(まえがき)

30女子の生態はドラマにするとホント面白い。ドラマで良くみかけるテーマ!

恋愛したい結婚したい・・・でもいざ結婚するとそこにはいろいろな問題が起こる。

このドラマは高校の同級生だった30歳の2人独身女子と1人のバツイチ女子がマンションで同居する日常が描かれています。

そしてその部屋に2人の男性が居候することになり、やがて恋愛感情が生まれてきます。

週末にはバツイチ女子の娘や元夫もやって来て色々な騒動が起きます。

そんな6人の男女のルームシェアのような毎日が76話という長さで描かれています。6人がお互いの恋愛や悩み事を解決しようと助け合う姿がほのぼのとしていて。その女子3人を支えようとする男性たちがとても健気で誠実に描かれています。そんなところに台湾の恋愛事情が伝わってくる気がします。

それから、子役の女の子の仕草や話し方が本当に可愛くって視聴者の心を捕らえます。

私はアイ・ダーホァ役のタン・ユージャの大ファンなのでイケメンのユージャをずっと見ていられるオススメのドラマです。

そして台湾の日常の暮らしぶりがとても伝わってきます。例えば台湾では共働き世帯も多く朝食も外食だったり、テイクアウトして会社で食べたり、日本とは違う食生活が面白いですね。

中国ドラマでは一人っ子が多いけど台湾では兄弟や仲間との絆がよく描かれているところも台湾ドラマらしいです。

 

 

 

 

 

 

登場人物

徐婉廷(シュー・ワンティン)リー・ウェイウェイ 出版社に勤務する気が弱くて優しい性格の占い好きな普通女子

夏之勤(シア・ジーチン) シャオ・シュン    派遣の女王、25人の元カレと今だに仲良しの肉食系ワイルド女子

江文琪(ジャン・ウェンチー)ホン・シャオリン  出版社で部長を務めるキャリアウーマン突然夫と離婚し徐婉廷達の家に居候

艾德華(アイ・ダーホァ) タン・ユージャ    マカオでホテルを経営している御曹司。

林偉中(リン・ウェイジョン)Darren・邱凱偉   台湾の大学で中国語を研究する超真面目人間。

陸至遠(ルージーユェン) チャン・ハン              江文琪の元夫。離婚後一人娘を育てながら復縁を考える喫茶店のオーナー

 

                                         

  台湾ドラマ2014年作品

 

 

 

 

簡単なあらすじ

出版社に勤めるワンティンは高校時代からの親友・ジーチンと同じマンションに住んでいる。そこにもう一人の親友・ウェンチーが夫と離婚して引っ越してくる。

この3人のマンションに偶然旅先のマカオで知り合ったダーホアとウェイジョンが居候することになってしまう。

ダーホアとジーチンはマカオで一夜を共にした仲だった。ウェイジョンとワンティンもマカオでちょっとした騒ぎを起こすが仕事先でもまた偶然出会う。

離婚したウェンチーには娘がいて週末は娘もこのマンションにやって来る。ウェンチーの元夫ジーユェンはウェンチーの事が諦めきれず。ウェンチー自身もまだ彼の事が好きな様子。それを見た4人は2人を復縁させようといろいろな作戦を練る。この2組の独身男女と離婚した夫婦の恋愛と仕事などを通して6人が30歳という節目の年齢を意識しながら成長していく姿が描かれてく。

 

 

 

 

 

 

ネタバレ感想
 

6人の中で一番印象的だったのはやっぱり私の好きなタン・ユージャ演じるダーホァとジーチンの関係です。高校生の頃両親を事故で亡くし孤独に生きてきたジーチンはダーホァを真剣に好きになったのですが、ダーホァは病気で6年後の生存率が5割未満と知り、恋愛関係になることが怖くなってしまいます。でもその困難を乗り越えようとしていく彼女の姿と周囲に病気を隠し元気なふりをして日常を過ごしていくダーホァの演技がとても良かった。

それから主演のワンティンが初めは気弱で失恋から立ち直れない女の子だったのが、仕事を通して編集者として一人前に成長していく姿も素敵でした。こんな30歳を迎えたいなとおばちゃんの私までもが思ってしまいました。

 

76話という長い物語ではあったけど、6人の日々の暮らしを淡々と覗き見していくのは全く飽きず面白かった。

朝起きて6人で朝食をとり仕事をして家に帰り、また6人で夕食を食べて夜のゆったりとした時間が流れていくという繰り返しの毎日には  まるで7人目の同居人になった様にドラマを鑑賞してしまいました。

主役が女性3人のドラマはたくさんあると思いますが、このジャンルが好きな人にはとても楽しめる作品です。