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銀座の1等地に赤茶けたトタンぶきの壁や屋根。創業1946年。ここだけ時間が半世紀以上止まったかのよう・・・

 
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銀座「ニューキャッスル」 カレーのことを 辛来飯(カライライス)と呼ぶ

 
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先代・柳田嘉兵衛さん。「銀座のカレーおじさん」福の神の笑顔で、親しまれていました。
私は以前、テレビ番組のグルメロケで、先代のおじいちゃんと会い、仲良くしてもらいました・・・

昭和21年、上海帰りに進駐軍からコーヒーを仕入れ、焼け跡で茶房を始めたのが珍しがられ行列に!
その後、海外を巡り、研究を重ね、食堂としてカレーライスを出すように。先代は、5年前に他界・・・

 
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今は人懐こい娘婿の宮田さん(67)夫婦が切り盛りしています。

 
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遊び心のメニュー名は開業当時のまま♪

 
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京浜東北線の隣駅をひとつづつ。品川、大井(多い)、大森(大盛り)、蒲田と、ご飯の量が増えてゆく~
 

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品川(ダイエット用)480円

 
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大井530円(玉子なし)

 
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大森(玉子付)630円

 
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蒲田(玉子付)740円

 
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裏メニュー!!さらに大盛りを望むなら、蒲田に+100円でツン蒲!(蒲田の先にツンのめったの意。)
武田鉄矢さんは、このツン蒲を2皿平らげたそうで「鉄矢好みのツン蒲」と言われていたそうです。

 
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まず、ルウだけを食べ、次にごはんの糖分で、より辛く感じます。

 
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最後は玉子と一緒に。ちょっと早く割ってみました。

 
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玉子は、茨城県奥久慈で育った鶏の玉子で、甘くて味わい深い。目玉焼2つのダブ玉(+50円)もあります♪

カレーは先代のレシピをそのまま守っていますひらめき電球
生姜、にんにく、人参、ピーマン、ジャガイモ、青大豆、りんご、バナナ、クコをミキサーで砕き、
具といえるものは最後に加えるタマネギだけ。このタマネギも形をとどめていないので、
結果としてどろりとした具のないカレーとなっています。
肉を使わず、とんこつスープを1時間以上も煮込みコク深く、砂糖、醤油、みりんで3時間以上煮込んでいます。

 
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お肉を使ってないので、胸やけせず、一度食べたらやめられません!次の日、また食べたくなる味です
お通じも良くてビックリーズニコニコ 昨日のネタ~ 女性でよく食べる人は、蒲田がちょうどいいかも~

 
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ところが!店内にはこの様なお知らせが!昨年の3.11の地震により地盤沈下が進んでいるのだそうです。
え!(゚ロ゚ノ)ノ 66年続いたカレーが食べられなくなる?!そ、そ、そんな―――
30年来の常連、市村正規さん、関根勤さん、海外赴任から帰国の際、来てくれるお客様方・・・
皆さんにお知らせする術がないのが心残りと、ご夫婦がおっしゃっていました・・・

野菜と果物だけをじっくりと煮込んだ、老舗ニューキャッスルの名物カレーは7月いっぱいまでですひらめき電球
 
2013年6月15日、復活しました!!復活記事はこちら

銀座・ニューキャッスル 食べログ
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13002424/
東京都中央区銀座2-3-1 03-3561-2929
営業:〔平日〕午前11時~午後9時、〔土曜〕午前11時~午後5時、日祝休み
銀座プランタンの1本東京駅寄り、銀座柳通り。