過去最高の入試倍率48.2倍を記録した1994年度宝塚音楽学校入学試験合格の82期生。
宝塚が大好きで大好きで大好きな、82期星組男役スター・涼紫央がこの公演で退団！
惜しまれて、惜しまれての退団―――――
宝塚星組東京公演千秋楽
ミュージカル『ダンサ セレナータ』 ショー『Celebrity』－セレブリティ－
主演･･･トップスター・柚希 礼音（ゆずきれおん）、娘役トップ・夢咲 ねね（ゆめさきねね）
今や飛ぶ鳥落とす勢いのトップコンビ。美男美女コンビは宝塚を代表するゴールデンコンビとなった
柚希 礼音・・・宝塚きってのダンサー。素晴らしいダンス。ハスキーな声、歌もいい！顔もいい！
夢咲 ねね・・・抜群のスタイル、長い手足、長い首、美しい顔！美しい背中！宝塚初、姉妹で娘役トップに！
【ダンサ セレナータ トピックス】
・プロローグのダンスがイイ！柚希礼音のダンスが素晴らしい！
・ルイス（真風涼帆）がイサアク（柚希）にカロリーナ（綺咲愛里）を紹介する場面。
イサアク「ほんとにいいんですか？こんなヤツで？！」・・・千秋楽なのに客席けっこう笑った～
・ルイスがカロリーナに「トイレは？」・・・これも千秋楽なのに客席けっこう笑った～
・オーディションで、モニカ（夢咲ねね）次第で自分の進路が変わるリタ（早乙女わかば）「モニカ！！」怖い～
・暗く難しい所もあったお芝居も、ルイスとモニカがところどころでほっこりさせてくれた～
【セレブリティ― トピックス】
・今回初めて見た、スクリーンで、トップ柚希礼音のイラストが「開演まで５分前！」とお知らせしてくれる♪
１分づつ、イラストが正面を向いてくるので見てて楽しい（●＾o＾●）
・柚希「アーユーレディー？」 客席「イエーイ！」と、腕を突き上げており、腕を上げられず出遅れた～
・柚希、涼紫央のハグに泣ける
・夢咲ねね、白華れみは男役っぽいスーツでかっこいい！白華れみは男役のよう！柚希にウィンクしていた！
・涼紫央、ピンクのど派手なファッションデザイナーで登場すると大拍手！！
・ヒーロー（柚希）と敵対するボス（紅ゆずる）
「この衣装、真矢みきさんのお古だぜぇ～気に入ったから買い取りしたいと思ってるぜぇ～！」
と、壁にもたれかかろうとしたら壁が遠くて客席爆笑！「きょうは千秋楽！応援ありがとう！！」拍手！
・中盤、男役群舞、激しくかっこいい！柚希と涼が握手を交わし大拍手！
・紅ゆずる、ロケットダンスのお兄さん。「楽しんで頂いていますか～？」拍手！紅子みたいだ～
【涼紫央さよならショー】 ※写真はディナーショーより
万里柚美組長から、まず、涼紫央のメッセージが紹介されました。（一部抜粋）
「大好きな桜の花が満開の季節になると、宝塚音楽学校を思い出します。落ちても落ちても入りたかった。
ドイツ公演に行った時、愚痴をこぼしたら、夜中、寝ないでイチから宝塚の舞台を作ってくれている
スタッフさんを見て、大切な事を教えられました。そして、私には、ちえ（柚希礼音）の存在が大きかったです。
悔しい事もありましたが、ちえのゆるぎない宝塚への思い、愛を知り、尊敬できる人と出会えました・・・」
組長「退団を決めてからも、人の愛、優しさに泣いていたとよちゃん・・・
どうぞ、とよちゃんを皆様の目に、脳裏に焼き付けて下さい。
それでは・・・涼紫央さよならショーの開演でございます」
もうここで客席涙・・・私も涙・・・
私は、英真なおき組長の挨拶が大好きでした。優しくて、自然で、面白くて・・・
でも、新しい万里組長の、ひたむきで、組子を愛していて、一生懸命な挨拶が、客席の心を打ちました・・・
「とよちゃん」と涼紫央を呼ぶ組長の優しい声・・・
退団者のメッセージ紹介の前に、それぞれの初舞台の年、演目を紹介するのですが、
その時は手元の資料を見ず、まっすぐに前を見据えての紹介に、組長の退団者への敬意が感じられました。
～涼紫央さよならショー～
１.「天使のはしご」から「きみは天使」スモークの中、セリ上がり。とよこさん、キラキラ美しい
途中から音波みのりが出てきて一緒に踊る。
２.「オーシャンズ１１」から「ＪＵＮＰ！」黒いパンツスーツにゴールドをあしらった衣装で全員登場！
３.「ＲＥＯN！」より「Welcome to Burlesque」白華れみ、ガーターベルトでかっこ良く銀橋を渡る。
４.「ロミオとジュリエット」より「どうやって伝えよう」涼紫央、ベンヴォーリオ、白い鬘で登場。
５.「世界の王」（ボレロ）黒燕尾の男役たち。碧海りま、壱城あずさ、鶴美舞夕ら。銀橋に柚希と涼。大拍手！
６.ディナーショーで歌ったオリジナル曲「ＬＯＶＥ」
♪きょうまでの日を振り返る ただがむしゃらに歩いても辿り着けず 立ち尽くす
これからのスタート あなたと手をとり歩いて行ける
途中から音波みのりが出てきて一緒に踊る。
２.「オーシャンズ１１」から「ＪＵＮＰ！」黒いパンツスーツにゴールドをあしらった衣装で全員登場！
３.「ＲＥＯN！」より「Welcome to Burlesque」白華れみ、ガーターベルトでかっこ良く銀橋を渡る。
４.「ロミオとジュリエット」より「どうやって伝えよう」涼紫央、ベンヴォーリオ、白い鬘で登場。
５.「世界の王」（ボレロ）黒燕尾の男役たち。碧海りま、壱城あずさ、鶴美舞夕ら。銀橋に柚希と涼。大拍手！
６.ディナーショーで歌ったオリジナル曲「ＬＯＶＥ」
♪きょうまでの日を振り返る ただがむしゃらに歩いても辿り着けず 立ち尽くす
これからのスタート あなたと手をとり歩いて行ける
私は涼紫央のご贔屓という訳ではない・・・でも、さよならショーが始まる前から泣けて・・・
ショーでも泣けて・・・私だけでなく、客席も泣いていました・・・
涼紫央の思いがひしひしと伝わってくる素晴らしいさよならショーでした・・・
【退団者挨拶】 今回は８人もの退団。 ※走り書きメモと暗記力を頼りに再現。一部抜粋。
澤 佳津伎（さわかづき） 東京都中央区出身。２０１１年初舞台。９７期。
「２年間、短かったですが幸せでした。宝塚の舞台に立てた事、皆様と知り合えた事に感謝しています。」
蓮珠こうき（れんじゅこうき） 東京都東村山市出身。２００９年初舞台。９５期。
初めて宝塚を見た時、通路側に座る自分に宙組のトップさんのマントが引っ掛かり虜になった・・・
「スポットライトを浴びて舞台に立てるのも、宝塚に合格した奇跡があったからです。
優しい星組の皆様、笑わせてくれる同期に出会えた事、皆様に感謝でいっぱいです。」
ひなたの花梨（ひなたのかりん） 兵庫県神戸市出身。２００８年初舞台。９４期。
暖かい太陽の元、花梨がスクスク育つの意味。
「ここから見る客席は綺麗で、大好きな景色です。これまで支えて頂いてありがとうございました。素晴らしい星組、大好きな大好きな同期、本当にありがとうございました。」
稀鳥まりや（きとりまりや） 東京都港区出身。２００５年初舞台。９１期。
３歳までベルリンで暮らす。雪組のベルばらを見て宝塚を目指す。春野寿美礼が大好き。柚希礼音は師匠。
「今、宝塚が大好きの気持ちと感謝でいっぱいです。夢を叶えさせてくれた宝塚。
明日から新しい夢に向かって頑張ります。」
南風 里名（みなかぜりな） 東京都中野区出身。２００４年初舞台。９０期。
３歳からバレエを習う。３度目で宝塚合格。２度の悔しさがこれまでの支えに。星組で体育会系の娘役に！
「夢を追い続け、情熱を注いでまいりました。９年の宝塚生活を誇りに思い、思い残す事はありません。
導いて下さったすべての皆様、ありがとうございました。」
白華 れみ（しらはなれみ） 熊本県菊池郡出身。２００３年初舞台。８９期。
月組時代は演技の土台に。花組は成長の目標に。星組は出会いに刺激。
「宝塚がすべてでした。学生時代もいつも舞台の事を考えていました。
宝塚に入ってからも、更に胸をときめかせ、宝塚は一番近く、憧れでした。
宝塚を愛するすべての方が永遠に幸せであります様に・・・」
碧海 りま（あおみりま） 大阪府豊中市出身。２００３年初舞台。８９期。
月組「パック」を見て宝塚へ。３度目で合格。合格発表で名前を見て、お母さんに向かって泣き叫んでいた。
宝塚に入って、持ってる運のすべてを使い果たした気がする（笑）
「宝塚は青春のすべてでした。思いっきり泣いて、喜んで、夢中に走り続けてきました。
同じ目標を持つ仲間と夢を叶える事ができました。途中、これは夢か、現実かわからなくなりましたが、
確かにここに生きていました！これからも誇りを持って生きてまいります！」
涼 紫央（すずみしお） 大阪府大阪市出身。１９９６年初舞台。８２期。
「とうとう来てしまった・・・この瞬間が、夢だった世界の一番恐れていた事だと思います・・・
今、淋しくてたまりません・・・でも、それ以上に、愛と感謝の気持ちでいっぱいです。
宝塚より素晴らしい世界は他にはありません！
今、淋しくてたまりません・・・でも、それ以上に、愛と感謝の気持ちでいっぱいです。
宝塚より素晴らしい世界は他にはありません！
私が一点の曇りもなく宝塚を愛せたのは、皆様の愛があったからです。
宝塚２００周年、生まれ変わっても私は宝塚にいます！！」
【トップスター・柚希礼音挨拶】
「暑さの厳しい毎日、沢山のご声援をありがとうございました。
皆様からのありったけの応援があったからこそ、私たちは元気に舞台を務められました。
これまで、舞台を一緒に作り、支えてくれた大切な仲間が退団するのは淋しいです・・・
１００周年に向かう宝塚を皆様に楽しんでもらえるよう精進してまいります！」
宝塚２００周年、生まれ変わっても私は宝塚にいます！！」
【トップスター・柚希礼音挨拶】
「暑さの厳しい毎日、沢山のご声援をありがとうございました。
皆様からのありったけの応援があったからこそ、私たちは元気に舞台を務められました。
これまで、舞台を一緒に作り、支えてくれた大切な仲間が退団するのは淋しいです・・・
１００周年に向かう宝塚を皆様に楽しんでもらえるよう精進してまいります！」
♪さよなら宝塚を全員で歌う。
【カーテンコール１】
柚希「次回、全国ツアー、紅ゆずるの公演をよろしくお願い致します！」
【カーテンコール２】
柚希「大切な仲間たちがこれからも新しい花を咲かせますように！」
【カーテンコール３】 客席スタンディングオベーション。舞台に退団者８名と柚希。
柚希 礼音「では～もうひとことづつ～」
澤 佳津伎「宝塚の舞台に立てた事、皆様に支えられここまで来れた事、幸せでした！」
蓮珠こうき「すごく幸せな４年間ありがとうございました！」
ひなたの花梨「この素晴らしい光景を目に焼き付けます。一生忘れません！」
稀鳥まりや「愛する宝塚、一生忘れません！」
南風 里名「大好きな星組で本当に幸せでした！」
白華 れみ「大好きな宝塚にいれて本当に幸せでした！」
碧海 りま「私ひとりでは歩んで来れませんでした！」
涼 紫央「宝塚人生、皆様のおかげです。これからも宝塚を愛し続けます！」
客席「とよこさん、大好き！」「れみちゃん、ありがとう！」などなどなど・・・
【カーテンコール４】 緞帳前に涼紫央ひとり出てくる。
「もう・・・ありがとうの言葉しか出てきません！本当にありがとうございました！」
皆、いい挨拶をしますね。宝塚の舞台に立ち、これは夢なのか現実なのかわからなくなったって・・・
宝塚を愛する皆様が永遠に幸せになりますようにって・・・
そして、退団、淋しくてたまらないって・・・
涼紫央と柚希礼音は同じ大阪の四天王寺高校の２年違いの先輩と後輩。
２年後輩の柚希礼音が星組のトップスターになって３年と４ヵ月、柚希を立てて涼紫央は頑張った。
二人は仲が良かった。
タイミングが違えば、涼紫央もどこかの組でトップスターになったかもしれない。
同期には、花組・蘭寿とむ、元雪組娘役トップ・紺野まひるなど・・・
涼紫央退団公演中に、同期の壮一帆のトップ就任のニュースが飛び込んだ。とよこさんもしてあげたかった・・
涼紫央の事が好きで好きでたまらないといつも言っている娘役の優香りこ。ず～っと泣いていました
あなたの街に宝塚が！柚希礼音が！夢咲ねねが！
★宝塚星組全国ツアー公演 9月8日(土)～9月30日(日)
ミュージカル『琥珀色の雨にぬれて』ショー『Celebrity』－セレブリティ－
神奈川、新潟、富山、三重、愛知、埼玉、宮城、北海道、岩手、大阪
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/284/index.shtml
★主演･･･紅 ゆずる『ジャン・ルイ・ファージョン －王妃の調香師－』
宝塚バウホール 9月6日(木)～9月17日(月) 日本青年館大ホール 9月25日(火)～9月30日(日)
＜おまけ＞
これが涼紫央退団パレードでのペンライトです
楽屋出では、同期生がカメラを回しています
トップスター・柚希礼音の楽屋出です
ニセジェンヌが！フラワーコーディネーターのフェスタさんに作って頂いたコサージュを帽子に
お客さんが覗き込んでます
コーディネートはこうでぃね～と｀;:ﾞ;｀(;ﾟ;ж;ﾟ; )ﾌﾞｯオリンピック、感動してますか～フェンシングって初めて見ました！知らないスポーツを知れますね
※敬称略。この記事の転載、コピーは禁止です。