょうすくい（？）をせず、そのまま歩いて消えた爆　すぐに戻ってきた＾＾

・千吉（夢乃聖夏）とお駒（大湖せしる）が「夫婦になる」と言い、二人でハグをし、
宝塚の男役、娘役風ポーズで決め、千吉「パチパチパチ」爆　拍手のことかな＾＾
驚いてクルクル回る火消し「を組」の頭取（夏美よう）を見事にハグする千吉。爆 

　千吉が茶屋の椅子に腰かけた時の足の位置が何ともイイ！

◎ペニシリンの培養で「薬効あり！」泣
＠花魁・夕霧（花帆杏奈）「おさらばえ～いままでありがとうござんした！」泣・・・大拍手が！
＠仁の台詞「ここにいる人すべてが愛おしい」泣

兵庫県の本拠地で１ヵ月、東京で1ヵ月の公演をこなしながらも、
トップスター・音月桂はたおやかな声量で客席を魅了しました・・・・・

【ゴールドスパーク　トピックス】

・北翔海莉と未涼亜希の銀橋の聞き応えある歌。同期共演もきょうで終わりかと思い、淋しくなりました・・・

・早霧せいなと花帆杏奈が踊る場面で大拍手が！

・男役黒燕尾の場面、音月桂に大拍手が鳴り止まず、音月桂、右手で胸を押さえ、グッと涙をこらえる・・・

【音月桂サヨナラショー】

１．「エメ」（ロミオとジュリエット）音月桂、エメラルドグリーンの衣装で登場。

２．「世界の王」

３．「君がそばにいる」（仮面の男）舞羽美海、白いドレス。

４．「シトラスの風」音月桂、北翔海莉、未涼亜希、麻樹ゆめみの同期４人が銀橋で歌う。圧巻！

５．「ニコライとプガチョフ」（黒い瞳）音月桂、未涼亜希

６．「街の灯」（はじめて愛した）音月桂ソロ。バッグには電飾で音月桂のサインが。

７．「忘れ雪」音月桂、舞羽美海　「いろんなことがあったね。明日からは思い出・・・」

８．「マイライフ（ノンノンシュガー）全員

９．「ロイヤルストレートフラッシュ」早霧せいな、花帆杏奈、詩風 翠

１０．「キッチュ」（エリザベート）音月桂がルキーニで客席に写真を配る。

　　　「美人の写真配ってるんだ。音月桂さんって知ってる？泣いてたら前見えないよ」

１１．「タチヤーナの手紙」（オネーギン）舞羽美海、赤いドレス。

１２．「ハウトゥーサクシードより」大階段に音月桂。全員登場。早霧せいなはメガネ＾＾

１３．「心から心へ」（ドン・カルロス）

劇場前に埋め尽くされた人人人・・・

【退団者挨拶】

スクリーンに退団者たちのこれまでの懐かしい舞台映像が流れる中、組長がメッセージなどを紹介。

舞台映像の編集は、膨大な映像からとてつもない時間を要するそう・・・

詩風 翠（うたかぜすい）　徳島県板野郡出身。2005年初舞台。野々すみ花と同期。

エリザベート新人公演でルドルフ少年を演じられた。双曲線上のカルテでは７役を演じた。

「最後の大階段を無事降りましたが、いつもの様に隣に同期がいない・・・
心細く、淋しいです。最後のお別れは、切なく、胸が痛いです・・・
でも、生きてる限り終えんはある。だから美しい。
宝塚は試練の連続でした。くちびるを噛みしめた事もありました。
でも今残るのは、幸せと美しい思い出です。
大好きな仲間と、今は天国にいる大切な人、家族、お客様。
皆様がいて下さったからこそ、光の中を歩いてこられました。
これからも皆様に光が降り注ぎますように・・・」

花帆杏奈（かほあんな）　愛知県名古屋市出身。1999年初舞台。柚希礼音と同期。

「今、この時、はっきりわかりました。私が選んだ道は間違いではなかったと。
あの時、見た夢は想像以上に素晴らしいところでした。
１４年間、学び、気付き、優しさと愛に包まれ、心地いい場所でした。
きょう、大好きな雪組の皆と一緒にいて、このまま時が止まればいいのにと思いました・・・
でも、人は前に進まなければいけません。
感謝の気持ちを勇気に替えて、新しい道へと旅立ちます」

梨花ますみ雪組組長「稽古場でも髪も綺麗にしているあんな。下級生も見習って欲しいです」

沿道のお客さん「おさらばえ～」　花帆杏奈「ありがとうござんした」・・・綺麗ですよね～

娘役トップスター・舞羽美海（まいはねみみ）

兵庫県西宮市出身。2007年初舞台。

オネーギンの舞台で私は変わった。フットルースのダンスが一番好き。沿道から「可愛い可愛い」の声が。

「今、とっても幸せです。宝塚が大好きです。６年間、走り続けてきました。
宝塚の舞台に立てる嬉しさ、大きな愛で包んで下さった相手役の音月さん。
お客様に感謝の気持ちでいっぱいです。今、淋しい気持ちが込み上げてきます・・・」

トップスター・音月桂（おとづきけい）

埼玉県鴻巣市出身。1998年初舞台。
初めて見た宝塚に入りたいと思った。泣いた事も沢山。夢にまで見たルキーニができた。

「おだやかで、激しく降る雪の結晶。一面を美しい銀世界にする雪の結晶。
雪の結晶は私の人生そのものでした。笑って、涙して・・・
たったひとりではできない。大切な仲間、大切なお客様。歌って踊って・・・
春の訪れがくると、雪は融けてしまいます。私も卒業します。かけがえのないこの瞬間を大切に。
本日をもって、宝塚歌劇団男役、音月桂を卒業します！
１５年間、本当にありがとうございました！」　拍手鳴り止まず・・・

梨花ますみ雪組組長「大声で笑うケイが好き。その笑顔で雪組が和みました」

【カーテンコール１】

音月桂「こんなにも暖かい千秋楽で！・・・ハァー・・・すみません・・・
思いを寄せてくれている方、中継会場でご覧になっている方もありがとうございました！」

【カーテンコール２】　ケイちゃーん！大好き！などかけ声多数・・・

音月桂「寒くなってきましたが、コートもホッカイロもいらないかな～って爆
皆さんの愛があるから！でも、風邪引いちゃいけないのでコート着ましょうね」爆

【カーテンコール３】　ステージに音月桂、舞羽美海

音月桂「大好きな仲間を呼びたいと思います！皆さん～！
きょうは晴れました！（爆笑）ヤッタ―！！（爆笑）晴れ男となりました～！」爆

客席「あんなちゃ～ん！！」

音月桂「え？何ですか？あ、あんなちゃん？爆
これから、卒業生４人で雪組を応援したいと思います！雪組びいきでお願いします！

【カーテンコール４】　ステージに音月桂ひとり。皆を呼ぶ。

音月桂「下級生の頃は、ステージに立つと膝がガクガクで・・・緊張していました！
今は皆さんがいてくれるから笑顔でいられます！
では、卒業生からひとことづつ！ハウルワールド全開のハウル！」

詩風 翠「サンタさんでなく皆さんからサイコーのクリスマスを頂きました！」

音月桂「アンナは娘役として、カツラ、衣装、仕草、身の振るまい、素晴らしかった！本科予科も一緒！」

花帆杏奈「きょうは愛のある暖かい拍手がサイコーの贈り物でした！」

客席から「みーみちゃーん！」という野太い声が！爆

音月桂「みみがいてくれたから笑顔でいられたし、伸び伸びとできた」

舞羽美海「私が笑顔でいられたのは、皆様のおかげ、ケイさんの隣にいさせて頂いたおかげ・・・
（泣く）・・・幸せでした・・・ほんとうに・・・」泣

【カーテンコール５】

音月桂「これからも雪組を応援して頂けますか？涙を拭いて笑顔で！恒例でいいのかな？
雪組サイコー！と皆さんでいきたいと思います！
私が、せーのって言いますから・・・あ！違った！爆
私が、雪組って言いますから、皆さんは、サイコー！ですよ！
雪組～～」

客席「サイコー！！」

【カーテンコール６】　ステージに音月桂、舞羽美海。

舞羽美海「幸せな時をありがとうございました。」

音月桂「アンナ～！ハウル～！」

詩風 翠「この時を忘れません！」

花帆杏奈「永遠に心に刻みます！」

【カーテンコール７】　緞帳前に音月桂ひとり。

音月桂「愛をしっかりと胸に刻みました！とっても幸せです！」

退団者はこの道を歩いてゆきました・・・４人のタカラジェンヌ卒業生に幸あれ・・・・・

舞台上のタカラジェンヌも皆、泣いていました・・・舞咲りん、沙央くらまはけっこう早くから泣き顔に・・・

最後の舞台、しっかりオペラグラスで見たいはずなのに、一生懸命に手拍子をして盛り上げているお客さん！

宝塚は愛に包まれ・・・多くの人に愛された音月桂―――

クリスマスイブは、大好きなふわふわシフォンケーキを頂きました♪

千秋楽はクリスマスイブだっちゅーの　皆さんはどんなイブでしたか＼（○＾ω＾○）／

※敬称略。挨拶などは走り書きの為、一部抜粋の形です。