このところ歴史物ばっかり観ていたので、久しぶりにファンタジーラブ史劇を観ることに

このファンタジーの世界は中国特有の文化で美しくてスケールが大きくて大好きです。

しかも主題歌はリウ・ユーニンの「与子成説」です。

OSTで確認したら毛不易がエンディングを歌っています。この2人の歌でドラマがグッと盛り上がりますね。

私は主人公の有琴よりも沈淵族の嘲風(チャオフォン )役の チェン・ムーチーや 獣界の王子・帝嵐絶(ティーランジュェ)役のチン・テンユー の方が好みなんです。このドラマもイケメンが出てきそうで楽しみです。

内容は双子の姉妹が天界と悪魔みたいな沈淵族に嫁ぐんだけど、うっかり花嫁が入れ替わっちゃうんだよね。

でも2人ともそれぞれの場所で頑張っちゃうお話。

こういうのは今まで観たことなかったのでちょっと面白いです。

 

中国のドラマのシリーズ「蜜糖三部曲」の第三部の作品だとか。

他の2作はまだ見てないなぁ。

 

  1 『霜花の姫』(原題:霜花の姫)

  2 『永遠のシンデレラ~君は僕の運命の人』(原題:冰糖炖雪梨)

  3 『星花双姫』(原題:星落凝成糖、英題:The Starry Love

 

 

 

 

 

 

 

登場人物

 

 

有琴(ヨウチン)  天界の王子 演  チン・シンシュ―(陳星旭)

 

 

 

夜曇 (イエタン) 人間界の王の娘  演 リー・ランディー(李蘭迪)

 

 

 

嘲風(チャオフォン )沈淵族(ちんえんぞく)の第3王子 

                  演  チェン・ムーチー(陳牧馳)

 

 

 

青葵(チンクイ)役 夜曇 の双子の姉   演  ホー・シュエンリン(何宣林 )

 

 

帝嵐絶(ティーランジュェ)獣界王子  演 チン・テンユー  (秦天宇)

 

 

 

 

 

 

 

 

簡単なあらすじ 

 

 

天界、沈淵界、獣界、人間界の四界があるとき。

四界に異変を起こす歸墟(という場所)から四界を守るため

天界の王子・有琴は玄境にこもり1500年もの間 孤独に修行していた。

 

人間界では王の娘として双子の姉妹が誕生した。

姉の青葵(チンクイ)は吉兆を携え産まれてきたため可愛がられて育ち天界の神君に嫁ぐことが決まっていた。

一方妹の夜曇 (イエタン)は産まれた時.凶兆があったため幽閉され、いじめられて育つ。

夜曇 は沈淵界へ嫁ぐはずだったが、なぜか2人は入れ替わって嫁いでしまう。

でも2人はそれぞれの場所で出会った相手と心惹かれあっていく・・・

 

沈淵界には三人の皇子がいて後継者争いの勝者が青葵を妃にできると決まっていた。青葵は第3王子に魅かれていく。

そして天界では、厳格に育った王子の有琴と自由奔放な夜曇が出会い様々なトラブルに合う二人。

 

姉妹の愛の行方は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

 

 

 

天界の王子・有琴(ヨウチン)は、子供の頃から四界の平和の為に1500年も修行して辛い日々を過ごしてた。

今まで観た神界物で一番厳しい修行と孤独に耐えた真面目な主人公。

それで感情のなくしたような彼だったが、夜曇 (イエタン)のおおらかな性格が彼の凍った感情を溶かしていく様に愛が生まれていく。

もし真面目な性格の姉の青葵(チンクイ)だったら、彼はそんなふうに変われなかったかも。

 

そして姉の青葵(チンクイ)も沈淵族(ちんえんぞく)の第3王子・嘲風(チャオフォン )の心を変えていった。

いつも悪い事や兄たちを追い落とすことしか考えてなかった嘲風(チャオフォン )も誠実で純真な青葵(チンクイ)と接していくうち、どんどん良い人になって彼女を好きになっちゃうんだね。

 

四界に異変を起こす歸墟に異変が起き、その異変を鎮めることに成功したが有琴は戦いで神識を失って亡くなってしまう。

しかし彼が暮らしていた玄境には過去に捨て去った神識(欲念)が残っていた。

それを集めたら有琴は復活できるかもしれないという。

 

しかしその神識は捨てたかった強欲でもあるので、

もしよみがえった有琴が別人になってしまえば天界にも危機が迫るかもしれない。

そう考えた父親の天界王は復活を反対する。

でも夜曇 (イエタン)は有琴を救うべく人間界に散った欲念を集めに行く。

 

有琴の神識は3人の人間になっている彼ら3人から愛されればいのだった。

夜曇 (イエタン)は有琴の弟・清衝(チンホン)と共に人間界へ向かった。

 

 

つまり13話あたりで有琴は一度死んでしまい。修行で捨てた欲望とかの気持ちが人間界に飛んで人間に生まれ変わってるのを探して、夜曇 (イエタン)を好きになるというミッションを成功させればいいのだ。

ここからは人間になって、有琴は3人の男に変身。演じているチン・シンシュ―(陳星旭)は14役になるっていう事なのです。

ここは彼の演技力が重要なところ

しかも夜曇と出会う前の感情を捨てた有琴と生まれ変わって人間のような感情と愛情を手に入れた優しい有琴は別人の様で

1人5役かもと思う位です。

 

 

人間界の1人目の男の名は辣目(ラームー)彼は孤独でさみしがり屋、でも孤独でも人を助けたい優しい男だけど、ちょっと狂暴な面も持ってる人。

2人目はケチでちょっと嘘つきな没有情(メイヨウチン)。彼は夜曇 と付き合って生まれた欲みたい・・・

それまでの有琴にはない欲だよね。

3人目の神識は容姿端麗な画家・聞人(ウェンレン)夢で見た女性に恋してる夢見がちな男。

甘い言葉ばかり話す女たらしかと思ったら、

実はホストみたいに店の女性客に本気だと嘘を付きみんなを騙してる手ごわい男。

3人(神識)は有琴が捨てた感情だったよね。さすがだわ!

この3人の記憶を残して有琴は戻ってきた。そして自分の愛する人が夜曇 だとわかっても

動じず、このまま愛し続けるって言ってくれた。

有琴に感情が生まれ、愛し合い始めた2人が良い雰囲気でとってもいいけど、イチャイチャしてると周りにバレちゃいそうだね。

ハラハラドキドキしてしまった。

 

30話まではちんたら観てたけど、そのあとは泣ける内容でキュンキュンした。

だけど姉妹の素性がみんなにバレてしまい一気に話が進んだ。

 

有琴と夜曇は結婚し嘲風と青葵もそれぞれ幸せになれると思ったけど、姉妹は世界を滅ぼすという伝説の双生花の花霊だった。

四界を敵に回し行く場所もない4人、青葵は自分の命を捨て妹たちを守った。

 

でも姉の死で、夜曇は死の原因となった沈淵王と天界王に仇を討ち、平和を守ろうとした。

しかし天界王によって記憶を消された有琴が夜曇を殺しにやって来る。

でもいざ戦ったら記憶はなくても、愛情が残っていて殺せなかった。

その愛の力が有琴の記憶を戻しちゃう。

 

だけど、四界に滅亡の危機が訪れ夜曇 は滅亡から四界を救うため自分の命を捧げなくなってしまう。

双子は伝説とは違ってみんなを守ったのだ!

破滅の花ではなく四界を救う花だった。

2人の復活を望むみんなの力で故郷の東丘に花園を作り花霊の復活を祈った。

美しい丘にランタンが舞う

最後は双生花が復活した(咲いた)ところで終わったから、この後きっと2人は戻ってくるんだね。

 

ドラマの劇中で流れるリウ・ユーニンと毛不易の歌が心に響きドラマの世界を何倍にも広げてくれます。

それから姉妹を助ける仲間たちの存在がドラマを盛り上げてくれます。

みんな優しくていい仲間。

姉妹を愛する有琴と沈淵界の嘲風も義兄弟になって仲良くなるし、愛情と友情があふれるドラマでした。