ヘレンメリルの 魅力
< ヘレンメリルwithクリフォードブラウン >より
昨日 当ブログに書いた JAZZシンガー、、ジュリーロンドンについての
アクセスが前々日の倍、<、といっても100未満ではあるが>好評だったので
今日は 彼女に続いて 日本では人気の高い女性ジャズシンガーである
ヘレンメリルについて書いてみたい
自分も青春時代、、つまり1970年代中期ごろは このヘレンメリルの
ハスキーボイスにかなり 入れ込んだ時があった
ヘレン、メリルは 1966年ごろから一時期 日本人と結婚していた時代があって
当時としては非常に貴重な日本贔屓な女性であった、、などという記事を
平凡パンチあたりのグラビアで見た記憶がある、、
昨日 このブログで紹介したジュリーロンドンなどとは違って ヘレンメリルの声
には ハスキーな中にもどこか湿り気のようなものが混じっていて、そのあたりが
現在の日本人にも受けるところらしい、、、とにかく彼女には飛びぬけて日本人
<特に男性>ファンが多いようである、、
<ユード ビ ソ ナイス トウ カム ホーム>⇒帰ってきてくれたらとても嬉しいわ
と最初は訳されたタイトル曲だが、その後 NHK深夜便を聞いていたら それは
間違いで あなたが帰ってきてくれれば きっといいことがあるかもよ、、が
正しい、、と言っていた、、、ところが最近 見たある記事によると NHK深夜便も
間違いで もっと正確には 出かけていたのは男の方じゃなくて自分の方であり
<自分が家に戻った時にあなたがいてくれたら とてもうれしい>が正訳なのだ
という、 なんだか こっちの頭が混乱してきた、、
ところで 彼女のファーストアルバムである クリフォードブラウンと共演したこの
一枚を、このあと越える作品には とうとう 彼女は編み出せなかった と言ったら
彼女には少し残酷かもしれないだろうか、、しかしそれは事実のような気もする、、
逆に言うなら 1955年に作られたこのファーストアルバムができた時点で
ヘレンメリルの実力は、ほぼ完成していた、、ともいえる まあレコードを
吹き込む以前において 相当のキャリアを積んでいたんだな、、、
このエピソードと関係はないが、、最近同じくNHK深夜便で 荒井由美の時代から
たどる ユーミンの特集を聞いて 驚いたことがあった
最近はあまり聞かなくなった彼女のデビュー前後の作品、たとえば<卒業写真>や
<ルージュの伝言>などを今 聞きなおすと 圧倒されるくらい斬新なのだ、
たしかにその後ユーミンのサウンドは洗練され よりソフィステイケートされたことは
言うまでもないが ユーミンらしさがきわどく出ているという意味ではデビュー後の
初期作品群に軍配が上がる、、と思う
悲しいことだがアート作品全体にいえることなのだ、、年期をつんだ方が良いモノが
できるとは限らない、ということが現実なのだ
パリの裏町の冬景色を描いたユトリロの絵に いいなあと思えるものは彼の
デビュー後の数年に集中している
もちろんセザンヌのように 老成期に入ってから 風景などで代表的な
傑作を多くものにした作家もいるが どちらかといえば少数派に入るだろう
ナナ
