タイムマシンがあったなら、<ミッドウエーの勝利>という妄想
一昨日の、このブログにおいて、鈴本は、子供の頃見た、テレビドラマ
<タイム、トンネル>を,約50年ぶりに、、、、
ああ、あの<タイムトンネル>→時間旅行というものができたら、、という
悪夢にうなされて、、その結果、、→27年前に初めて鈴本が訪れた時代の
ここフィリピンのクラーク地区にワープして、、やがてすぐに ピナツボの大噴火
〈1991年>によって、土地が大暴落してタダ同然になった、このあたりを買い
占めておけば、、いまごろは ウッヒッヒ、、の何十億?の大富豪?という、、、
浅はかな夢、いや妄想を抱いたのであるが、、、
あの妄想というものを抱いた翌日、、前夜の夢から覚めて、、すこし冷静になって
考えてみたら、、確かに、ピナツボ山の爆発直後に、土地を買い占めることは
簡単なことではあった、実際、あの当時 若かった鈴本は、ここの土地に存在した、
アメリカの空軍基地というものが、まっさきに撤退を決めると まさに 投売り、いや
叩き売り、、という、まさにこのフィリピンが本家本元であるバナナの叩き売りのごとく
土地というものが、タダ同然になった時代を,その目で 見て知っていたからである
じゃあ27年後の現在の、発展した姿を知っている自分が、そこへワープして
1000万くらいで 何十ヘクタールもの土地を買うことができたとしても、、、じゃあ
その土地が、、何百倍にもなる現在までの25年間は、当たり前だが 今の価格に
なるまで 鈴本は指をくわえてみてなくちゃなんない、、という原理に気がついたの
だな、、、
長い、、長すぎるのである、、幸い、鈴本は、持って生まれた悪運、いや幸運の
強さというもので、奇跡的に、いままで生きのびてきたが、、これをもう一度
あの悦楽いや打ち込み、いや愛と危険に満ちた、やばかった今までの27年間の
人生というものを やりなおせ、と言われたら、、ほぼ間違いなく 自分はパタイ、、
どこかで撃たれて、、お釈迦になっていたと思うのだ、、つまり、タイムマシーンに
乗って 自分が過去へ行って 安かった土地をたっぷりと仕込んできたとしても、
現在の価格になるまでの時間というものを、サヌックに生きのびてこられなければ
すべてはムダなのだ、、、という、すこし考えて見れば、よくわかる時間旅行という
ものの裏に潜む、<もう一つの罠>というべきか、いわば、陥穽というものがある
ことに、鈴本は気づいたのである、
そういえばふと鈴本は以前 元自衛官で友人の軍事オタクである片倉と雑談をした
ときのことを思い出していた 15年くらい前、 まだス○イパーのあった頃のプノン
ペンでの話だ、 片倉は戦前の旧日本海軍の提督で、ミッドウエー海戦時に空母
<飛龍>の艦長を務めた、山口多聞のことを崇拝していた、、
そのとき鈴本は片倉に、こう聞いた<片倉さんあのミッドウエー海戦の最中に もし
あなたがタイムマシンでワープできたとして、そのとき南雲中将に あなたが憑依、
いや乗り移ったとしたら、あなたはどうしますか?>
片倉は答えた、、<もちろん、自分の大好きな、山口多聞の上申をすぐ聞いて
モタモタしてないで すぐに全機を発進させて、、遅れてきた利根4号機からの
報告があった空域、、<敵航空母艦らしきものが見ゆ、、>という地点へ総攻撃を
かけさせますよ、、>
もし片倉が南雲であったのであれば、ミッドウエーで日本は勝利、いや完全勝利
までもは難しくても、敵艦隊の空母3隻を沈めて、味方は2隻か1隻がやられる
くらいの→7割くらいの勝利というものは、できたかもしれない
そうなればミッドウエーでの敗戦の責任をとらされた→ユダヤ資本の代弁者である
ルーズベルト大統領は辞任に追い込まれ、かわりに新大統領についた共和党の
候補者は、きっと適当なところで、これ以上無駄な血というものが流されないために
日本との講和という道を歩んだ可能性は高い、と鈴本は思う、この結果というものは
まさに<開戦後、半年程度は 大暴れしてみせますが、、>と太平洋戦争開戦前に
語ったとされる山本五十六の描いた戦争のシナリオというもの、そのものともいえる
つまり山本五十六は 日露戦争時において、バルチック艦隊を破って、なんとか
ロシアを相手に 戦いを勝利に導いた、東郷平八郎の姿に、自分を重ねてみた
かったのだ、、しかし史実はそうはならなかった、、現実の歴史は、たった数時間
の間、南雲がもたついている間に 事前に日本艦隊の全情報を暗号解読していた
米国艦隊は南雲艦隊に殺到したのである
さて 昨日はそんな <タイムマシンがあったならば、ミッドウエーで日本艦隊が
勝利する>、などという妄想にとりつかれていたのであるが、、今朝になって、さらに
冷静になってみると、、あの時にミッドウエーで日本が勝って、そのままアメリカと
講和という結果になっていたならば、、いったい70年後の現在は、どのような世の
中になっていたのであろうか???
まず太平洋をはさんで、東側、ハワイから東は、アメリカの支配する地域、、逆に
ミッドウエー島から西側、、フィリピンも、グアムも さらに南洋の東南アジアの
すべてが 日本が支配したことであろう、、当然 韓国、北朝鮮などは存在しない
ので 片倉などは狂喜の世界である、、中国は、毛沢東が支配することはなく、
蒋介石の率いる中華民国が,北京に首都をおいて、資本主義国になったであろうが
汚職はひどそうだな、、もっとも共産党が支配する現在でも、中国人の血というDNA
そのものに変わりはないが、、、
それより鈴本が杞憂するのは アメリカと講和した後の、大日本帝国というものの
姿の方である、、かつての日露戦争のあと、、勝利でいい気になった軍部の暴走と
いうものが、史実としての太平洋戦争で日本を滅亡に向わせた、、ただ、今はSF
フィクションの世界においての鈴本の友人片倉が南雲中将に憑依してミッドウエーを
勝利に導いた、という架空戦記の話をやっている
そこで長かった1945年から現在までの、、同じ戦後は戦後でも勝利の後の、と
いう姿を全部イメージすることは もはや鈴本のような小者の想像力を遥かに超えて
しまっている、、ひょっとしたら作家檜山良昭の言うようにアメリカと講和後の日本が
さらにインドやシベリアの権益をめぐって今度はヒットラーの支配するナチスドイツと
激突する、ということだって本当にあったかもしれない そうなれば今度は第3次
世界大戦ということになる、、
そんな、とんでもない軍事大国の時代になんか、自分は生まれてきたくなかった、
と鈴本は思った、、アメリカの属国と言われようが、自国の軍隊や外交というものが
できない惨めな姿であろうが、、こんな時代に生まれてこれたことのほうが、自分は
幸せであった、、だからこそ15年前のス○イパー、、いやプノンペンで、片倉や、
その他の大勢の個性的な人物と鈴本は知り合うことができた、、、もっともその
大半はクソであったが、、、、
### 鈴本の話はフィクションです
ナナ
