神々の住む世界で戦神とあがめられる 東極青離帝君・応淵(おうえん) が蓮の花の精と恋におちる。
「永遠の桃花」シリーズを思い出させる神界の恋愛ドラマにハズレはない。
ファンタジー要素もめっちゃ濃いし、これぞ中国ドラマって感じで大好きなジャンルです。主演のチョン・イーがメッチャいいです!
彼の作品は2作目であんまり知らなかった俳優だったけど、最初はクールな神。
でもヤン・ズーと恋に落ちていくとどんどん感情豊かになっていく様が素敵。
ドラマが後半に行くほどにチョン・イーの演技にハマりました。
登場人物
顔淡(がんたん) 四葉の蓮の精 双子の妹 ヤン・ズー 楊紫
東極青離帝君・応淵(おうえん) 仙界の戦神 チョン・イー 成毅
人間界では唐周(とうしゅう)
余墨(よぼく) 顔淡を好きになる 黒魚 友人 チャン・ルイ 張睿
芷昔(しせき) 顔淡の姉 モン・ズーイー 孟子義
簡単なあらすじ
上古遺族の四葉の蓮から生まれた双子の花の精に神界の帝君・応淵は芷昔(しせき)と顔淡(がんたん)と名付けた。
姉の芷昔は真面目に修行をこなし出世していく。
しかし妹の顔淡は出世に興味がなく北溟仙君の下で魚の世話をしながら、のんびりと暮らしていた。
恋愛が禁止されているこの世界では、応淵に恋愛がバレると厳しく処刑され殺されてしまう。
応淵は仙界を守るため規律に厳しく厳格に生きていた。
そんな応淵と顔淡が出会ってしまう。
最初はクールだった応淵も少しずつ恋に目覚めていく。
しかし応淵は魔の血をひく神仙で、その事を隠し戦神としてみんなから尊敬されていた。
その為より厳格な帝君としての務めに邁進していた。
そんな応淵と顔淡の禁断の愛が描かれています。
応淵は神界を守りながらも顔淡との愛も守ろうと努力し始めます。
そして応淵の命を狙うものも現れ、神界から人間界と舞台を変えながら
応淵と顔淡、余墨は力を合わせ敵と戦っていきます。
ネタバレ感想。
物語の始まりの応淵は感情を表に出さないクールな神だったのでクール過ぎて無表情?
伝わってくるものが少なくって見続けられるか不安でした。
10話を越えたあたりから少しずつ応淵の感情表現が豊かに、こうなると面白くなって嬉しい。
前編は二人の恋が叶わず仙界を落ちていくんだけど。顔淡が人間界に行くために夜忘川を渡るシーンが切なくて好きだった。
応淵を忘れないと川を渡れないので顔淡は900年もさまよっちゃう。
最後は応淵が手助けして川を渡って記憶を消されてしまう。
応淵は顔淡に人間界で幸せになって欲しかったんだよね。
そして舞台は人間界になり応淵は唐周という妖怪を捕まえる人になっちゃったんだけど、この唐周のキャラが人情味があって好き(人ですから当たり前だけど)(前編と後編を続けて観てしまったので、切れ目を忘れてしまいましたが)
結局人間界でも二人は出会っちゃって記憶がないのに恋に落ちていくんですよ・・・
でも唐周はまた恋愛をしちゃいけない立場なのです。(またまた大変)
そして黒魚の余墨(よぼく)も人間界に来て3人は仲間になります。
後半では人間界で神品(応淵の体を修復してくれる宝)を探しながらみえない敵が現れます。
この真の敵は帝尊に化けた桓欽(かんきん)だったとわかるんだけど。彼も実は修羅族(魔族)でした。
ラストは三界を救う為自分の命を捧げ敵を破った応淵。そして一人残されるのが嫌で一緒に消えてしまう顔淡。
悲しい話だったのねと思ったら、まだ続きがありました。
この後二人は人間界で結婚して子供も生まれちゃいます。
そして芝居の一座を作り幸せに暮らすのです。
やっぱりハッピーエンドは良いですね。神界は生き返った帝尊に任せて幸せになった二人。
チョンイーの生き生きとした演技にメッチャ魅かれました。
ヤン・ズーは美人に見えない感じであまり好きにはなれませんでした。(中国の女優さんはみんな綺麗なのに)
途中なかだるみもあったけど、そういうゆるゆるした部分もあって長めにこの世界感を味わえる長編のドラマは結構好き。
あと応淵の父親が出てくるけど、それもチョン・イーが演じていたので、チョン・イーの演技をじっくり観られました。
お父さんの魔族のキャラもなんとなくいい。(ワイルド系好みなんで)
このドラマで苦手だったチョン・イーを克服できたのが大きな収穫でした。
この勢いで「瑠璃」とか観ちゃおうかな、それから「連華楼」も楽しみです。
※ 2人が消えてしまった後のエンディングはアマゾンプライムの有料チャンネルエンタメアジアで確認しました。
私はBSで録画して最終回を観て、終わりの歌の途中で録画を全て消してしまったので、その後ハッピーエンドの部分が録画の中にあったのかさえ不明でした。
もしドラマを観た方で、録画が二人が消えちゃったシーンで終わってたなら、是非どこかでハッピーエンディング探してみて下さい。