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東京宝塚劇場公演『愛のプレリュード』『Le Paradis!!』千秋楽!花組トップスター・真飛 聖さん退団!!


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ミュージカル・ロマン『愛のプレリュード』
アドリブの天才の真飛聖さんなのに!今回のお芝居は、アドリブなし。涙と感動であった!
素晴らしい言葉が沢山登場するミュージカル!

「人は来た道ばかり気にするが、どこへ向かって歩いていくかが重要だ」
「人は限られた時間の中で生きている。生かすも殺すも自分次第」
「尊い命を守りたい」
「風はいつも夢や希望を運んでくれる」
「突然、目の前に現れて包んでくれる」
「そばにいるだけが愛じゃない」
「今の自分にできること」

ジョセフが死んで、フレディ―とジョセフの幻想シーン。泣きながら踊るフレディ―。笑顔のジョセフ。
でも、ジョセフの乗った盆がセリ下がる時、ジョセフの目にどんどん涙が溜まっていた・・・
壮さん、めちゃめちゃかっこいい!かっこ良さ倍増!
♪サンタモニカにぃ~吹く風がぁ~ ♪もう一度強く握り締めたい~絆で結ばれたあの頃を~

 
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レビュー『Le Paradis!!(ル パラディ)』-聖なる時間
・パリを舞台にしためくるめくレビュー。色も、音も、ダンスもすべて素晴らしい!演出の藤井大介先生凄い!
・真飛さんの足がよく上がる事!蘭乃はなちゃんのイナバーウアはどこまで曲がるん!
・組長以下4人の男役が演じる美しい?マダムに 真飛「クセになりそう~・・・やっぱりオエエ~ッ!」爆
・カフェ・ギャルソンの真野すがたさん!チョーかっこいいんですけど~!客席にウィンク飛ばしまくり~
・宮殿、黒い世界の華形ひかるさんのラテン系のダンス!めちゃめちゃ大きな拍手が~~~
・タンゴのリズムになり、真飛さんが男役スター5人と怪しく絡み、最後の壮さんの美女!スゴイ!
・大スターのムッシュ・サクレが客席を練り歩きながら歌う。
 真飛「僕の目を見て~!見てるか爆 あんなに深く愛し合ったじゃないか~!」
 客席「(〃ω〃) キャァァァァァァァァァァ♪
 真飛「皆さ~~ん!本当に1ヵ月ありがとう!今夜は俺のおごりだ~~~!
 客席「(〃ω〃) キャァァァァァァァァァァ♪」
・楽園。聖なる時間、希望に満ちたナンバーを全員で歌う。涙・・・組長が・・・真飛さんを見て涙・・・
・圧巻は!最後の大階段、究極の男役群舞!これは100回見たい!振り付けは!羽山紀代美先生だった~!

<真飛聖さよならショー> ※敬称略
・舞台中央の電飾による真飛聖のサインをバックに、黄金色の衣装に身を包んだ真飛聖!
 ヒット作「EXCITER!」から「チェンジライフ」でスタート!
・「EXCITER!」より「マシュケナダ」で、大階段男役群舞 !かっこ良すぎ~
・壮一帆、愛音羽麗とのトリオで「愛と死のアラビア」から「インシャアッラー」
・真飛、壮「相棒」の「僕の悪い癖」銀橋から、二人客席へ。
・真野すがたが、同期の華形ひかる、桜一花と「フィフティ・フィフティ」牛(朝陽みらい)も登場!!
・真飛、シルバースパンコールの衣装で「マインド・トラベラー」から「MIND TRAVELLER~記憶の旅人~」
・真飛、蘭乃はな「麗しのサブリナ」より「愛のはじまり」
・「外伝ベルサイユのばら」より「愛のかたち」
・「虞美人」より「花は花」
・「太王四神記」の「希望の時」では、ついに客席からブルーのペンライトの洪水に!
・真飛と同時退団する眉月凰ら7人による「ライフ・エキサイター!!」
・真飛は大階段から「グッドモーニング!皆ちゃま」と人気キャラクター、Mr.Youで登場!!爆!
 Mr.You「千秋楽なのでおしゃれしてみました」爆
 その後「チェンジボックス」で変身の早変わり!壮一帆と、蘭乃はながボックスに入れた^^
・ラストは「EXCITER!」から「EXCITER!」コンサートのノリでサヨナラショーを明るく締めくくった!
 
<退団者挨拶> ※計8名。下級生順。尚、都合上、上級生4名のみ写真掲載。挨拶は一部抜粋。
朝陽(あさひ)みらいさん 
「今ここにこうして立っている奇跡に感謝します。本当にありがとうございました!」

鳳龍(ほうりゅう)アヤさん 
「どんな困難にも真剣に立ち向かう花組という事を今回強く思いました。今は本当に幸せです。」

天咲千華(あまさきちはな)さん 
「今、こんな時期に舞台に立てた事、沢山の人に見守られて幸せです。ありがとうございました。」

天宮菜生(あまみやなお)さん 
「今、ここいにいる事が貴重で、この様な中、卒業できて幸せです。」

 
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祐澄(ゆうずみ)しゅんさん 群馬県佐波郡出身。2002年、星組「プラハの春」で初舞台。
くらわんかは、夜中までみわっちさんにお稽古をして頂き、太王四神記は、大空祐飛さんの背中で学びました。
「今、ここに立たせて頂いている事が幸せです。10年間、宝塚で、出会い、経験、学びがありました。」

 
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真野すがたさん 神奈川県横須賀市出身。1999年、雪組「再会」『ノバ・ボサ・ノバ』で初舞台。
85期生。同期は元月組トップ娘役の映美くらら、現星組トップの柚希礼音、華形ひかる、桜一花ら。
「無事に卒業できました。沢山の役、舞台、大切な仲間に出会えました。宝塚は光り輝く夢の時間でした。」

 
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眉月 凰(まゆずきこう)さん 岡山県岡山市出身。1992年、78期生として宝塚歌劇団に首席入団。
「この恋は雲の涯まで」で初舞台。翌年、雪組に配属。1996年、星組に異動。1997年、花組に異動。
同期生、瀬奈じゅん、貴城けい、檀れい、現役大空祐飛(宙組トップスター)ら。同期のお花は檀れいさん。
「最高の笑顔に出会いたくて、前を向いて、上を向いて走り続けてきました。」

 
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真飛 聖(まとぶせい)さん 神奈川県川崎市出身。1995年、81期生として『国境のない地図』で初舞台。
中学まで宝塚を知らなかった。小さい頃から声を出すのが苦手だった。10年いた星組はあたたかいふるさと。
花組は愛する仲間。誰ひとりとして同じ道はなく、同じ花は咲かない。今、81本の花が両手いっぱいにある。

男役トップスターのさよならは、燕尾服を着る方も多い中、真飛さんは皆と同じ、緑の袴姿で大階段を下りた。
組長「では、全員で呼びましょう!ゆうさ~ん!」組長は泣いていた・・・星組から一緒だった組長・・・
組長「ゆうは、少年の様なガラス細工から、ダイヤモンドになりました」

真飛「今、こうして無事に最後の大階段を降りる事ができ、感謝しています。こういう時期に舞台に立てた事、
  すべてが当たり前でない事を学びました。この瞬間も戻る事のない瞬間。何もかもが愛おしい。
  守りたい、諦めたくない。今、胸が苦しくて仕方ありません。ただ、皆がここにいてくれるだけでいい・・・」

舞台上のタカラジェンヌのほとんどが泣いていた・・・愛されたトップスターだった・・・

 
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<カーテンコール1>
真飛聖「本当にありがとうございました!」

<カーテンコール2>
舞台には退団者8名。
客席「○△※■・・・・」
真飛「ん?」
客席「やめないでーーーーー!!!」
真飛「それはムリかな」爆
真飛「幸せな涙が止まりません・・・退団者が揃ったところで、恒例の思いのたけをお願いします!」

朝陽みらい「ただ幸せです。ありがとうございました。」 真飛「可愛い~!」
鳳龍アヤ「募金活動で、お客様から暖かいお言葉、お気持ちを頂きました。一生忘れません。」
天咲千華「次回は客席でお会いしましょう!」爆 真飛「いつも前を前を行くんだね~」爆
天宮菜生「本当にありがとうございました!」
祐澄しゅん「・・・」 真飛「踊る?」爆 祐澄「この花組で卒業できて幸せです!」

真野すがた「これだけいると言う言葉が・・・次は客席で会いましょ~ね~」 
真飛「それ、楽屋でいいよ」爆
真野「○△※■・・・・」 
真飛「何言ってんの?最後まで天然だね!」爆

眉月 凰「まだ信じられませんか~?」 
真飛「実感ないですね~」
眉月 「皆さんの笑顔を見ていたらひしひし自覚してきました」

<カーテンコール3>
舞台には真飛聖ひとり。
客席「大好き!」「男前!」
真飛「知ってる!爆!言ってもらえるのもう最後だからもっと言って~~~!」
客席「○△※■・・・・・・・・・・・・・・・・・」
真飛「わかってるからもういいよ爆!自分で言っといて!自分ツッコミ!」爆
真飛「このチャリティ公演で、毎回、募金活動に立たせて頂いて、被災地の方から、無事に来れましたとか、
   声をかけて頂けるのが有難かったです・・・」

<カーテンコール4>
真飛「皆さ~ん!覚悟はいいですか~!恒例のあの時間です!では、2階席から!愛してるか~い!」
2階「愛してるよ~~~~!!」
真飛「w(゜o゜)w オオー! では、1階席!愛してるか~い!」
1階「愛してるよ~~~~!!」
真飛「では、花組のみんな~~~!愛してるか~い!」
花組「愛してるよ~~~~!!」
真飛「この伝統は続けて欲しいと思います」爆 蘭寿とむさんもやるのかな~(;^□^)

<カーテンコール5>
舞台、緞帳前に、退団者8名。
真飛「只今からトークショーです!爆 フリートークでご参加下さい!」   
朝陽みらい「ゆうさん(真飛さんのニックネーム)を信じてついてきて良かった~!」
鳳龍アヤ「ゆうさんが全身全霊で取り組む姿を見て頑張れました!」
天咲千華「ショーのフィナーレのパレードで、ゆうさんの顔を見て、東京に来れて良かったと思いました」
天宮菜生「お客様、大好きです!!」

祐澄しゅん「私以下の子は本当に・・・
真飛「以上はウソなの?」
祐澄「○△※■・・・・」
真飛「冗談に決まってる」爆
祐澄「ゆうさんは~何ていうか~しっかりしてて~」爆
真飛「未熟者ですみません・・・」と、祐澄の言動が上から目線のジェスチャー爆

真野すがた「公演をするかどうか、話し合って、悩んで無駄じゃなかったって幕が開いた時に思いました。
花組の一員で良かったと思いました。ゆうさんの様な、こんな方についてきて・・・」
真飛「(真野の、こんな方、という表現が上から目線のジェスチャー)」爆

眉月 凰「私はゆうより上なのに、ゆうだったから、今、ここにいられるんだと感謝しています。これほどトップとして背負うものの中、組子皆を、退団者8人をまとめ、ゆうじゃなかったらできなかった。ゆうの背中を見て学ぶ事があった。20年間このような経験はないです。ゆうのおかげです。ゆう、ありがとう。」客席涙涙涙・・・・・・

最後の、眉月 凰さんの言葉に客席が泣いた・・・先輩が、ご自分も退団記念なのに、
トップスターとして、真飛聖さんがどれだけ素晴らしかったかを、長い時間をかけて、ゆっくり、
真飛さんに語りかける様に話してくれた・・・


 
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真飛さんの宝塚初舞台公演『国境のない地図』は、阪神・淡路大震災からの復興第1作。
3月11日の、真飛さんの宝塚退団ディナーショーは、東日本大震災で中止に。
その後の余震で、公演が中止になったり・・・花組は舞台稽古まで、皆で、公演をするかしないかを
話し合ってきました。結果、チャリティー公演として実施を決め、公演終了後は、当番を決めて、
終演後のロビーで、募金箱を持っての募金活動を行ってきました。

トップスター真飛聖さんは、公演終了後、衣装を黒燕尾に着替え、毎日、ロビーに立ちました。
1日2回公演の日は、休憩時間2時間で、化粧落とし、入浴、食事、休憩を済ませるのですが、
トップスターは計2時間半の舞台に出ずっぱりで、声も使いっぱなし、背負うものが沢山ある中、
休憩時間をおおよそ1時間くらい減らして、毎回、ロビーに立ったんです!
その背中を皆が見て、花組の結束がより固まったのではないでしょうか・・・

真飛さんは、舞台メイクを落とすと、美しい女性だし、トークは天下一品に面白いし!
神奈川出身なのに、大阪の笑いが身についているんです!
今後、真琴つばささん、真矢みきさんの様なかっこいい女性として、どんどん活躍してもらいたいと思います!
皆さんもお見逃しなく!

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