まえがき
私の大好きな「招揺」のシュー・カイとバイ・ルーが現代劇でラブロマンス・・・
もうドキドキしかありません。時代は辛亥革命後の中国なので1910年過ぎ、しかもこのドラマでは日本は敵国です。
私達にはちょっと複雑な内容ですが、中国ドラマを観ていればこういう事にはたびたび出会ってしまうのは仕方がない事。その部分には片目をつむって、素敵男子とイケメン女子を堪能させていただきました。
バイ・ルーにはサバサバした役が似合いますがこのドラマでは軍人に成りすます訳で男性に見えるように演技するところがツボ。そしてシューカイとは恋が芽生えるという役どころです。
私の好きな女優のウー・ジアイーがバイ・ルーの恋のライバルの歌手役で出ています。九州縹緲録で離国の国王の娘役がカッコ良かった彼女ですが、このドラマではベテラン歌手として人生の荒波を乗り越えてきたような味のある役をしっかり演じてくれています。わがまま女だけどちょっとほっとけない可愛い人です。

登場人物
謝襄(シェ・シアン) 元女学生で士官学校に入学
(兄・謝良辰 シエ・リアンチェンになりすます)演 バイ・ルー (白鹿)
顧燕幀 (グー・イェンジェン) 内政部常務次長の息子
演 シュー・カイ (許凱)
沈君山 (シェン・ジュンシャン) 地元の名士の弟
演 トビー・リー (李程彬)
曲曼婷 (チュー・マンティン) 人気歌手 演 ウー・ジアイー (呉佳怡)
紀瑾 (ジー・ジン) 士官学校の仲間 演 ワン・イージョー(王一哲)
沈听白(チン・キンバイ)沈君山の兄 演 ホン・ヤオ (洪堯)

簡単なあらすじ
辛亥革命後、混乱を極める社会情勢のもと、謝襄は亡くなった兄の謝良辰になりすまして烈火士官学校の試験を受ける。
男として軍人になる覚悟を決めた。
士官学校に無事入学するが寮の同室の内政部常務次長の息子・顧燕幀(グー・イェンジェン)は問題児でいつもトラブルを起こす。
しかし謝襄(シェ・シアン)が女性と気づいた顧燕幀は、彼女に魅かれていく・・・

ネタバレ?感想
ドラマを観てからしばらくこの感想を書くのを忘れていました。
なのでネタバレな感想がうまく書けません m(__)m
覚えているのはとにかくシュー・カイがカッコ良かった事。時代劇ばかり見てると現代劇のシュー・カイはリアルに素敵。
特にこの役柄のお坊ちゃまだけど、問題児で不良っぽい事ばっかりやってる。
でもそれは父親に対する反抗期みたいなもので、実は素直な面もあってちょっと可愛いんです。
謝襄が女性と気づいてからは好き好き攻撃全開で特に可愛かった。
謝襄の方は女性なのに士官学校入っちゃって男のふりしてるのはホント大変。
女子としては体力あるとしても士官学校の訓練は厳しすぎて、なかなかついていけないのが観ていて辛かったです。
士官学校の同期・沈君山 (シェン・ジュンシャン)は地元の名士の次男でエリート。
彼は謝襄が女性と知らないのに好きになっちゃったみたい。(僕は男性を好きになってしまったみたいな・・・)
でも三人の関係が微妙なんです。
沈君山と謝襄の距離が近づくと、顧燕幀はやきもち焼いちゃうし・・・
そんな寮生活が結構面白かった。
しかし訓練が終わると彼らには危険な任務が与えられます。
命を懸け任務に向かう彼ら、戦う相手は日本軍・・・厳しい訓練は危険な任務の為ですから。
後半の戦闘シーンではシュー・カイもバイ・ルーもカッコよすぎです。
それからこのドラマは脇役が良かった。士官学校の生徒の中には、ワン・イージョも出ていました。
そして沈君山の兄役でホン・ヤオが出ています。
このホン・ヤオはエイラクの主演・呉 謹言(ウー・ジンイェン)のリアル旦那様。彼の演技はどのドラマでも凄くいいんです。
曲曼婷の恋人役で彼女のことがとにかく好き、彼女の方は途中で顧燕幀を好きになっちゃうんだけど、
それでも彼女を一途に思いをよせる演技が切なかったです。最後はよりを戻すんですよ(笑)
私たち日本人が観るには難しい時代のドラマだけど、シュー・カイやバイルーのカッコ良さが光るドラマです。
そしてシュー・カイが私の中では、中国の俳優さんで一番カッコいいなと改めて実感しました。